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8/10(土) ニュース

2013/8/10(土) ニュース

<今日のツイートテレビニュースの話題>
                                                                                                                    Font MSP ゴシック サイズ11

2013/8/10(土) ツイートTV



1 集団的自衛権を変え専守防衛から北朝鮮へ日米共同攻撃
2 広島投下を決定した天皇 長崎は反カトリックの米のために
3 日航機墜落の原因を追求させない日米の秘密
4 日米通商交渉条約で米キリスト化を進めた新島襄と中曽根康弘
5 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて








<ニュースウォッチ12:今日のニュース>
1 集団的自衛権を変え専守防衛から北朝鮮へ日米共同攻撃

2013/8/10(土) 概要 集団的自衛権を変え専守防衛から北朝鮮へ日米共同攻撃
2013/8/10(土) ツイートテレビ ニュース 概要 集団的自衛権を変え 専守防衛 北朝鮮へ 日米共同攻撃

集団的自衛権 国民が納得いく議論必要
(2013年8月10日午前6時53分)

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/44757.html

憲法改正により自衛隊の国防軍化を狙う安倍政権は、集団的自衛権の憲法解釈見直しに強い意欲を見せている。自民党政権は長年にわたり、集団的自衛権の行使は許されないとしてきた。第1次安倍内閣で「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げた安倍晋三首相が、巨大与党として強権を手中にした今、強い意志で政治信念の実現を図ろうとしているようだ。中身の国民的議論が全く不足している中で、平和憲法を変質させることにならないか。

 政府が「憲法解釈の番人」と呼ばれる内閣法制局長官に、集団的自衛権行使の容認派、小松一郎駐仏大使を充てたのは、安倍首相の布石であろう。内閣法制局長官は政府の憲法解釈を担う重要なポスト。次長が昇任する慣例を破る異例の人事だ。

 集団的自衛権とは、自国が直接攻撃されていなくても、密接な関係にある他国への武力攻撃を実力で阻止する権利である。

 国連憲章は、加盟国の「固有の権利」としているが、政府はこれまで国会審議などで、集団的自衛権は「憲法9条が許容している必要最小限度の範囲を超える」として、行使は許されないと解釈、答弁してきた。

 自衛・有事に関わる法律の作成や可否の前提となっていた憲法解釈が容易に覆せるのなら、法治主義の根幹が揺らぐ。連立を組む「平和の党」公明党の山口那津男代表は、集団的自衛権の行使容認に反対している。

 第1次安倍内閣当時の2007年に設置された有識者による「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は、2次内閣発足後の今年2月から議論を再開させた。検討課題である4ケースのうち、集団的自衛権に当たるのが「公海での米艦艇の防護」と「米国に向かうかもしれない弾道ミサイルの迎撃」だ。安保法制懇は、従来の政府見解の狭さを指摘しており、武力行使容認の報告書を年内に作成する方向とみられる。

 他国防護のための武力行使容認は法論理上、現憲法下では導き出し得ないとの指摘がある。ハードルが高い憲法改正を回避する形での解釈変更は大きな問題をはらむ。有事の際、日米両国が軍事行動を共にすれば、死傷者が出る恐れもある。

 安倍政権の急激な右展開。防衛省は7月、「新防衛計画の大綱」中間報告で、離島防衛のための海兵隊機能充実や弾道ミサイル対処態勢の総合的向上の検討を列挙した。一連の動きは「専守防衛」の転換につながる。

 安倍首相は集団的自衛権の見直しの根拠に「国際的な安全保障環境の変化」を挙げる。同時に「平和主義が大前提」として「地域、諸国に誤解がないよう丁寧に説明したい」とする。確かに、東アジア情勢は急速に悪化している。日米同盟や国際連携の強化は重要だが、対中韓関係が一層緊張する恐れもある。米国の懸念もそこにある。日本はあくまで「平和主義」追求の中心軸であるべきだ。



----------------------
集団的自衛権とは 日本が危ない 自衛隊はあんたのおもちゃじゃない!

http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/JaakuAmerika27.htm

Goodbye!_mgr @Goodbye_mgr

米と軍事同盟結んでる事忘れてる人いるけど、もともと米が戦争始めたら自動的に参戦する義務がある訳。逃げられない。これまでは憲法9条があったので米も無理強いは不可だった。安倍さんがその解釈を前面容認、則ち本来の軍事同盟を果たすとゆってるわけ。必然的に巻き込まれるし最前線に立たされる訳




「集団的自衛権行使について、「憲法解釈の変更でやっつけるんだ」と動きが加速してきました。
想定されていたことですが、安倍政権の暴走が始まりました。もう誰も止められないステージに入ったという理解です。一人を除いて。

そこで、このページもその事態の激変に合わせて、追記と再編をおこなうべく着手しました。
初版から8年余、これまでは基本的な変更はありませんでした。
が、 これからはページの内容が次々変わっていく・・・のような衝撃的な事態に進んでいくことが予想されます。
このページがどんな風に変わっていくか、漠然とはみえていますが、具体的詳細までは読めていません。
出たとこ勝負です。 お付き合いいただけましたら幸いです。

日米同盟は軍事同盟、すなわち血の同盟である

「血の同盟」は安倍晋三氏のご本の中にでてきます。
実はこの認識がベースにないと、集団的自衛権という問題をちゃんと理解できないのですが、
政府は無論のこと、テレビ・新聞も積極的に国民に周知してきませんでした。
ですから、ほとんどの人はこれを知りません。
その象徴が「日米同盟:未来のための変革と再編(仮訳)」という行政文書です。
2005年10月29日に調印されています。
 (町村信孝(まちむらのぶたか)外務大臣と大野功統(おおのよしのり)防衛庁長官がサイン、小泉政権)
この日を境に日米同盟と名を変え、名実共に軍事同盟となり決定的に変質しました。同時に、日米関係もそれに従い、様変わりしました。

この文書名で検索しても、新聞社が取り上げた形跡を見つけることは困難です。
国民がこの文書の実態を知ってしまったら、日米両政府が描いているシナリオが崩壊してしまう・・・
そう慮ったテレビ・新聞が足並み揃え、どの社も取り上げないということで今日まできたのだろうと理解しています。
それほどに決定的で重要なものだ、ということでしょう。

日米安保条約を上回る内容にサインさせられ、どう変質したのか
ちなみに現行の日米安全保障条約はれっきとした二国間条約であり、きちんと日本語の正文があります。
もちろん、議会の批准をうけなければなりません。
が、この文書には日本語の正文すらありません。議会にかけることもなくサインさせられました。
無論これが初めてではなく、これまでも国民を舐めた脱法行為を繰り返してきました。
それは 1995年2月ナイ・イニシアティブから始まりました。いわゆる安保再定義、日米同盟再定義。
国会に掛けることなく実質的な日米安保条約の改定を繰り返してきました。

日米同盟と名を変え、名実共に軍事同盟に変質したその肝はこの2つ、決定的に変質した。


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服部順治 ‏@JunjiHattori 12秒
あーあ大阪市のまず幼稚園を2020年までに全て民営化か!TPPの法律で日本をがんじがらめにする前に創価学会の橋下らは日本を米企業に売り渡すつもりだな!社会インフラを弱体化させ米が統治する!
「大阪市、11幼稚園を民営化し8園を廃止へ」


http://news24.jp/nnn/news8897860.html

大阪市は8日、市立幼稚園について11の園を民営化する案を発表、計画案では8園が廃止となる内容になっている。橋下市長が進める市政改革の一環で、59ある幼稚園を6年間かけて段階的に民営化するよう検討している。第一期計画案では西区の靭幼稚園など、施設が充実していて園児確保の見通しが立つ11園が民営化されることになる。一方で、西成区の津守幼稚園など園児数が少なく周辺に受け皿となる施設がある8園が、廃園に向け募集を停止するという。民営化を巡っては保護者などから慎重な意見も多く、残る幼稚園については民営化された園の状況をみて引き続き検討する方針。
[ 8/8 18:43 読売テレビ]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://kiziosaka.seesaa.net/article/297697277.html
橋下市長が『条件』 公立幼稚園 存続か?廃園か?」
MBS NEWS 2012.10.12

http://www.mbs.jp/voice/special/201210/12_post-126.shtml

 今回の特集は、存亡の危機に立たされた大阪市の公立幼稚園の話です。
 子どもの数が少なく、経費もかかっているとして閉園の方針を示す市に対して、通園を希望する子どもは多いと存続を訴える保護者たち。
 双方の主張が対立するなか、橋下市長がある条件を出しました。
 果たして、この幼稚園はどうなるんでしょうか?
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 大阪市西成区にある市立津守幼稚園。
 今年で創立64年を迎え、近隣地域を中心に4才と5才の園児が通っています。
 幼稚園の敷地は小学校と隣接していて、緑に囲まれた静かな環境で保育が行われています。
 しかし・・・
(Q.何人のお子さんが通われているんですか?)
<津守幼稚園 浅野利彦園長>
「現在5歳児が15名、4歳児が6名ですね」
(Q.少ないといえば少ない?)
「少ないですね」

 ここ数年、園児の数は年々減少していて、4歳児と5歳児あわせて70人の定員に対し、およそ3割。
 大阪市が存続の目安とする、定員の7割に遠く及びません。
 同じ西成区内には他に3つの幼稚園があり、津守の園児21人なら受け入れ十分可能です。

<大阪市こども青少年局 幼稚園運営企画 笠井康孝課長>
「あの地域の幼稚園ニーズが減少していると分析しています。集団教育に支障があるし、税金もかかり効率が悪く、その2点から休園する判断をさせていただきました」
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再生リスト:「国民の生活が第一」を支援する市民大集会 2012/9/1
http://www.youtube.com/playlist?list=PL2617FA4CFF36F3C5


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今日のイベント
原発関連:集会・イベント情報、Ustream番組表
http://2011shinsai.info/event/

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閑話休題

ツイッターの流行がわかる日刊ツイッターランキング 
http://twinavi.jp/news/daily?ref=top

今、話題の動画のランキング tweetmovie ツイートムービー 
http://tweetmovie.jp/

NAVERタブーまとめ

http://matome.naver.jp/topic/1LwS6







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<<日本 クローズアップ現代:国内の話題>
2 広島投下を決定した天皇 長崎は反カトリックの米のために

2013/8/10 広島投下を決定した天皇 長崎は反カトリックの米のために
クローズアップ現代 日本 国内問題 クロ現 原爆投下 必要なかった 広島投下 決定した 天皇 長崎 反カトリックの プロテスタント アメリカのため




あー第2の小沢バッシング、その標的に!
@kaoru_izuna 週間新潮は・・社長が電通出身。脱原発を叩くわけだ。メディアを支配し、原発安全神話を捏造、国民に誤った知識を流布したのはまさに広告代理店。 山本太郎氏ブログで潔白を主張http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130807-00000057-spnannex-ent … …


trinity ‏@0311trinity 15時間
フクシマ汚染水、最悪の推定で、ドラム缶3000本分=600トンが毎日、海に流出http://mainichi.jp/select/news/20130808k0000m040082000c.html …  pic.twitter.com/fGx5vLi57x


金子勝 ‏@masaru_kaneko 8月7日
経産省が今度は、福島原発汚染水の海への流出対策のために、来年度、研究費の名目で予算要求=税金投入する。ずるずる公的資金を注入して失敗した90年代の不良債権処理とそっくり。東電の経営形態と賠償スキームの根本的見直し抜きに国民に負担転嫁。
http://goo.gl/mmFtX2


服部順治 ‏@JunjiHattori 8時間
あー東電は以前から「政府が進めた原発建設の事故の責任は政府が負うのは当たり前」と言明
@masaru_kaneko 経産省が今度は、福島原発汚染水の海への流出対策のために、来年度、研究費の名目で予算要求=税金投入・・東電の経営形態と賠償スキームの根本的見直し抜きに国民に負担転嫁。


sakamow ‏@ysakamo 9時間
これは酷い。真実を話す気が全くない…。
【海洋サンプリングは表層水だけ採取し、海底を採らない理由も確認事項。】
2013/08/07 東京電力 記者会見 17:40
7
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95397
… @iwakamiyasumiさんから


服部順治 ‏@JunjiHattori 8時間
ふー原発事故以来、東電のその傾向は変わらず
@ysakamo @iwakamiyasumi これは酷い。真実を話す気が全くない【海洋サンプリングは表層水だけ採取し海底を採らない理由も確認事項】 2013/08/07 東京電力 記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95397 …


Hironobu SUZUKI ‏@HironobuSUZUKI 22時間
いきなりル・モンドの一面が「福島で汚染水が毎日300トン海に排出されている」って記事がデカデカとorz 日本人の方が危機感がない。どーゆーことよ、と。
http://www.lemonde.fr/ pic.twitter.com/jaAQNEZJHL


服部順治 ‏@JunjiHattori 8時間
ふーあきらめ感かな。安倍ら自公維新みんな幸福に
@HironobuSUZUKI いきなりル・モンドの一面が「福島で汚染水が毎日300トン海に排出されている」って記事がデカデカとorz 日本人の方が危機感がない。どーゆーことよ、と。
pic.twitter.com/ygeUeQG1EF


東京新聞政治部 ‏@tokyoseijibu 8月6日
安倍晋三首相が広島で被爆者団体の代表と面談。「原発廃止を」との訴えに、原発推進の方針を強調しました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013080602000246.html


Masa Okumura ‏@mokumura 8月6日
有名な広島市立高女の原爆慰霊碑であるが、原爆とは刻まずに有名なアイシュタインの E=MC² の式が刻んである。占領下で米軍は「原爆」の表現を禁じてそうなったらしい。原爆と原発もこの式が基本で繋がって、この式がなければ原爆も原発もない。

pic.twitter.com/2u0XVh9ISb


Masa Okumura ‏@mokumura 8月6日
有名な広島市立高女の原爆慰霊碑であるが、原爆とは刻まずに有名なアイシュタインの E=MC² の式が刻んである。占領下で米軍は「原爆」の表現を禁じてそうなったらしい。原爆と原発もこの式が基本で繋がって、この式がなければ原爆も原発もない。 pic.twitter.com/2u0XVh9ISb


服部順治 ‏@JunjiHattori 8月7日
えっ?何この禁止措置って?
@mokumura 有名な広島市立高女の原爆慰霊碑であるが、原爆とは刻まずに有名なアイシュタインの E=MC² の式が刻んである。占領下で米軍は「原爆」の表現を禁じてそうなったらしい。原爆と原発もこの式が基本で繋がって、この式がなければ原爆も原発もない



米国指令で「広島」原爆投下地決定したのは昭和天皇 !?


http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-ba5e.html

-現人神と神格化され、国民は直接会う事が出来ずご真影を拝まされていた昭和天皇の、これが実像だったのか。戦前昭和、先の戦争、戦後日本に幻滅を覚える-

 本日8月6日は「広島原爆の日」です。昭和20年(1945年)のこの日人類初となる原子爆弾が投下されてから、今年で満68年となります。
 今回はこの広島原爆投下に関して、大変語りづらい「昭和史の真実」を見ていこうと思います。

 こと「日本史」に限ってみても、さまざまな新資料の発見などにより近年各時代に新たな光が当てられ、従前の定説を覆す学説や見方が現われてきています。
 その一つが上古に起きた有名な大化の改新です。従前はこれによって我が国は、より文明的な律令国家へと向かうことになったなど肯定的な捉え方が主流でしたが、それとは異なる負の側面が最近クローズアップされてきているのです(これについてはいずれ記事にするつもりなので、今回種明かしはしません)。

 また一昨年の『真実の近現代概略史(4)』で既に見たとおり、坂本龍馬をはじめとする薩長土肥の下級武士たちが原動力と教えられた明治維新は、実はユダ金ロスチャイルド(&フリーメイソン)が裏で糸を引いていたのでした。
 その構図は日清戦争、日露戦争、日米戦争まで変わることなく続いたのでした(ただし日米戦争頃から米国ロックフェラーが新たに加わった)。

 お断りしておきますが、私が今回のようなことを述べるのは、虚飾に覆われた偽りの歴史ではなく、あくまで「真実の歴史」を知りたいからなのです。
                       
 タイトルとした『米国指令で「広島」原爆投下地決定したのは昭和天皇 !?』は、実は2011年8月『昭和天皇の戦争責任(1)』記事の中で既に述べられていたことです。「述べられていた」と他人事なのは、この記事は私自身が書いたものではなく、あるサイト記事の転載であるからです。
 この記事には「昭和天皇の戦争責任は明白だ」としか思えないエピソードがふんだんに盛られていますが、今回はそのうち「広島原爆投下」に特化して見ていこうということです。 
                       
 その前に、昭和天皇は先の戦争に本当に関与していたのかどうかだけは簡単に見ておかなければなりません。

 これについては、極東軍事裁判における、日米開戦時の首相だった東條英機の「我々は、陛下のご意志に逆らうことは有り得ないのであります。」という証言がすべてを物語っています。
 なおこの証言を知った昭和天皇は、超A級の戦争犯罪人として処刑されるのではないか、と焦ったそうです。それから天皇は、キーナン主席検事に上流階級の女性を提供するなどの裏工作を必死で行ったというのです。

 終戦までの昭和天皇は宮中の書斎にナポレオン像を置いていたほどの大のナポレオン狂で、太平洋戦争はナポレオンの戦略・戦術をなぞったものだった、という指摘もあります。
 緒戦となる真珠湾攻撃「成功」の報に接した時は、欣喜雀躍したそうです。
 戦時中の天皇は十分聡明で、一つ一つの作戦に御前会議などで直接指令を発していた、というのです。
                    
 このような「戦争好きの馬鹿ロマンチスト」(戦後のある華族の昭和天皇評)という戦時中の天皇の実像の延長線上に、今回問題となる「原爆投下地広島」決定問題があるのです。

 広島に原爆が投下された8月6日の2ヶ月前となる6月、この時点で昭和天皇は原爆投下の情報を当時の実質的米国権力者のスティムソン陸軍長官からの指令で受け取っていたのです。
 もちろんスティムソン陸軍長官から直々にということではありません。同長官はまずグルー駐日大使に伝えました。それから日本側の「ヨハンセングループ」に伝えられ、それを経由して宮中の天皇に届いたのです。

 ヨハンセングループとは何でしょう?これは当時の日本最大の米国スパイグループを意味しています。驚くべきことに「鬼畜米英」が叫ばれていた戦時中に、米国のスパイたちが暗躍していたのです。
 ヨハンセンとはある特定の個人を指す米国のスパイコードネームです。誰かといえば当時外交官だった吉田茂です。戦後名宰相とうたわれ最長政権を築いた吉田の戦前・戦時中の姿はスパイだったのです。

 中心人物の吉田茂のほかに、牧野伸顕、樺山愛輔、岡田啓介、米内光政ら外交官や海軍首脳がいました。当然のことながら彼らは戦後A級戦犯指定を免れています。

 余談ながらー。ヨハンセン吉田の孫が、今「ナチス容認」発言で国際的物議をかもしている麻生太郎副総理です。なお戦後A級戦犯指定を解かれ、首相となり60年日米安保条約を締結した岸信介は、戦後米国CIAのスパイでした。その“偉大な祖父”を尊敬しているのが安倍晋三首相なのです。
 今この国を牛耳る極右政治家二人の祖父が、共に米国の売国スパイだった。何ともグロテスクな構図ではありませんか。

 終戦直後の昭和天皇とマッカーサーとの会見は単なるセレモニーで、実は終戦の前に連合国側は天皇家の存続と昭和天皇の生命、財産の保全を決めていたのです。天皇制をうまく利用する方が日本統治上好都合と判断したからです。
 それを事前に知らされていた昭和天皇は、だからこそポツダム宣言も安心して受諾したのです。

 それはともかく。米国側からヨハンセングループを通して原爆投下地を決定するよう要請された昭和天皇は、「広島」と返答しました。
 なぜ広島だったのか?それには理由があったのです。
 その時点で終戦決定していた天皇にとって、一番の障害となることが予想されたのが陸軍の存在です。終戦と聞いてクーデターを起こしかねなかったからです。

 ついでに言えば昭和天皇は大の陸軍嫌い、裏を返せば「大の海軍びいき」でした。緒戦の真珠湾攻撃からミッドウェーなど各海戦がまず行われたように、日米戦争は海軍主導の戦争だったのです。
 しかし海軍の責任を追及することは天皇の戦争責任に直結するため、戦後その事実は隠蔽され、陸軍にすべての責任を押しつける「陸軍悪玉説」「海軍善玉説」が広く流布することになったのです。

 さて広島には陸軍の半分を指揮する第二総軍司令部がありました。ここが壊滅すればクーデターが防止できる。そう読みきった天皇は、「広島」と米国側に伝えたのです。

 マンハッタン計画により史上初の原子爆弾を完成させることに成功した米国は、第2次世界大戦のどこかでその威力を確かめたくてうずうずしていました。しかし同じ白人種であるドイツ国民に対して使用するつもりはまったくなく、当初からターゲットは黄色人種の日本国民だったのです。
 歴史の皮肉として昭和天皇が介在し、人類初の原爆が「広島」に投下されました。しかし広島ならずとも、日本の主要都市のどこかに原爆が落とされるのは確定的だったと言えます。

 だから以上述べたことが史実だったとしても、今さらあの世の昭和天皇を責めても詮無いところがあります。しかしこれ一つ取っても、「昭和天皇の戦争責任」は大有り、言い逃れ出来ないはずです。

 それにしても米国の手口は巧妙かつ狡猾です。日本の天皇を人類初の原爆投下の共犯者にしてしまったのですから。以来68年経っても米国政府が日本国民に謝罪しないのは、それが大きな理由なのかもしれません。 

 (大場光太郎・記)

関連記事
『昭和天皇の戦争責任(1)』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-6425.html
『真実の近現代概略史(4)』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-ecc7.html


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米軍機B29はなぜ皇居を空爆しなかったのだろうか

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110688771

米軍は陸・海軍、国務省、COI(情報調整局、OSSの前身)などを中心に開戦前後からすでに日本占領政策の研究を始めています。
その中で天皇を処罰する案なども検討されますが、
結果的には日本の国民性を考えて天皇を利用したほうが占領政策はスムーズにいくというものでした。
その素案自体は開戦翌年の昭和17年には文書化されています。
つまりアメリカは開戦直後からすでに戦後を見据えていたわけです。





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こんにちは!カトリックとプロテスタントについて教えて下さい。

こんにちは!カトリックとプロテスタントについて教えて下さい。日本では、プロテスタントの教会の方が多いのですか? 私の住む地域は、1:9ぐらいの割合でプロテスタント教会が圧倒的に多いです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1453175984

カトリックは一つの教会組織ですが、
プロテスタントはそこから宗教改革で分かれた教派(ルーテルなど)、
さらにその中から分かれた教派がたくさんあって
「プロテスタント」というのはその総称なので、
日本でも、一つの町の中で教派の違う教会がすぐ近くにあったりします。
(カトリックではこういうことはありません)
そのため、教会の数はプロテスタントの方が多くなるのだと思います。
カトリックとプロテスタントの信者の数は、
(諸説あるのですが)日本ではほぼ同数、世界ではカトリックの方が少し多いそうです。

ちなみに、私は長崎県出身ですが
長崎県では(島原半島や壱岐対馬を除いて)カトリック教会の方が圧倒的に多いです。
信者の数は9:1どころじゃなくて桁違いです。
ということは、長崎県以外ではプロテスタントの方が多いことになりますね(^^)。



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プロテスタント開教から日本基督教会に至るまで
http://www.calvin.org/rcjway2.htm


日本で最初のプロテスタント教会といわれるものが誕生しましたのは一八七二年明治五年でありまして、キリスト教に対する禁制が解かれたのは翌一八七三年であります。ですから歴史のスタートとしては、こちらの方が記念すべき年なのかもしれません。それにもかかわらずもっと前の一八五九年というのが、おそらくどのような書物を見ましてもこれが日本のプロテスタント教会の元年であるとされておりますのは、この時に宣教師たちが公に初めて日本にキリスト教の教職者として国内に入ることが許され、まだキリスト教禁制の下であるにも関わらず御言葉を述べ伝える準備を本格的に開始したというこの事実がこの時にあるからなのです。

 一八五八年、つまり出発点とされる前の年に日米修好通商条約が調印され、翌年に発行されました。これは私がお配りしましたプリントの二枚目以降のところに参考資料をいくつか付けておきました。皆さんにこういうような条文とか条例がこの時代あったというのを後でも見ていただけたらと思ってお配りしたのですけれども、こういう条約がありました。

 そこで、アメリカ人の宗教活動を自由に保障しまして、翌年、つまり出発点となる年にアメリカから様々なミッションの宣教師たちがやって参りました。とはいいましても当時の日本はまだキリスト教というのはまさに邪教でありまして、すぐに御言葉が述べ伝えられるというような土壌は全くなかったわけであります。厳しい制約や監視の下で、宣教師の方々は医療活動とか英語教育というものを日本伝道の準備として、また伝道の糸口として見出していたわけです。


※ただし長崎では多くのカトリック教会が既にあり、プロテスタントは邪教として警戒されていた

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浦上天主堂

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E4%B8%8A%E6%95%99%E4%BC%9A


浦上教会(うらかみきょうかい、英語:Urakami Cathedral)は、日本の長崎県長崎市にあるキリスト教(カトリック)の教会堂である。
長崎市の観光名所のひとつにもなっており、一般的には浦上天主堂の名で知られている。1945年の長崎原爆によって破壊されたが、1959年に再建された。1962年以降、カトリック長崎大司教区の司教座聖堂(カテドラル・大聖堂)となっており、所属信徒数は約7千人で、建物・信徒数とも日本最大規模のカトリック教会である。

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キリスト教の選民意識・異端者迫害~神に選ばれる羊と神に疎まれる山羊~

http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-84d9.html

いま、新橋の古本市で買った「NHK取材班(編)/踏みにじられた南の島」を読んでますが、アメリカ白人の思いあがった異常な考え方が紹介されていました。そのままこちらへ書き出してみます。

西部開拓を終え、フロンティアの消滅したアメリカは太平洋へ進出した。アルバート・ベバリッジ上院議員の1900年の演説からは、新たなフロンティア精神が、奇妙な使命感に支えられていたことがうかがえる。
 「神は未開の人をとりしきる世界のまとめ役として白人をお作りになった。我々がいなければ、世界は未開の闇へと逆戻りしてしまう。神はアメリカ人を、世界を再生に導く民としてお選びになった。これは神に与えられたアメリカの使命なのだ」

 西部開拓というと前人未到の地を切り開いていくという印象がありますが、西部開拓とは、ヨーロッパから侵入した白人が先住民を皆殺しにしてその土地を奪うことをいうのです。アメリカ白人のいう西部開拓フロンティア精神とは先住民を殺しに殺してその土地や資源を奪う精神のことです。それは、未開の人をとりしきる世界のまとめ役として白人がやると神が決めたことだとアルバート・ベバリッジ上院議員は言っているのですね。1900年のことです。

 つまり、西部開拓を終え、フロンティアの消滅したアメリカというのは、アメリカ大陸では先住民を絶滅に近い状態にまで殺し尽くしててその土地を奪いつくしたということを意味しています。アメリカ白人どもはこうしてアメリカの大地を先住民から強奪することが完了したので、次なるフロンティア目標として太平洋に浮かぶ島々やそのかなたにある国の先住民からその土地を奪うことに設定したというわけですよ。これが、神に与えられたアメリカ白人の使命=世界を再生に導くことだというから、何とも恐ろしい人たちじゃありませんか。生まれついての侵略者なのでしょうか?

  私は彼らの侵略行動にはキリスト教が深く関与していると考えています。キリスト教には、カトリックとプロテスタントがありますね。どちらも旧約聖書と新約聖書を聖典とします。なお、ユダヤ教は旧約聖書のみ聖典とします。カトリックは戒律が厳しく権威主義であり、プロテスタントは教皇や教会の権威を認めていないという違いがありますが、私はカトリックとプロテスタントが存在する理由は、欧米の支配権力層が、世界支配のツールとして使い分けるためと思っています。

今までカトリックだけだったキリスト教に新たにプロテスタントを造ると、キリスト教が二つに割れていさかいが生じます。勢力的に負けた方が、異端者として弾圧迫害され、生きるために祖国を出て、新天地を目指すということになるわけです。祖国を追い出されて他国へ行く人々=他国を侵略する人々となりますよね。
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オマケ:
あーキーコーヒーってコーヒー豆の関係からか、カトリックのマークをシンボルにしてるのか!

路傍のキリスト 
長崎カトリック キーコーヒー


http://blog.livedoor.jp/schizou/archives/51732117.html

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<世界 クローズアップ現代:海外の話題>
3 日航機墜落の原因を追求させない日米の秘密


2013/8/10 日航機墜落の原因を追求させない日米の秘密
クローズアップ現代 世界 クロ現 海外問題 日航機墜落 原因 追求させない 日米 秘密




日航機墜落28年、再発防止には「責任追及」か「原因究明」か




日航機墜落の真実を求めて
http://nvc.halsnet.com/jhattori/nikkou123/

日航機墜落 カテゴリー

http://wajuntei.dtiblog.com/blog-category-6.html

 「急な話ですが、日航機が墜落事故を起こした、8月12日(金)、また御巣鷹山の慰霊登山を行い、追悼慰霊祭にも主婦のジャーナリストとして参加してみようと思っています。またそれまでの過程も含めてUSTREAMで中継したいと思います。

 ただ御巣鷹山や上野村の電波環境はまだわかりませんので、中継がどうなるか実際に行ってみるしかありません。
 なおガイガーカウンタをお持ちの方はあるブロガーの方がおっしゃるような中性子爆弾を搭載されたミサイルなどの影響が残っているか検証してくださればありがたいかと思います。日航機墜落事故では無関係かと思われますが、もし検知された場合はこのブログのコメントでご紹介していただければありがたいかと思います。
 
 ただ一般の原発事故以上の放射線量が検出されるかどうかがポイントかと思いますが。なお検知された現場の写真などもございましたら、このブログの秘密のコメント欄にメールアドレスをお知らせいただければ、私のメールアドレスなどをお知らせしますので、添付してお送りください。匿名でご紹介いたします。」

と書きましたが、御巣鷹山に行ってきました。


 2011年(平成23年)8月12日(金)御巣鷹山慰霊登山・慰霊祭


 御巣鷹山を目指して






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<追跡!真相ゼロtoZ>
~ゼロの意味する原点の意味の原因を探り
 定量的、科学的にZの行き着く先の真相に迫る~

4 日米通商交渉条約で米キリスト化を進めた新島襄と中曽根康弘

2013/8/10 日米通商交渉条約で米キリスト化を進めた新島襄と中曽根康弘
追跡 真相 ゼロtoZ 八重 結婚し 日本のキリスト改宗 進めた 新島襄 日米通商交渉条約 米キリスト化 進めた中曽根康弘



新島襄

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B3%B6%E8%A5%84


新島 襄(にいじま じょう 英字表記:Joseph Hardy Neesima、天保14年1月14日(1843年2月12日) - 明治23年(1890年)1月23日)は日本の宗教家、教育者。同志社英学校(後の同志社大学)を興した。福澤諭吉らとならび、明治六大教育家の1人に数えられている。


幼少時代[編集]
天保14年(1843年)、江戸の神田にあった上州安中藩江戸屋敷で、安中藩士・新島民治の子として生まれる。本名を七五三太(しめた)という。この名前は、祖父・弁治が女子が4人続いた後の初の男子誕生に喜び「しめた」と言った事から命名されたという説がある。後に敬幹(けいかん)と改名。
元服後、友人から貰い受けたアメリカの地図書から、アメリカの制度に触れ、憧れを持つようになる。その後、幕府の軍艦操練所で洋学を学ぶ。ある日、アメリカ人宣教師が訳した漢訳聖書に出くわし「福音が自由に教えられている国に行くこと」を決意し、備中松山藩の洋式船「快風丸」に乗船していたこともあり、当時は禁止されていた海外渡航を思い立つ[1]。
函館潜伏 - 渡米[編集]


新島襄海外渡航の地碑(函館市大町)
元治元年(1864年)、アメリカ合衆国への渡航を画策し、「快風丸」に乗って開港地の箱館へと向かう。箱館に潜伏中、当時ロシア領事館付の司祭だったニコライ・カサートキンと会う。カサートキンは七五三太から日本語と日本の書物(古事記)などの手ほどきを受け、また聖書に興味を持つ七五三太に自分の弟子になるよう勧めたが七五三太のアメリカ行きの意思は変わらずカサートキンはそれに折れ、坂本龍馬の従兄弟である沢辺琢磨や福士卯之吉と共に七五三太の密航に協力した。
6月14日(7月17日)、箱館港から米船ベルリン号で出国する。上海でワイルド・ローヴァー号に乗り換え、船中で船長ホレイス・S・テイラーに「Joe(ジョー)」と呼ばれていたことから以後その名を使い始め、後年の帰国後は「譲」のちに「襄」と名乗った[2]。慶応元年(1865年)7月、ボストン着。
ワイルド・ローヴァー号の船主・A.ハーディー夫妻の援助をうけ、フィリップス・アカデミーに入学することができた。
岩倉使節団[編集]
慶応2年(1866年)12月、アンドーヴァー神学校付属教会で洗礼を受ける。慶応3年(1867年)にフィリップス・アカデミーを卒業、明治3年(1870年)にアマースト大学を卒業(理学士)。これは日本人初の学士の学位取得であった。アマースト大学では、後に札幌農学校教頭となるウィリアム・スミス・クラークから化学の授業を受けていた。クラークにとっては最初の日本人学生であり、この縁でクラークは来日することとなった。当初、密入国者として渡米した襄であったが、初代の駐米公使となった森有礼によって正式な留学生として認可された。
明治5年(1872年)、アメリカ訪問中の岩倉使節団と会う。襄の語学力に目をつけた木戸孝允は、4月16日から翌年1月にかけて自分付けの通訳として使節団に参加させた。襄は使節団に参加する形でニューヨークからヨーロッパへ渡り、フランス、スイス、ドイツ、ロシアを訪ねた。その後ベルリンにもどって約7カ月間滞在し、使節団の報告書ともいうべき『理事功程』を編集した。これは、明治政府の教育制度にも大きな影響を与えている。また欧米教育制度調査の委嘱を受け、文部理事官・田中不二麿に随行して欧米各国の教育制度を調査した。
宣教師任命 - 帰国[編集]


明治11年3月30日に新島が最初に洗礼を受けた安中教会の30人と共に。


新島襄旧邸・京都市上京区


結婚間もない新島襄と八重


1890年1月27日午後1時から、礼拝堂前の仮説式場で新島襄の告別式が執り行われた。参列者は北垣国道京都府知事をはじめ約4,000人。
明治7年(1874年)、アンドーヴァー神学校を卒業する。新島はアメリカン・ボードから日本での宣教に従事する意思の有無を問われると、即座にそれを受託した。明治8年(1875年)9月、宣教師志願者の試験に合格し、ボストンで教師としての任職を受けた。新島の宣教師として身分は「日本伝道通信員」(Corresponding member of the Japan)であった。[3]同年10月、アメリカン・ボード海外伝道部の年次大会で日本でキリスト教主義大学の設立を訴え、5,000ドルの寄付の約束を得る。
同年11月、横浜に帰着。最初に故郷の上州安中に向かい、三週間滞在した。滞在中に、藩校・造士館と竜昌寺を会場にキリスト教を講演する。その集会で30人の求道者がでて、日曜ごとに聖書研究会が開かれた。明治11年(1878年)に30人が新島より洗礼を受け、安中教会(現、日本基督教団安中教会)を設立した。
同志社設立[編集]

明治8年(1875年)11月29日、かねてより親交の深かった公家華族[脚注 1]の高松保実より屋敷(高松家別邸)の約半部を借り受けて校舎を確保し、京都府知事・槇村正直、府顧問・山本覚馬の賛同を得て官許同志社英学校を開校し初代社長に就任する。開校時の教員は襄とJ.D.デイヴィスの2人、生徒は元良勇次郎、中島力造、上野栄三郎ら8人であった。
また、この時の縁で翌明治9年(1876年)1月3日、山本覚馬の妹・八重と結婚する。同年10月20日、熊本バンドと呼ばれる金森通倫、横井時雄、小崎弘道、吉田作弥、海老名弾正、徳富蘇峰ら青年達が同志社英学校に入学。
明治10年(1877年)には同志社女学校(のちの同志社女子大学)を設立。女学校スタイルはマウント・ホリヨークを模している。
明治13年(1880年)から大学設立の準備を始め、井上馨・大隈重信・土倉庄三郎・大倉喜八郎・岩崎弥之助・渋沢栄一・原六郎・益田孝等から寄付金の約束を取付ける。特に土倉は新島のよき理解者、協力者であり、新島も土倉を頼りとした。板垣退助と新島を取り結んだのも自由民権運動のパトロンでもあった土倉であろうと推測される。[4]
明治17年(1884年)4月6日、2度目の海外渡航に出発する。ドイツでは訪問先のヨハネス・ヘッセの家で幼少の息子ヘルマン・ヘッセと会っている。同年8月6日にはスイスのサンゴタール峠で心臓発作を起こして倒れ、二通の遺書を記した[5]。 明治18年(1885年)12月に帰国。明治21年(1888年)11月、「同志社大学設立ノ旨意」を全国の主要な雑誌・新聞に掲載した。

明治19年(1886年)9月には京都看病婦学校(同志社病院)がキリスト教精神における医療・保健・看護活動、キリスト教伝道の拠点として設置されその役割を担う。この看病婦学校・病院にて看護指導に当たる事となったのが、ナイチンゲールに師事しアメリカ最初の有資格看護婦でもあったリンダ・リチャーズである。


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2010年5月16日新島 襄 旧宅視察
http://www.kaz-map.jp/report/report5.php


自民党の研修会の後、私は、新島 襄の実家にお伺いしました。 新島 襄は、上毛カルタで、『平和の使徒 新島襄』と親しみ詠まれています。
また、同志社大学の創立者としても、多く知られています。 かつて、中曽根康弘首相が、青雲塾を設立する際、心に決意された事が、あったそうです。 それは、群馬の偉人、四人の志を受け継がんとするものでした。 その一人に新島 襄を挙げておられました。
新島学園や同志社大学など、その志は、今もしっかりと引き継がれています。

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群馬県 郷土の名所や偉人を盛り込んだ「上毛かるた?

http://cvfgsr6.jugem.jp/?eid=50

財団法人「群馬文化協会」によると、上毛かるたは、「終戦直後の困窮のなかで子供たちに夢と希望を与え、郷土愛と日本国民としての誇りを持ってもらいたいと願ってつくられた」という。満州から引き揚げ同協会初代理事長を務めた浦野匡彦氏らの提唱で、昭和22年に県民などから広く資料を募集して選定。「(い)伊香保温泉 日本の名湯」「(つ)つる舞う姿の群馬県」など44札の上毛かるたは県民なら暗記している人が多い。

 地理や名所のほか、「(ほ)誇る文豪 田山花袋」「(へ)平和の使い 新島襄」「(れ)歴史に名高い 新田義貞」「(こ)心の灯台 内村鑑三」など郷土の偉人も数々登場。遊びだけでなく、道徳などの教材としても使われているという。

 最近では郷土のすばらしさを再発見しようと、県が小学4年生用の副読本として、各札の読み札、絵札のほか解説文をつけた冊子「『上毛かるた』で見つける群馬のすがた」を作成。一般にも販売され人気となった。

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プロテスタント開教から日本基督教会に至るまで
http://www.calvin.org/rcjway2.htm


日本で最初のプロテスタント教会といわれるものが誕生しましたのは一八七二年明治五年でありまして、キリスト教に対する禁制が解かれたのは翌一八七三年であります。ですから歴史のスタートとしては、こちらの方が記念すべき年なのかもしれません。それにもかかわらずもっと前の一八五九年というのが、おそらくどのような書物を見ましてもこれが日本のプロテスタント教会の元年であるとされておりますのは、この時に宣教師たちが公に初めて日本にキリスト教の教職者として国内に入ることが許され、まだキリスト教禁制の下であるにも関わらず御言葉を述べ伝える準備を本格的に開始したというこの事実がこの時にあるからなのです。

 一八五八年、つまり出発点とされる前の年に日米修好通商条約が調印され、翌年に発行されました。これは私がお配りしましたプリントの二枚目以降のところに参考資料をいくつか付けておきました。皆さんにこういうような条文とか条例がこの時代あったというのを後でも見ていただけたらと思ってお配りしたのですけれども、こういう条約がありました。

 そこで、アメリカ人の宗教活動を自由に保障しまして、翌年、つまり出発点となる年にアメリカから様々なミッションの宣教師たちがやって参りました。とはいいましても当時の日本はまだキリスト教というのはまさに邪教でありまして、すぐに御言葉が述べ伝えられるというような土壌は全くなかったわけであります。厳しい制約や監視の下で、宣教師の方々は医療活動とか英語教育というものを日本伝道の準備として、また伝道の糸口として見出していたわけです。


※ただし長崎では多くのカトリック教会が既にあり、プロテスタントは邪教として警戒されていた

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キリスト教の選民意識・異端者迫害~神に選ばれる羊と神に疎まれる山羊~

http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-84d9.html

いま、新橋の古本市で買った「NHK取材班(編)/踏みにじられた南の島」を読んでますが、アメリカ白人の思いあがった異常な考え方が紹介されていました。そのままこちらへ書き出してみます。

西部開拓を終え、フロンティアの消滅したアメリカは太平洋へ進出した。アルバート・ベバリッジ上院議員の1900年の演説からは、新たなフロンティア精神が、奇妙な使命感に支えられていたことがうかがえる。
 「神は未開の人をとりしきる世界のまとめ役として白人をお作りになった。我々がいなければ、世界は未開の闇へと逆戻りしてしまう。神はアメリカ人を、世界を再生に導く民としてお選びになった。これは神に与えられたアメリカの使命なのだ」

 西部開拓というと前人未到の地を切り開いていくという印象がありますが、西部開拓とは、ヨーロッパから侵入した白人が先住民を皆殺しにしてその土地を奪うことをいうのです。アメリカ白人のいう西部開拓フロンティア精神とは先住民を殺しに殺してその土地や資源を奪う精神のことです。それは、未開の人をとりしきる世界のまとめ役として白人がやると神が決めたことだとアルバート・ベバリッジ上院議員は言っているのですね。1900年のことです。

 つまり、西部開拓を終え、フロンティアの消滅したアメリカというのは、アメリカ大陸では先住民を絶滅に近い状態にまで殺し尽くしててその土地を奪いつくしたということを意味しています。アメリカ白人どもはこうしてアメリカの大地を先住民から強奪することが完了したので、次なるフロンティア目標として太平洋に浮かぶ島々やそのかなたにある国の先住民からその土地を奪うことに設定したというわけですよ。これが、神に与えられたアメリカ白人の使命=世界を再生に導くことだというから、何とも恐ろしい人たちじゃありませんか。生まれついての侵略者なのでしょうか?

 私は彼らの侵略行動にはキリスト教が深く関与していると考えています。キリスト教には、カトリックとプロテスタントがありますね。どちらも旧約聖書と新約聖書を聖典とします。なお、ユダヤ教は旧約聖書のみ聖典とします。カトリックは戒律が厳しく権威主義であり、プロテスタントは教皇や教会の権威を認めていないという違いがありますが、私はカトリックとプロテスタントが存在する理由は、欧米の支配権力層が、世界支配のツールとして使い分けるためと思っています。

 今までカトリックだけだったキリスト教に新たにプロテスタントを造ると、キリスト教が二つに割れていさかいが生じます。勢力的に負けた方が、異端者として弾圧迫害され、生きるために祖国を出て、新天地を目指すということになるわけです。祖国を追い出されて他国へ行く人々=他国を侵略する人々となりますよね。

 1620年、祖国イングランドで弾圧を受け食い詰めて、メイフラワー号に乗り、安住の地を求めてアメリカへ行ったのは、清教徒(プロテスタントの一派)です。世界支配をもくろむヨーロッパ支配権力層(ロスチャイルド国際金融資本・英王室・バチカンといったところ)が造り、そして弾圧して、祖国では生きられないと思わせ、メイフラワー号に乗せて、アメリカへ送り込み、そして、侵略させたと私はみます。

 彼らキリスト教徒の精神構造はどうなっているかと言うと、下の教えをみれば、常に神に選ばれし人々と疎まれる人々に分けるということがわかります。

 新約聖書 マタイによる福音書25章31節~46節

「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。

そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。

そこで、王は右側にいる人たちに言う。『さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の 時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていた ときに宿を貸し、裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。』

すると、正しい人たちが王に答える。『主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げ たでしょうか。いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを 見て、お訪ねしたでしょうか。』

 そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』それから、王は左側にいる人たちにも言う。

『呪われた者ども、わたしから離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ。お前たちは、わたしが飢えてい たときに食べさせず、のどが渇いたときに飲ませず、旅をしていたときに宿を貸さず、裸のときに着せず、病気のとき、牢にいたときに、訪ねてくれなかったか らだ。』

すると、彼らも答える。『主よ、いつわたしたちは、あなたが飢えたり、渇いたり、旅をしたり、裸であったり、病気であったり、牢におられたりする のを見て、お世話をしなかったでしょうか。』
 そこで、王は答える。『はっきり言っておく。この最も小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしてくれなかったことなのである。』

 上記の新約聖書「マタイによる福音書25章31節~46節」によると、イエスはすべての国の人々を、善と悪の二つに分けるのですね。イエスは、善に分類した人々に対しては、「さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の 時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい」と言い、悪の方に分けた人々に対しては、「呪われた者ども、わたしから離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ」と言い放つのです。

 カトリックとプロテスタントに分けたのも神に選ばれる羊と神に疎まれる山羊に分けたようなものではないでしょうか。少なくともカトリック教徒の目には、プロテスタント=異端者=山羊と見えることでしょう。当然ながら、プロテスタントにはカトリックからの弾圧迫害が加えられます。

 キリスト教徒による宗教的迫害(ウィキペディア)をみれば、自分が属する宗派以外は異端とみなし弾圧迫害するのが、キリスト教だと言えそうです。

 で、プロテスタントは迫害を逃れるため、アメリカへ渡ります。

 そこで、冒頭紹介したアルバート・ベバリッジ上院議員の1900年の演説です。彼は、「神は未開の人をとりしきる世界のまとめ役として白人をお作りになった。我々がいなければ、世界は未開の闇へと逆戻りしてしまう。神はアメリカ人を、世界を再生に導く民としてお選びになった。これは神に与えられたアメリカの使命なのだ」という選民意識を持っていますね。これは、新約聖書を聖典とするプロテスタントですから、当然のことなのです。カトリックにより弾圧された迫害されアメリカに渡ったプロテスタントは、アメリカ大陸では、「マタイによる福音書25章31節~46節」でいう善なる羊には白人、悪魔なる山羊には先住民=未開の人=異端者を当てはめて、異端者として先住民を大虐殺したということでしょう。白人の侵略性残虐性は、「マタイによる福音書25章31節~46節」に原因があると私はみます。

 常に、キリスト教(カトリックとプロテスタント)では、人々を神に選ばれたものと神からうとまれるもの、羊と山羊の二つに分けるわけですね。カトリックとプロテスタントは同じ聖典を信じているのですから、信仰内容に違いはありません。ただ、戒律が厳しいか厳しくないかの違いです。しかし、この違いが互いに異端者と見なすモノとなります。カトリックから見れば、当然ながら伝統のあるカトリックが羊で新興のプロテスタントが山羊に見えたということであり、カトリック教徒にはイエスがプロテスタントに対して「呪われた者ども、わたしから離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ」と言うのが聞こえたことでしょう。ま、逆もまたありですが、こうして、プロテスタントは祖国を逃れるため新天地アメリカへ旅立つというか、旅立たされたとみます。

 ま、プロテスタントはカトリックに対立するものとしてあえて作られたものだと思いますよ。そもそも、旧約聖書自体が多民族・多国家の様々な宗教を一つの信仰の下にまとめ、部族を統一国家にまとめてゆくために作られたものらしいですね。

 ま、プロテスタントの一派清教徒は、神からの選民意識で、先住民に対して、残虐の限りを尽くして、アメリカ大陸をすっかり平らげたわけです。そして、それが完了するや、これまた神からの選民意識にしたがって、今度は太平洋を越えて侵略を進めていくと、アルバート・ベバリッジ上院議員は闘志を燃やしておったわけです。

 以上、アメリカ大陸がヨーロッパを追われたプロテスタント移民によって侵略されたことを述べました。

 さて、日本へはどうだったでしょう?日本へは、1949年に、カトリックバチカンから、衣の下に鎧を着たイエズス会宣教師が派遣されてきました。いうまでもなく、神から選ばれているという選民意識を持っていますよね。彼らの目的は、アジアの国々で行ってきたと同じように、日本人を信仰で懐柔した後に軍隊を派兵し一気に武力侵略し日本を植民地にして、東から中国を狙う拠点にすることでした。もう、このころから中国を狙っていたのです。

 しかし、日本は、彼らが今まで侵略してきた幾多の国とは様子が違っていたのです。 3 キリシタン大名が行った奴隷狩りとイエズス会による天皇支配(ツイートテレビ様)で、紹介されている「戦国九州奴隷貿易の真相に迫る(5)」を読むと、豊臣秀吉と徳川家康が、キリスト教の本質を見抜いて、弾圧・禁止します。

 イエズス会フランシスコ・ザビエルは、1549年鹿児島へやってきて布教を始めますが、なんと、キリシタン大名の領地九州では、キリシタンに改宗しない異教徒(仏教徒ら)は弾圧され、異教徒狩り(奴隷狩り)され、南蛮から生糸や硝石や香辛料などの商品を購入するのに、その対価として奴隷として売り飛ばされるということが行われていました。秀吉がこの人身売買を禁止します。そして、秀吉は、イエズス会に寄進譲渡していた長崎、茂木、大村の領地を取り上げ、すべて直轄領とします。キリシタン大名の高山右近は厳しい改易処分を受けます。

1596年に起こった土佐国浦戸(うらど)(現,高知市)でのスペイン船サン・フェリペ号の漂着事件なども、その後のキリスト教徒を敵視する為政者の見方を決定付けたことも確かである。

このとき豊臣秀吉は増田長盛を現地に派遣して対応させたが、軍事物資である船荷などを強引に没収してしまった。

これに対して航海長ランディアは強く抗議すると共に、増田長盛の尋問にも威嚇した答えを返しており、その内容やポルトガル人の讒言からスペイン人がどのようにしてフィリピンやヌエバ・エスパーニャを奪ったかを知ることとなる。

長盛は秀吉に、スペイン人は悪辣な侵略者であり、彼らはまず他国にキリスト教の宣教者を送り込み信徒を増やした後に軍隊を入れて一気に征服していく、それをこの日本でも企んでいるとして報告した。

秀吉は以前よりキリシタン信徒の結束を恐れていたが、これによってスペインがキリシタン勢力による日本征服を計画していると確信すると共に、伴天連追放令発布に続いて、1597年のフランシスコ会の宣教師など26人を長崎で処刑しキリシタンを迫害するようになる。

 と、秀吉はイエズス会のたくらみを見破り、的確な判断をしました。この秀吉の判断がなければ、日本も1500年代終わりごろには武力侵略され、スペインの植民地になっていたことでしょう。

 秀吉亡き後、次の徳川家康は、秀吉の方針をそのまま受け継ぎ、その上、長崎の貿易利権を大村藩から奪って、幕府の利権にしたのですね。長崎奉行所を設けましたよね。

 1600年4月29日(慶長5年3月16日)には、イギリス人航海士ウィリアム・アダムスが乗ったオランダ貿易船リーフデ号が九州の大分の海岸、現在の臼杵市大字佐志生(さしう、豊後の国・佐志生)に漂着するという事件が発生。これが、家康にイエズス会の危険さを知らせることになりました。

臼杵城主太田一吉は長崎奉行の寺沢広高に直ちに通報し、寺沢はアダムスらを拘束するとともに船内に積まれていた大砲や鉄砲、弾薬を没収したのち大坂城の豊臣秀頼に指示を仰いだ。
直接この事件処理に関わったのは時の大老徳川家康であったが、このとき漂着事件を知ったイエズス会の宣教師が彼の下を度々訪れ、拘束されたオランダ人やイギリス人を即刻処刑するように執拗に要求してきたのである。
新教国のプロテスタントの彼らを罪人と決め付けたわけである。
イエズス会は、何故に同じヨーロッパ人の彼らの処刑を求めてきたのかを家康は突き止めようとする。
そして家康は、アダムスとヤン=ヨーステンから、船の路程や航海の目的、当時のオランダやイギリスの新教国とポルトガル・スペインら旧教国との紛争などを詳細に尋問して聞きだしたのであった。
家康は十分な時間をかけてこの船員アダムスと何度も会談し、彼のヨーロッパ情報に耳を傾けた。
明らかに、アダムスらはイエズス会勢力にとって不都合な情報を家康のものにもたらしたのであった。
そこで家康はイエズス会の設立の背景やその歴史が血にまみれていることを知らされることとなった。
そこではスペインにおける異端審問や西インド諸島での原住民皆殺し事件、メキシコ(アステカ帝国)征服についても白日のものとなった。
こうした海外情報を詳細に伝えた結果、この英国人は家康の信頼を得て異例の恩寵を受け、後に250石取りの旗本として帯刀を許され三浦按針の苗字で相模国逸見(へみ)に采地も与えられた。
結局、このときのイエズス会宣教師らの度重なるアダムスらの処刑要求はすべて家康によって黙殺されてしまった。

 という家康の冷静な判断がありました。そして、なんと空気を読んだキリシタン大名は改宗して、キリシタンを弾圧し始めます。

政権を握った徳川家康は秀吉同様に海外との通商貿易を重要視しており、イエズス会に対しては長崎・大坂・京都での居住を許可していたが、従来の宣教活動を容認したものではなく伴天連追放令はそのまま継承されていた。
これに対して、キリシタン大名は安穏としてはいられなかった。
領民の9割がキリシタンといわれていただけに、このまま多くのキリシタン信徒を領内に抱えておくことの懸念が出てくることになる。
徳川の禁教令が出される前に、目敏く大村喜前が1602年(慶長7年)に棄教し日蓮宗に改宗するとともに、1606年(慶長11年)当時より領内のキリシタンを次々と弾圧しはじめたことも、そうしたことによる一連の保身の動きであったろう。
千々石ミゲルも主君同様にこのとき日蓮宗に改宗したという。
まさにこれは、それまでのキリシタン色を排斥し一掃するような展開といわざるを得ない。
大村、有馬領内においてキリシタンや奴隷取引に関わる情報隠蔽が進むうちに、自ずと海外情報の漏洩そのものも領内でも厳重に抑えておく必要があると考えたことであろう。
それだけ領内全体が、情報の漏洩には敏感になっていたということであり、そうなるとこれまで最も詳細な情報をもたらしていた生き証人千々石ミゲル本人の存在が、かえって為政者には危険な存在となってくるはずである。
少なくとも、そういう懸念は持たれたといえるだろう。

千々石ミゲルは、後に命を狙われ瀕死の重傷を負ったとのことですが、命を狙ったのはイエズス会ではないかとの推測が書かれていますね。ドミニコ会のズマラガ司祭は1605年11月20日付の書簡で、ミゲルの大村での動向について、「このローマへ行った王子が私たちの悪口を言っているという噂を聞きました。スペインの掟は日本のとは異なるし、修道士はスペインでは尊敬されていないとさえ言っているそうです。実際にその目で見た証人と信じられているので、この人物が人々の信仰の障碍になっている……」と報告しているといいます。ま、異端者迫害は当たり前のキリスト教であり、そもそもイエズス会やドミニコ会は殺りく略奪侵略の前哨として布教に来ているのだから、布教の障害となるものを殺すことはごく当り前と思われます。

 「汝、殺すなかれ」という新約聖書のマタイによる福音書(19章-18節)の有名な戒律そのものは、本来同じ会派のキリスト教徒に対してのみ適用されるものであって、ミゲルのような背教者や異端者はこの限りではなかった。

 イエズス会宣教師らの度重なるアダムスらへの処刑要求を見れば、背教者や異端者には、死が与えられるのは当然とわかります。ま、ミゲルを襲ったのはイエズス会からの刺客という線が濃厚に思われますね。

 全編をリンク先でお読みなることをお勧めします。面白いです。ああ、歴史ってちっとも本当のことを習わないんですね。

 ま、日本では、イエズス会の陰謀を見破った豊臣秀吉と徳川家康の賢明な判断のおかげで、フィリピンのようにスペインの植民地にならなくてすんだのです。キリスト教国は一体であり十字軍であり、背後にいる支配者は同一ですから、スペインと言うこともないのかもしれません。ま、世界支配を狙っていた者どもにとって、侵略に失敗した国として、いつか支配してやろうと怪気炎をメラメラと燃やしていたことでしょう。それがやっと、明治維新で傀儡政権を作ることに成功し、日清戦争、日露戦争をやらせて、第二次世界大戦に引きずり出して、都市大空襲や原爆を2発落として、日本人大虐殺をして、1945年に敗戦国に追いやって、米軍を駐留させて、日本の政治経済を背後から暴力的に操ることが可能となったわけです。そして、中曽根康弘・正力松太郎・小泉純一郎・菅直人・野田佳彦のようにアメリカの国益に働く政治家をつくり上げ、今や、小泉ジュニアやらみんなの党やら橋下徹やらと政治家は売国度を競い合うほどとなり、豊臣秀吉や徳川家康のように為政者が日本の国益を考えないので、我々日本国民は奴隷として売り飛ばされている状況です。ま、キリスト教の日本侵略が成功したということの証だと思いますね。日本植民地化を狙っていたヨーロッパ支配層はここに成功しそうになっているという状況でしょう。



 カトリックもプロテスタントも世界支配をもくろも連中に使われるために造られたと私は思っているということを長々と書きました。でも、これは、私の妄想なので信じないでくださいね。私は推理をめぐらすのが大好きなのです。



 さて、もう一つ面白いことを妄想しました。明智光秀が主君織田信長を襲った1579年の本能寺の変ですが、もしかしてキリスト教が絡んでないかな、秀吉・家康とキリシタンを禁止したのは身近な明智光秀の例があったからでは?と思いついて検索したところ、明智光秀の三女珠が細川ガラシャだとわかりました。オオっと言う感じですね!

 さらに、「明智光秀 キリシタン」で検索して、下のブログを発見しました。

明智光秀のキリシタン観(中山道を歩こう様)

その読者の感想によれば、八切史観によると、宣教師による信長爆殺が示唆されており、爆殺ゆえに信長の首も本能寺の跡形も残っていないのだという。


宣教師が信長を狙った理由は、信長が火薬や多くの物資の輸送基地であるマカオ占領を狙ったからだという。

 ザビエル来日直後にイエズス会により科学技術の恩恵を一身に受けたのは信長であり、その第一の子分が明智光秀という指摘があります。イエズス会がバッチリ噛んでます。当たり前と言えば当たり前でした。そして、下のくだりも大いに頷きました。

その後の日本の歴史は明治維新までは明らかに「反キリシタン」の政治姿勢を貫くことになる。

そう考えると、明治維新は親キリシタン革命であった可能性が見えてくる。

下関吉田における奇兵隊による首切り六地像もそういう視点でみれば、奇異な行動ではないだろう。

英国による彦島租借地要求が高杉晋作らとの下関戦争講和交渉において、証拠も残さずに消えてしまっている不思議さがある。

司馬遼太郎の小説などを読むと、高杉晋作がきっぱりと断ったから彦島租借は免れたとしているが、外交交渉とはそんな簡単なものではないだろう。

香港、マカオを見れば、英国が租借地を得ることによって、どれほどの利益を享受したかは明らかである。

表の書面には彦島租借要求を取り下げた理由は書かれていないが、晋作と英国公使パークスの間に取引があったように思われる。

彦島租借の要求の取り下げのあとで、奇兵隊の仏像破壊が起きたのではないかと思うのである。

それは明治維新後の廃仏毀釈につながっていくのである。

 そして、先ごろ亡くなった国際交流センター理事長の山本正氏はイエズス会系の方ですが、こういう↓人物でした。

 日本で活動するアメリカ企業でつくる「在日米商工会議所」(ACCJ)というロビー団体では、毎年暮れに「今年のひと」を選出している。

  過去には07年に米企業側からも要望の多かった郵政民営化を推進した竹中平蔵・元参議院議員が選ばれている。他にも、06年には奥田碩(トヨタ相談役)、 05年には西室泰三(東芝顧問)が選ばれているが、去年選ばれたのは、山本正(やまもとただし)という人物だった。おそらくこの連載をお読みの方で、この 名前を知っているひとは半分もいないと思う。ただ、かつては「あらゆることが山本を経由する」といわれたほどの大人物なのだ。

 山本正氏 は、財団法人日本国際交流センター(JCIE)理事長の肩書きを持つ。日本と国際社会との橋渡しをする「民間外交」を担うべく、まだ冷戦時代だった 1970年に設立された。今回の受賞は今年が日米安保改定50周年とJCIE設立40周年に当たることがその理由だろう。

 山本氏は日米関係に少しでも携わったことのある人であれば、その名を知らないものはいない。ただ、積極的に表に出ることはせず、あくまで「黒子」に徹し ている。この連載では、以前に米富豪ロックフェラー家の肝いりで作られた、日米欧三極委員会(トライラテラル・コミッション)について何回か言及してき た。ロックフェラーら米国側のメンバーと一緒に、三極委員会の設立を73年に行ったのが、この亡くなった宮沢喜一元首相であり、この山本氏であった。石原慎太郎氏と共著で『NOと言える日本』を出したソニーの盛田昭夫氏が、デイヴィッド・ロックフェラー氏とニューヨーク郊外で読売新聞の企画で対談した時、盛田氏に付き添ったのもこの山本氏である。 

 山本氏は、三極委員会以外にも、日米議員や知識人の知的対話の場を提供した下田会議(1967年から) の立役者として知られる。この下田会議や続く日米議員交流には、歴代首相の相談役ともなった日本研究家のジェラルド・カーティス、皇太子妃の父上である小和田恒、ドナルド・ラムズフェルド(当時)そして若き日のジョゼフ・ナイら政治家・知識人が参加していた。このように日米人脈のつなぎ役(コネクター)と なった山本氏だが、現在も中曽根康弘元首相が議長を務める「東アジア共同体評議会」(CEAC)の副議長のひとりであるほか、数年に一度、都内の米国大使 館近くのホテル・オークラで開催される三極委員会年次総会では、ホスト役として活発に動く存在である。

 こういう風に、私たち国民から程遠いところで政治が動かされていることを私たち国民は知るべきでしょう。日米政官業のアメリカとのパイプ役をしているのがイエズス会系の山本氏であったということは注目すべきかと思います。

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■実話「山本八重の桜-会津編」のあらすじとネタバレ

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日本の夏休みの起源と由来
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新島八重の生涯
同志社を潰せ!槇村正直と寺島宗則と徴兵制度
小田時栄(おだ・ときえ)の不祥事
カール・レーマンとジョン・ヘンリー・スネル

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<追跡!真相ゼロtoZ>
~ゼロの意味する原点の意味の原因を探り
 定量的、科学的にZの行き着く先の真相に迫る~

5 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて

2013/8/8 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて
追跡 真相 ゼロtoZ 日本人 富を貢がせる マインドコントロール すべて




苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より抜粋(Roentgenium)

http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/761.html


Roentgenium:苫米地英人氏の著作『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より、一部抜粋。


服部順治 ‏@JunjiHattori 57秒
おーさすが苫米地、北海道自民党政治家の孫:鵜呑みにしない方が・・。
でも結構、いい所を突いて親を超えた?

2013/8/10日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて: http://youtu.be/8YjiILNFy1k
苫米地英人 著
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/761.html





◆   ◆   ◆


本書では、サブプライムローン問題の「カラクリ」を世界で初めて明らかにしています。この問題こそ、資本主義というマネーゲームのカラクリそのものなのです。その渦に巻き込まれた日本人は、必死で貯めた預貯金を海外に吸い上げられ、それが100倍、1000倍の外資に化けることで、より多くの資産を奪われています。そして意図的に作られた絶望の中で、本来送るべき生活水準よりも遥かに低い生活を強いられ、奴隷のように働かされているのです。

洗脳経済の泥沼に引き摺り込もうとする支配者はこう言って私達に安楽を与えています――。

「何も知らないことが、一番の幸せだ」「奴隷でいることが一番の幸せだ」

そんな幸せであなたは満足ですか?


〔苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 第1章 日本人に掛けられたヒルガードの洗脳 より P.12-P.51〕


■催眠学者の知られざる戦後日本での功績

アメリカを代表する洗脳の専門家に、アーネスト・ヒルガード Ernest Ropiequet Hilgard(1904-2001)という人物がいます。催眠学者で、スタンフォード大学教授、旧米軍と関係があったことは余り公にされていませんが、大変著名な人物です。(中略)

ヒルガード教授が没した2001年に、スタンフォード大学 Stanford University が彼の追悼文を発表しました。それをたまたま読んだ私は、驚いてしまいました。そこには、ヒルガード教授の功績の1つとして、「戦後日本の教育の非軍事化の為」にGHQ(連合国最高司令官総司令部)に呼ばれて来日したと書いてあったからです。

催眠学者が、何故日本の非軍事化の為に教育に一役買わなければならなかったのでしょうか。私は、即座に理解しました。


■日本人に掛けられたWGIPという洗脳

戦後占領下の日本で、GHQが「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム War Guilt Information Program(WGIP)」を徹底的に推し進め、日本人に戦争犯罪人として罪の心をこれでもかと刻み込んだことは、公文書として残っている事実です。

『漱石とその時代 第1部~第5部』(新潮社 1970~1999年刊行)などの文芸評論で知られる慶応大学の故・江藤 淳(江頭淳夫 1932-1999)教授は、晩年、このWGIPの実態を掘り起こし、占領下で行われたアメリカによる新聞検閲と、専横としか言い様のないGHQの力による徹底的な思想統制について、糾弾する著作を次々に著しています〔※『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』(文藝春秋 1989年刊行 ※文庫版は1994年刊行)〕。

もちろん、当時の戦勝国アメリカとしてみれば、神風特攻隊や玉砕などを見て、日本人を徹底的に再洗脳すべきと判断したことは理解出来ることでもあります。とは言うものの、WGIPのことを私が洗脳と言うのは、例えばこういうことです。

原爆投下の理由について、新型爆弾である原爆を当初、米国の原爆を開発した科学者達は、呉などの軍港の、それも沖合いに投下するという説明を受けていました。それを、当時の米国軍部は原爆の威力を測定する意味合いで、都市部に落とすことに変えました。人体実験を目的として日本に落としたと言えます。このことは、残された米軍の資料など、様々な証拠から明らかになっています。

ところが日本人の多くは、「第2次世界大戦を早く終らせる為に、アメリカは日本に原爆を投下せざるを得なかった」と教育され、いまだにそう思い込んでいます。


実際、1945年(昭和20年)の東京大空襲など、一連の空爆による日本全土焼き払い作戦の時から、米軍部は日本に戦争遂行能力がないことをはっきり知っていました。日本全土を焼き払うこと自体、既に人体実験です。一般国民が無差別に死んでいく中で、戦争の恐怖がどの様に天皇を頂点にした国家を変えていくのか、研究していたのだと私は見ています。そして、その次に原爆投下です。敗戦前の少なくとも半年の間、日本人は国ごと一部の米国人の実験用モルモットとして、やりたい放題に殺されたというのが歴史の事実です。(中略)

しかしながら、おかしなことに、私達には被害者としての実感が余り湧いてきません。とんでもない大量殺人を実験として行われ、同胞が見るも無残な殺され方をしたのですから、本来ならば、筆舌に尽くしがたい悲しみと恨みを占領軍に抱いて当然のはずです。

にも関わらず、「ギブ・ミー・チョコレート」「進駐軍、いい人」みたいな根拠のない好感を伴いながら、戦後一貫してGHQによる日本の支配というものを受け止めているではありませんか。これは極めておかしな心情と言わなくてはなりません。

日本人の心に、「戦争を起こした私達は愚かな罪人だ」という情報の書き込みが行われたことは確かなことです。だからこそ、GHQは新聞の徹底的な検閲を行い、都合の悪い記事は削除して、日本人を先ず、洗脳に必要な「情報遮断」の状態に置いたのです〔※現在の日本に置き換えれば、例えば、「輸出戻し税」(や経団連の献金)のことなどを知らないまま消費税増税を受け入れている人達にも共通して言えること〕。(中略)

GHQが占領下の日本にWGIPを遂行する背後には、もちろん本国アメリカ政府のコントロールがあったでしょう。(中略)もしもヒルガード教授の指導でGHQが洗脳教育を行ったとすれば、それが新聞検閲や情報操作、要人の洗脳程度の生易しいもので済むわけなどないのです。

ところで、このような視点に立つと、いま日本で起こっている経済の問題も、相当に根が深いことが分かります。アメリカという世界最大の赤字国をあらん限りの力で支え、これでもかと資金を貢ぎ続けている日本は、今でもヒルガード教授の洗脳にがんじがらめにされているということが出来ます。

〔資料〕Ernest Ropiequet Hilgard(1904-2001) - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Ernest_Hilgard

〔資料〕米国教育使節団報告書(要旨)1946年3月31日|文部科学省 ※Ernest Ropiequet Hilgardの名前あり
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpbz198102/hpbz198102_2_034.html

〔資料〕戦争犯罪宣伝計画 War Guilt Information Program(WGIP) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0

〔資料〕江藤 淳(江頭淳夫 1932-1999) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E8%97%A4%E6%B7%B3

〔資料〕江藤 淳 著『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』(文藝春秋 1989年刊行 ※文庫版は1994年刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E9%96%89%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%A8%80%E8%AA%9E%E7%A9%BA%E9%96%93%E2%80%95%E5%8D%A0%E9%A0%98%E8%BB%8D%E3%81%AE%E6%A4%9C%E9%96%B2%E3%81%A8%E6%88%A6%E5%BE%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B1%9F%E8%97%A4-%E6%B7%B3/dp/4167366088


■富を約束された人達

1990年代の後半から、「勝ち組」「負け組」という言葉が流行りだし〔※元々『日経新聞』紙上やテレビ東京(日経が筆頭株主)で多く用いられていた→新自由主義者達の巣窟である日経・CSISバーチャル・シンクタンク〕、最近では「格差社会」「下流社会」といった言葉が広く人々に使われるようになりました。ビジネスの場における優勝劣敗がはっきりし、その結果、社会的地位を得て所得を増やす人と、世の中の片隅に追いやられ不遇を託(かこ)つ人との差がはっきりついてきたわけです。

格差が人間の活動を回転させるエンジンとして働くのであれば、それは喜ばしいことかも知れません。少なくとも、頑張った人が報われる社会にしようという格差肯定論の意図はそこにありました。

ところが、格差は付いたが「負け組」に敗者復活戦の機会はない。これが日本の現状です。08年の春闘では賃上げを行うことが決りましたが、大手企業が軒並み史上最高益を稼ぎ出している現状から見ると、労働者に対する配分は微々たるものと言わざるを得ません。それが、サラリーマンの労働実感でしょう。

格差肯定と言っても、実際日本で巨額の報酬を貰える様な人は、ほんの一握りの限られた人達だけです。この人達は、言わば「お約束の人物達」で、お調子者の評論家が「頑張った人が報われる仕組み」と幾ら説いて回ったとしても、殆んどのサラリーマンには一切関係のない仕組みだと言うことが出来ます。(中略)

実は、本当の「勝ち組」は別のところにちゃんといるのです。それが「約束された人物達」です。この人達は、これまでどのような時代になっても、身分や収入が危ぶまれるようなリスクに晒されることはありませんでした。仕事が出来る、出来ないには大して関係なく、資産も収入も固く守られて生きてきた人達です。


■明治維新は外資によって成し遂げられた

話は飛びますが、明治維新の時の日本を想像して下さい。

明治政府になって、その後、日本の民主主義は急速に発展を遂げていきます。資本主義が発展する為には、先ず資本がなくてはならないはずですが、その資本は何処からやって来たのでしょうか。工業や重工業の発展に連なる経済の基礎は、誰がどのようにして築いたのでしょうか。

カネの存在を抜きにして、歴史を考えることは出来ません。大政奉還(1867年)から明治維新、そして明治新政府が成立する歴史の転回点で、日本に巨額のファイナンスを行った勢力がいたわけです。

戊辰戦争(ぼしんせんそう、1868~1869)の戦費に使われたカネにしても、同様のことが言えます。倒幕軍の戦費は、薩摩と長州が自分達の金蔵から出してきたものではありません。幕府軍の戦費にしても、徳川家が全額賄(まかな)ったものではないでしょう。現代の国際紛争モデル、或いは内戦モデルから類推すれば、戊辰戦争が外国の2大勢力による代理戦争という性格を色濃く持っていたことは容易に想像が付きます。

実際、政権交代を目指す薩長勢力にはイギリスが、政権維持を目論む幕府勢力にはフランスが、潤沢な資金を供給していました。もっとはっきり言えば、当時の財政破綻状態のイギリスやフランスの事実上のオーナーとも言えたイギリスのロスチャイルド家とフランスのロスチャイルド家が、日本に隠然たる影響力を行使する為、薩長勢力と徳川幕府の双方へ資金を供給したと見るべきなのです。


■世界の富の95%近くを持つ人々

ロスチャイルド家は現代においても、例えば、ソロモン・ブラザーズ Salomon Brothers、ゴールドマン・サックス Goldman Sachs などの投資銀行、証券銀行を擁し、世界金融を支配する金融シンジケートを構成しています。日本の日本銀行に当るイングランド銀行 Bank of England(1694年~)もロスチャイルド傘下の銀行です。

実に不思議なことに、何かにつけこういった人々の名前が表に出ることは先ずありません。世界の富の95%近くを所有するほどの人々であるにも関わらず、これらの人々の活動は謎に包まれ、全貌は杳(よう)として掴めないというのが実態です。とにかく厚いベールに覆い隠された存在なのです。

これらの人々はこのように、私達の想像を超えた強大な権力を行使しているはずですが、その直接的な活動は何処にも見当たりません。そんな存在に対して、全ての原因を都合よく求めること自体、分析事実の信憑性を疑われて当然かも知れません。

しかし、東インド会社やアフリカ開拓の昔から、イギリスやフランスの海外進出は、ヨーロッパを代表する幾つかの名家の莫大な富を背景に行われてきたという動かし難い事実があります。

日本という極東の島国は、彼らにとって格好の前線基地であり、アジア大陸への進出を考えた場合、補給或いは兵站(へいたん)の要衝でもあります。

日本人の教育水準は高く、国民性は勤勉で、当時としては相対的に進取(しんしゅ)の精神に満ちていたと言うことが出来ます。しかも、既に宣教師を大量に送り込んでいたので、キリスト教徒に帰依しなくとも理解を示す者が増え、また外国人受け入れという地ならしも出来ています。つまり、日本の投資環境は申し分ない状況にありました。

諸外国の覇権主義、植民地主義の矛先は、当然のことながら日本に向けられました。だからこそ、開国か否かで日本に国を二分する内戦が起こったわけです。当然、日本に開国を迫ったイギリスやフランスに、そうした外交政策の立案やその遂行資金を提供した人物達がいることになります。

もちろん、ロスチャイルド家だけでなく、その他の名家も名を連ねていたでしょう。そうした名家達による意思決定が明治維新を実現させたと言っても過言ではないのです。


■日本における「勝ち組」の正体

ところで、徳川幕府に取って代わった明治維新の新勢力は、結局どのような人物達でしょうか。もちろん、薩摩と長州の武士達です。脈々と現代に生き続ける、日本の「勝ち組」の正体は、実はこの薩摩と長州を中心とする勢力だと言うことが出来ます。事実、この21世紀の今、政治家、官僚共に、鹿児島県、山口県出身者は数多く、そこには大変な偏りが見られます。

明治維新以来、昭和21年に日本国憲法が施行されるまでの間に任ぜられた延べ45人の内閣総理大臣のうち、薩摩出身者は延べ5人、長州出身者は述べ11人に上っています。倒幕に参加した土佐藩からは延べ1人、肥前藩からは延べ2人で占有率は実に42%を超えてしまいます。大蔵大臣、外務大臣などの主要ポストも薩長閥が殆んどです。

中央省庁の中でも、特に警察庁と防衛省は、薩長の牙城です。鹿児島県、山口県の出身者が多く、事情を知る関係者の間には「鹿児島県、山口県の出身者でなければ出世出来ない」という暗黙の了解があるほどです。最後まで新政府軍と戦った会津藩の福島県には、昭和になってようやく国立大学が創られたというのも有名な話です。

〔資料〕格差社会 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%BC%E5%B7%AE%E7%A4%BE%E4%BC%9A

〔資料〕内閣総理大臣の一覧 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

〔資料〕萬晩報:園田義明のコラム ※薩長因縁の昭和平成史、他。重要
http://www.yorozubp.com/sonoda.htm

〔資料〕≪鬼塚英昭 著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』 より要約(19)≫|MelancholiaⅠ ※大化の改新と明治維新
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-10978824023.html

〔資料〕日本人が知らないニッポン―隠されてきた歴史から読み解く世界の成り立ち - THINKER
http://thinker-japan.com/thinkwar.html

〔資料〕源氏と平氏の政権交代 1~3 - ルーツ調査研究会 2011年3月7~10日
http://roots-origin.jugem.jp/?eid=3

http://roots-origin.jugem.jp/?eid=4

http://roots-origin.jugem.jp/?eid=5


■日本で平民が政権を獲ったことは一度もない

話は明治維新に戻ります。政権交代後のセオリーとして、権力を握った新勢力は、人物から社会システムまで、旧来の悪弊を徹底的に叩き悪口を言います。ところが、旧勢力が使っていたシステムを徹底的に破壊することはしません。支配の為に好都合な旧来の仕組みは残しておき、巧く利用するのが常套手段です。

先ず、旧勢力のやり方を徹底的に叩いたことについてですが、その痕跡は、私達が受けた教育にはっきりと残されています。日本史の教科書には、徳川幕府が倒されて文明が開化した、と言うようなステレオタイプの記述があります。

それまでの武家社会が崩壊し、平民が代表される議会制度が作られ、その代表者は平民による投票で決る。或いは、優秀な人材であれば、身分に関係なく取り立てられ、官僚として国を動かす仕事が出来る。封建制度から、そうしたフェアな制度に世の中の仕組みを変えた。また、鎖国対策を行っていた暗黒時代の日本を、新しい近代国家に変えた、と。

しかし、それは分かり易く巧妙に加工された嘘というものです。実は現代においても同じなのですが、日本では平民が政権を獲ったことは一度もなく、平民が選ぶ平民の代表者は武家階級か、或いはその階級から取り立てられ、階級の仲間入りを果たした人物に限られていたからです。

例えば、平民宰相と言われた原 敬にしても、生れは盛岡藩の藩士で、家は家老職を務めた上級士族です。原 敬は分家して平民籍に入るのですが、それだけの理由で一般市民と同じ平民という括(くく)りで語るのは無理があるというものです。原 敬にしても、藩閥に接する機会を得ることで外務省に入省し、政治家としての足掛かりにしているのです。

明治政府が優秀な人材を適材適所で取り立てたということにしても、それは専(もっぱ)ら人口の1%にも満たない下級士族のことを指していました。平民を積極的に登用するなどということは、薩長の権力者の念頭にはなかったはずでしょう。

仮に、戊辰戦争で幕府軍が勝ったとしても、日本に文明開化はやって来たはずです。仮に、明治、大正、昭和、平成の時代へと徳川幕府が存続していたとしても、日本人の性格から諸外国を参考にして憲法が制定され、資本主義が根付き、議会制度が制定され、婦人参政権も確立されていたはずです。

このように考えると、明治維新が革命と呼べるような性格のものではなかったことがはっきりします。


■不平不満を収める常套手段

次に、支配の為の統治システムを残した、という点についてです。

例えば明治政府は、官僚制を残しました。私達の多くは、明治政府が官僚制を作ったかのような印象を植え付けられていますが、それは全く誤った認識です。律令制を起源とする日本の官僚制は、6世紀末の飛鳥時代から存在していました。つまり、明治維新からの官僚制については、薩長の新勢力がその装いのみを改め、存続させた支配システムであると言うことが出来ます。

同様に、天皇を中心とした統治権力も、明治政府は残しています。これは、当然のことかも知れません。天皇による統治こそ、日本を丸く治める歴史的に確立したシステムだからです。天皇制の存続については、第2次世界大戦後、GHQがやはり同じことをしました。もちろん、天皇を尊重したからではなく、日本人を従順な子羊としておくには、天皇制を残すことが最良の道という支配者としての判断が働いたからです。

もちろん、薩長の討幕軍は、天皇のお墨付きを象徴する「錦の御旗」を掲げて幕府軍の戦意を喪失させたわけですから、天皇はその新政権樹立構想に初めから組み込まれた存在だったということでしょう。

しかし、このように明治維新の成果として、開国をした、廃藩置県を行って大名を廃した、国会を開催して議会制民主主義を生んだ、色々と並べ立てることは出来るでしょう。しかし、たとえ徳川幕府が続いていたとしても、幕府は同じような改革を成し遂げたことでしょう。たとえ明治以降も幕府がまだ政権を握っていたとしても、民主主義に移行していた可能性は高いし、婦人参政権は確立されていたはずです。

幾ら徳川幕府と言えども、馬鹿ではないのです。逆に太平洋戦争は避けられたかも知れません。明治政府になろうがなるまいが、日本は近代化したのです。世界の趨勢(すうせい)がそうなっていく以上、それに歩調を合わせていかざるを得ないのが、社会の自立的な発展というものだからです。

明治維新が仮に革命と呼べるものであるとしたら、江戸時代の権力者は皆殺しにあっていて当然です。少なくとも、徳川家など旧勢力の代表者や要職にあったものは死罪、旗本はお家取り潰しにしていかなければなりません。革命と言い張るなら、それ以外のやり方では格好など付かないのです。

しかし実際のところ、例えば徳川一族は、松平一族を含め、みな貴族として生き残りました。彼らの地位はその後もずっと守られ続けています。今でも東京の一等地に広大な家屋敷を構え、外部からは簡単に窺い知れない事業内容の会社を経営し、財団法人や社団法人の理事、或いはスポーツの国際委員会などの団体理事など、名誉職を幾つも兼任し、軽井沢の一等地に別荘を持ち、悠々自適の生活を送っています。

確かに、政権の座から徳川一族は下ろされましたが、21世紀の平民が決して手の届かない世界で、手厚い警備の下、堂々と生きています。彼らの周りには当然、人脈、海外コネクションなど、徳川幕府時代から受け継がれてきた無形資産もふんだんにあることでしょう。

徳川一族を存続させた理由は、そうすることが薩長勢力にとっても都合がいいからです。維新後も貴族として存続させたほうが、徳川の親藩だった勢力の不平不満を収め易い。過去にそのようにして行われた政略と計算によって、「勝ち組」は「勝ち組」独自の世界とネットワークを張り巡らしていくわけです。


■武家社会がそのまま続いている現代の日本

資本主義という建前の下、徳川家がどのようにしてカネを稼いで一族の繁栄を築いているのか分かりませんが、明治維新の立役者達が徳川家以上に発展していなければ、勢力のバランスが取れず、その不均衡は必ず衝突を生み出してしまいます。つまり、明治政府の中枢を占めた薩摩と長州の勢力も、その後その地位を守るばかりか、維持発展させているということです。

このように見てみると、日本の支配者はいまだに江戸以前からの武家社会に所属する人々である、と理解することが出来るでしょう。日本は、武家社会の階級がいまだに押さえている国なのです。

例えば、日本経団連がいい例です。日本経団連のメンバーになるということは、商人のトップとして認められ、支配者である武家階級に出入りを許されるということです。

余談かも知れませんが、日本経団連会長の代名詞となった「財界総理」という言葉は、日本経団連と時の政権との微妙な関係性をうまく表している呼称だなと感心させられます。要するに、日本経団連のメンバーは支配者達の為にお金を集めて上納するサポーターである、だから会長は「財界総理」として物申す、と聞こえてくるわけです。

日本経団連の会員企業を見てみると、明治以前からの支配階級の一員であるか、もしくは支配階級の許に出入りしていた人物が興した会社ばかりです。ここしばらくの間に、ソフトバンクや楽天、ライブドアなどIT関連企業〔※情報技術 Information Technology(IT)〕が相次いで会員に加えられもしましたが、ちょっとした新参者では先ず、余程成功を収めていないと経団連のメンバーにはなれないわけです。

ライブドアは、有価証券虚偽記載が発覚した後、日本経団連から無期限活動自粛の処分を受けました。また同様に、介護保険の水増し請求問題が発覚したグッドウィル・グループは、除名処分を下されています。当り前の処分かも知れませんが、新参者には厳しく、元からの会員企業へは甘さが余りにも際立っているのではないでしょうか。

例えば、戦後最大の疑獄であるロッキード事件の丸紅にお咎めが下ったと言う話は聞いたことがありません。また、ODA(政府開発援助)を巡る不祥事やディーゼルエンジンのデータ捏造など、度々不正事件を起こしている三井物産についても、日本経団連が何らかのアクションを取った事実は一度もないのです。

ライブドアやグッドウィル・グループが悪質なルール違反を犯したことは事実です。しかし、日本経団連も経団連で、その処分は全く恣意(しい)的で御都合主義だと言わなくてはなりません。ここにも支配階級の論理が働いているのです。

とは言え、これはまだほんの序の口です。

≪≪明治の資本主義の黎明期に起こった日本を代表する企業群の成り立ちを見れば分かるように、日本の経済は元々「勝ち組」による莫大な利権の争奪戦として発展してきました。エスタブリッシュメント達はそこに群がり、時に相手を出し抜き、時に談合し、結果的には抱えきれないほどの果実を程好く分け合って、自分達だけの「約束された世界」を作り上げました。

そうした自分達の縄張りに、新参者がやって来ても、自分達の利益になるうちはチヤホヤするでしょうが、一度(ひとたび)不利益を被(こうむ)るとなれば冷たくあしらうのが当然です。≫≫

〔資料〕伊藤忠兵衛(1842-1903) - Wikipedia ※伊藤忠商事・丸紅の創業者
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%BF%A0%E5%85%B5%E8%A1%9B_(%E5%88%9D%E4%BB%A3)

〔資料〕日本経済団体連合会:人事一覧及び政策提言
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%9B%A3%E4%BD%93%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/index.html

〔資料〕経団連の政党「通信簿」 仕組みは?思惑は? - しんぶん赤旗 2007年2月4日 ※日本経団連の政治献金は贈収賄
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-04/2007020425_01_0.html

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-01-29/03_01.html

〔資料〕キヤノン・トヨタなど経団連企業・団体 自民党に献金7.7億円超 派遣切りのさなかに - しんぶん赤旗 2009年10月1日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-10-01/2009100102_03_1.html

〔資料〕消費税増税 やっぱり大企業減税穴埋めの為:法人税の減収額と消費税税収の推移 - しんぶん赤旗 2010年6月20日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-06-20/2010062002_01_1.html

〔資料〕税金で政党CM 自民・民主とも 100億円超 電通・博報堂が受注トップ - しんぶん赤旗 2007年6月2日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-02/2007060215_01_0.html

〔資料〕毎年税金60億円 電通・博報堂・産経新聞社など事業請け負い 「安全神話」刷り込み - しんぶん赤旗 2011年7月16日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-16/2011071603_02_1.html

〔資料〕≪斎藤貴男 著『消費税のカラクリ』 第3章 消費者が知らない消費税の仕組み、他 より抜粋(1~11)≫|MelancholiaⅠ
http://arsmagna2.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

〔資料〕消費税増税に経団連が賛成するのは“輸出戻し税”ある為 - NEWSポストセブン 2012年2月21日 ※社会保障財源が補助金として輸出大企業の懐に
http://www.news-postseven.com/archives/20120221_89211.html

〔資料〕消費税10%なら大企業は6兆円(一般会計の7分の1に相当)のボロ儲け - 『日刊ゲンダイ』 2012年4月10日
http://gendai.net/articles/view/syakai/136076

※消費税増税の先にあるもの
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/1481

〔資料〕国際公共政策研究センター(CIPPS):組織・スタッフ ※小泉進次郎(CSISエージェント)の支持母体。日本経団連会員企業(理事会をクリック)、共に日経・CSISバーチャル・シンクタンクに在籍
http://cipps.org/group/index.html

〔資料〕国民政治協会 大口献金一覧 - 地 獄 へ の 階 段 2009年5月6日
http://blogs.yahoo.co.jp/voteshop/913249.html

※国民政治協会(自民党の献金窓口) 2010年収支報告:8~24頁
http://www.kokuseikyo.or.jp/syuushi/h22.html

※国民改革協議会(民主党の献金窓口) 2008年収支報告
http://www.dpj.or.jp/sub_link/kenkin/gaiyou.html

〔資料〕日経・CSISバーチャル・シンクタンク CSIS-Nikkei Virtual Think-Tank ※リンクを参照。CIAや連邦準備制度理事会(FRS)と繋がっている。小泉進次郎(CSISエージェント)や前原誠司政調会長はじめ松下政経塾も名を連ねる新自由主義者達の巣窟
http://www.csis-nikkei.com/

http://blog.goo.ne.jp/kenken_3981/e/feb54de4e0f2172acfa8619cb0afdef8

〔資料〕≪関岡英之 著『国家の存亡―「平成の開国」が日本を滅ぼす』 より抜粋(7)≫|MelancholiaⅠ ※【日経・CSISバーチャル・シンクタンクの顔触れ(新自由主義者達の饗宴)】 【CSIS-HGPI】細川佳代子 【三極委員会】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11076818385.html

〔資料〕≪斎藤貴男 著『消費税のカラクリ』 第3章 消費者が知らない消費税の仕組み、他 より抜粋(4~11)≫|MelancholiaⅠ ※小泉純一郎・竹中平蔵らによる「構造改革」の正体、竹中平蔵の正体、(対日)年次改革要望書、松下政経塾の正体、MRA、郵政民営化研究会、郵政選挙と広告代理店(BBDOとFleishman-HillardはロックフェラーのOmnicom Group Inc.傘下企業)、他
http://arsmagna2.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

※岡田克也(―三菱グループ)について
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/1453

〔資料〕進行形の「日本再占領」に日本の統治機構はどのように臨むべきか。 - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2011年6月23日 ※日経・CSISバーチャル・シンクタンク
http://amesei.exblog.jp/13859223

〔資料〕≪苫米地英人 著『現代版 魔女の鉄槌』 より抜粋(8)≫|MelancholiaⅠ ※Shock Doctrine(惨事利用型資本主義)、ヘーゲルの弁証法(正・反・合)鳩山・菅・野田
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11273446031.html

〔資料〕≪「対日年次改革要望書」とTPP:日本語翻訳 PDFファイル(1996年~2011年)≫ ※東北大震災、福島原発事故、TPP、余りにも出来過ぎた一連の流れ
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11066706411.html

〔資料〕田中康夫議員がTPPと野田政権の本質を斬る - Kaleidoscope 2012年2月7日
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1088.html

〔資料〕衆議院会議録情報:第180回国会 総務委員会 第3号 2012年(平成24年)1月27日 ※輸出戻し税、田中康夫・新党日本代表による質疑と野田佳彦(松下政経塾第1期生)総理の答弁
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/180/0001/18001270001003a.html

〔資料〕衆議院会議録情報:第180回国会 総務委員会 第9号 2012年(平成24年)6月20日 ※吉井英勝・日本共産党議員による質疑
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009818020120620009.htm

〔資料〕全国商工団体連合会の国分稔会長が2月27日の衆院予算委員会で行った意見陳述(要旨) - 全国商工新聞 2012年3月12日 ※輸出戻し税、ちなみに衆議院会議録情報では「第180回国会 予算委員会 第16号」が欠けている
http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/shouhi/120312-01/120312.html

〔資料〕野田新首相 財務相当時の昨年10月 経団連会長から接待 税制論議のさなか - しんぶん赤旗 2011年9月2日 ※野田佳彦(松下政経塾第1期生)総理―日本経団連・米倉弘昌会長、丹呉泰健
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-09-02/2011090201_01_1.html

※丹呉泰健
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11273446031.html

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1125.html

〔資料〕【新春に語る】海外計画継続で原発の輸出拡大 三菱重工・大宮英明社長「日本政府は輸出を拡大する姿勢だが、国内が脱原発だと矛盾するので、国内の再稼働をサポートしながら、海外展開も強力に進めたい」 - SankeiBiz 2012年1月3日
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120103/bsc1201030500000-n1.htm

〔資料〕Crowley Files of 1996 ※ジェラルド・カーティス、船橋洋一(CIAへの情報提供者)―CIA
http://cryptome.org/cia-2619.htm

http://www.crow96.20m.com/

〔資料〕あのジェラルド・カーティス(と船橋洋一)の正体はCIAへの情報提供者だった!そのカーティスが菅首相を操ろうとしている By 中田安彦 2010年7月1日 ※CSISのエージェント教育―中曽根康隆・小泉進次郎
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/614.html

http://nakasone-family.blog.so-net.ne.jp/2010-04-28-2

http://8413.teacup.com/julia/bbs/646

http://8413.teacup.com/julia/bbs/647

〔資料〕ジェラルド・カーティスとそのCIA疑惑が問われたFCCJ講演会(加筆済み) - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2012年4月27日
http://amesei.exblog.jp/15782104

〔資料〕ジェラルド・カーティスが野田首相(と岸本周平)に消費税法案の21日までの成立を、再度厳命した - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2012年6月16日
http://amesei.exblog.jp/16063592

http://amesei.exblog.jp/16083083

〔資料〕大蔵省スキャンダルと増税議員・岸本周平の米留学からわかること - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2012年6月28日 ※岸本周平―ジェラルド・カーティス
http://amesei.exblog.jp/16162343

〔資料〕米澤敏雄弁護士の陰謀 検察審査会で『起訴相当』とされた小沢幹事長、他 - 糾弾 ※谷垣禎一ら
http://www.kyudan.com/opinion/ozawa07.htm

※囚人のジレンマ(スケープゴートとしての小沢事件と2つの観点)
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/1477

http://www.kyudan.com/opinion/ozawa.htm


(2頁へ続く)

(1頁からの続き)


■丸の内をつくったのはポンドである

三菱財閥の成り立ちを例にとって、話を進めてみましょう。

創業者の岩崎弥太郎(1835-1885)は、土佐藩の出身で、幕末の風雲児、坂本龍馬(1836-1867)と繋がりがありました。岩崎自身は、地下(じげ)浪人の出身で、龍馬の出身である郷士よりも更に低い身分だったとされています。

海援隊の経理を担当していた岩崎は、龍馬が起こした海難事故の賠償で7万両という賠償金を目の当りにします。その価値は正確には分かりませんが、現代の貨幣価値に換算して、およそ36億円とも言われています。岩崎は龍馬の死後、この賠償金を元手に、三菱財閥の前身である三菱商会を設立したと言われています。

岩崎弥太郎は、政府高官の後藤象二郎(1838-1897)と盟友となり、政商としての頭角をどんどん現していくことになるのですが、だからと言って1代で簡単に三菱財閥が築けるものでしょうか。36億円という元手が事業資金として十分か否か、ここではそれを問題にしません。私は、もっと遥かに巨額の金が動いていたと見るからです。

東京・丸の内は、よく三菱村と称されます。三菱地所(じしょ)が土地を所有し、三菱グループ企業のそれぞれの本社が、テナントとして瀟洒(しょうしゃ)なビルを構えています。

丸の内は、東京駅と皇居のお堀端に挟まれた正真正銘の一等地です。江戸時代には、大名の江戸藩邸が立ち並び、南北の町奉行所や勘定奉行所などがあった場所です。維新後、陸軍の練兵場として整地され、それが明治23年に岩崎家に払い下げられました。そこに東京駅が誘致され、ロンドンを模して、岩崎家はここに赤レンガのビル群を建て、それが「一丁ロンドン」と言われる街並みとなったわけです。

もちろん丸の内の買収資金は岩崎家のものだったことでしょう。ところが、この一丁ロンドンの建設資金は、政府調達のもので、実はその殆んどが一丁ロンドンの名に相応しくポンドだったと言われています。これは、どういうことでしょうか。


■真の「勝ち組」企業の成り立ち

明治政府は二度、財政破綻しています。一度目は1881年(明治14年)、大隈重信(1838-1922)の大蔵卿の時代、二度目は1904年(明治37年)からの時期で、第1次桂内閣が御前会議で日露戦争開戦の決定を下した時代です。ちなみに、「工場払い下げ概則」が制定され、官営工場の民間払い下げによって財閥がはっきり形成され始めたのは、この前年の1880年(明治13年)です。

政府が最初に財政破綻をきたした時、三菱や三井、住友といった財閥が政府に対して莫大な資金援助を行っています。岩崎弥太郎の弟で三菱財閥第2代総帥の岩崎弥之助(1851-1908)が丸の内の土地を陸軍から買い取ったのもこの時期の1890年(明治23年)です。もちろん、援助を行うに当っては、様々な見返りの要求があって当然です。丸の内に東京駅が出来たのもその為です。

政商の下には国内に限らず、海外の資金ルートも当然あり、そうした海外の資金提供者に対する収益の配分も行わなければなりません。ちなみに、丸の内の土地を購入した岩崎弥之助は、総裁の座を弥太郎の長男・久弥(1865-1955)に譲り、44歳の若さで第4代日銀総裁の座に就いています。この後、三菱は財閥として急成長を続けました。

先に述べたように、明治維新そのものが海外の資金によって成し遂げられたようなものですから、そうした資金ルートが政商達の企業活動によってむしろ整備されていたと言っても過言ではないと思います。政商とはそういうものですし、そうでなければ1代で巨万の富を築くことなど出来ない相談です。

重工業が発展する為には、巨額の初期投資が必要ですし、鉄鉱石といった1次産品の採掘、輸送網などを整備する必要にも迫られます。これが国内の資金だけで賄(まかな)えるはずはありません。当然のことながら、海外からのファイナンスが必要になります。

これは三菱をはじめとする財閥に限ったことではありません。明治期に創業した日本の基幹産業の大半は、何らかの形で外国資本を利用して事業を発展させました。そうした主要企業は、ヨーロッパ名家の後ろ楯で政権を握った薩長勢力の意を受け、殆んど国策として薩長閥かそれに連なる人物が興しているわけですから、彼らにとって外資の利用が極当然の成り行きだったことは想像に難くありません。

GHQによる財閥解体を受けて、日本経団連の前身である経営者団体連合会が発足したのは敗戦の翌年、1946年(昭和21年)のことです。その会員は、右記の様な明治期資本主義の流れを汲む日本の基幹産業であり、明治維新以来、薩長の「勝ち組」の下でビジネスを勝ち抜いてきた企業群です。

その日本経団連が丸紅や三井物産に厚く、ライブドアやグッドウィル・グループに冷たいとしても、彼らにとっては極自然な振る舞いだと言えるわけです。

〔資料〕龍馬が後藤象二郎へ宛てた直筆の手紙 書き損じ見つかる - 朝日新聞 2010年6月16日
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK201006160068.html

〔資料〕武士の名前の構造
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1047001500

http://www.ryoma-kinenkan.jp/study/qa/ryoma/post-26.php

〔資料〕三菱財閥 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E8%B2%A1%E9%96%A5

〔資料〕日本資本主義確立期の三菱財閥 By 立松 潔 1973年7月1日(PDF、全20頁)
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/6612/1/kenkyu0002500830.pdf

〔資料〕三菱財閥, 岩崎彌太郎-彌之助-久彌の多角化理念 By 小林正彬 2002年7月31日 (PDF、全19頁)
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〔資料〕日中戦争下における三菱財閥の再編過程 1~3 By 浜淵久志 1980年3月(PDF、全118頁)
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■金を合法的に持ち去られた日本

ところで、現代の日本で新興企業が目覚しい成長を遂げる背景には、外国資本によるファイナンスが絡んでいることがよくあります。マネー経済に国境線は無くなりましたし、株式や債券、通貨などありとあらゆる国際市場がありますから、今では起業家にとって外国資本と手を組むことも当り前になっています。

ところが、一昔前、外為法(外国為替及び外国貿易法)での円の流出、ドルの流入を規制されていた時は、そうはいきませんでした。1980年代後半のバブル経済も、そうした環境の中で生れました。

日本が円を刷りまくり、その円を当局が市中から回収しなかった為に生じた「経済事故」という見方も出来ます。1985年(昭和10年)のプラザ合意 Plaza Accord でG5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)が「ドル安」に向けた協調介入を決めた為、輸出企業を中心にした景気の悪化を心配した日本政府が、湯水のように円を市中に供給したからです。国境に守られ、国内に溢れた円が、不動産や株式市場などに流れ込み、バブルを生み出しました。

第2次世界大戦後のIMF(国際通貨基金)による国際通貨管理体制の下で育った私達には、マネーが自由に世界を駆け巡る今の時代がとても新鮮に感じられるはずです。しかし、日本が通貨の国外流出を法律で規制し始めたのは、実はそんなに遠いことではありません。

日本では1932年(昭和7年)に、外為法の前身となる「資本逃避防止法」が作られています。その翌年には、外国為替銀行制度の導入により「外国為替管理法」が制定されています。その後、1936年(昭和11年)に、大蔵省令によって貿易為替管理が始められました。戦時体制への移行に伴い、「外国為替管理法」が改正され、規制が強められたのは1941年(昭和16年)のことです。

明治の頃に必要とされた貿易に使うお金の決済は、かなり原始的だったと言えるのではないでしょうか。1871年(明治4年)に「新貨条例」で金貨を日本の通貨としました。それまで流通していた銀貨と金貨のどちらを統一的な通貨とするかを決めたのですが、横浜や神戸の港では海外銀貨で決済されることが多かったと記録に残っています。

諸外国の狙いの1つは、日本の「金(純金)」を合法的に持ち去ることでもあったことでしょう。1881年(明治14年)の財政破綻を機に、政府は金本位制を取り下げましたが、明治政府は金の国外流出に随分頭を悩ませたようです。

当時、諸外国にとって、日本は魅力ある産金国でした。誰でも名前を知っているような欧米の名門財閥をはじめとする外国資本がその魅力に吸い寄せられ、食指を伸ばしてくるのは当然です。

時代が時代ですから、管理された為替市場などなく、国民の監視が届くような国際金融システムも存在しません。北朝鮮への送金ルートを引き合いに出すまでもなく、現代においても、ファイナンスの抜け道は幾らでもある状況です。投資収益の見返りさえ約束すれば、外資は自由に流れ込んで来たことでしょう。

明治政府は、軍備の殆んど全てを外資から提供して貰ったと言っても過言ではありません。もちろん、例えば外国の名門一族の誰かが訪ねて来て、直接、資金を提供したわけではなく、色々なルートでその資金がファイナンスされたということです。

こうした資金を元に、日本は資本主義を発達させ、近代化を成し遂げました。先にも述べましたが、仮に薩長が天下を取っていなかったとしても、徳川氏を中心にして同じような社会発展を辿ったことは間違いありません。もちろん、その時の資金の大半はイギリスではなく、フランスのロスチャイルド家がファイナンスすることになったことでしょうが。≫≫

〔資料〕外為法(外国為替及び外国貿易法) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E7%82%BA%E6%9B%BF%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%B2%BF%E6%98%93%E6%B3%95

〔資料〕プラザ合意 Plaza Accord(1985年) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E5%90%88%E6%84%8F

〔資料〕外国為替管理のコントロールと国際通貨基金協定加盟国の一般的義務(一):8条2項b節の Interpretation にみるその対応 By 大西公照 1988年3月31日(PDF、全34頁)
http://ci.nii.ac.jp/els/110004723210.pdf?id=ART0007466996&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1341307592&cp=

〔資料〕経済夜話:資本逃避防止法実施と影響 By 松藤秀雄 1932年7月20日(PDF、全5頁)
http://ci.nii.ac.jp/els/110002528869.pdf?id=ART0002794898&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1341306543&cp=

〔資料〕国際私法における外国為替管理法 By 岡本善八 1961年2月1日(PDF、全22頁)
http://ci.nii.ac.jp/els/110000400986.pdf?id=ART0000839483&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1341307298&cp=

〔資料〕金融・資本市場制度改革の潮流:施行された改正外為法 By 野村資本市場研究所 1998年(PDF、全14頁) ※表1・図1参照
http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/1998/1998spr04.pdf

〔資料〕金 - 資源について
http://resource.ashigaru.jp/gold.html

〔資料〕黄金の国ジパング再来、金輸出100トン突破へ 個人の換金売り殺到で - Bloomberg 2011年12月8日
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVCPOM1A1I4H01.html


■支配の為の「装置」と「道具」

このように外資の力を借りながら、薩長勢力を中心とした貴族、政治家、官僚は、様々な治世の綻びを経験しながらも、磐石な基礎を築いたと言えます。彼らは「武家社会」の支配階級を温存する国家システムを創り、表面上はそれが見えないように一般国民から隠し、髷(まげ)を落とし、洋装に改め、平民に苗字を与え、あたかも武家社会の権力基盤と権力者が一掃されたかのような一大キャンペーンを行いました。

私は、「勝ち組」がそのようにして、法律を始めとする支配の為の「装置」や「道具」を生み出し、確固たる支配のグランドデザインを練り上げたのだと考えます。いつの時代でもそうですが、権力を手中にした者は、自らの保身と権力の強化、維持を第一に政策を考え、遂行していくものです。それこそが、彼らにとって「国家百年の大計」だったと言えます。

現代の日本を眺めると、今もあちこちにその仕掛けが生きています。先ず目立つのが、名家出身の国会議員の存在です。彼らはそのルーツを遡ると、江戸時代の藩主や上級士族に辿り着きます。それが2世、3世、4世という具合に、まるで世襲制のように常に政治の表舞台に登場するのは、本当に個人の能力と資質に因るものでしょうか。

このことは官僚にも当て嵌まります。3代、4代続く国家上級公務員も決して珍しい存在ではありません。

人間が何か特別な集団を作る時、その人員の採用の仕方をちょっと考えてみて下さい。その集団に加入が認められるのは、目的と利害を共にする人物でその意思と能力があり、かつソサエティの先人達にそのように認められた人間だけです。企業が社員を採用する時も、こうした手続きを踏んでいます。つまり、新参者は、集団の利益を維持発展させる能力があると集団の構成者たちに認められて初めて仲間に加えられるわけです。

国を動かす政治家と官僚は、元々薩長勢力の牙城でした。選挙に当選し、或いは国家公務員試験に合格し、その牙城に入ることが許されるのは、薩長勢力が自分たちの仲間として認めた人間だけだ、ということになります。逆に言えば、新参者達もまた、最初からそうした勢力に加えられることを希望して、政治家や官僚という集団の門を叩いていることになります。

こうした両者の暗黙の了解は、それと無縁な第三者に直ぐにピンとくるものではありません。大抵の場合、両者の間にある利害関係は、私たちの目に触れないように隠されているからです。これが、一般的な多くの国民にとって、国会議員や国家公務員の世界が身近に感じられない理由の1つになっています。

しかし、そういう世界で生まれ育った当事者達にとって、その利害は直感的に了解される代物です。例えば、先に紹介した、薩長出身が防衛省と警察庁における出世の条件というようなことも、「西郷隆盛以来、薩摩隼人は軍人に向いている」というような何気ない言い回しで、親から子に利権の存在が口承され、その強化が計られてきたわけです。


■親から子へ存続され続ける莫大な権益

貴族制度こそなくなりましたが、皇族に連なる旧宮家、或いは元大名などの貴族も、現在(いま)に息づく存在です。先の徳川一族を引き合いに出すまでもなく、大名や公家の多くは、その家系と権益を現代に脈々と受け継い出来ました。実際、854名の華族以上の旧貴族とその嫡男が会員とされる霞会(社団法人霞会館、旧華族会館)という団体が今もあります。

同社団法人が編纂の『華族会館の百年』(霞会館 筑摩書房事業出版 1975年刊行)によると、霞が関ビルのオーナー法人でもあり、大変な含み資産を持った団体です。霞が関ビルの土地3000坪を所有しているので、数千億から1兆円位の資産を持っていることになります(2007年の会計報告によると、何故か簿価はたった90万円という税務上の優遇を受けています)。ちなみに霞が関ビルを経営する三井不動産は旧三井本社であり、三井家と言えば明治維新で薩長に付き、華族に取り上げられた新興の華族でした。

「あそこの家は、元は伯爵だったそうだよ。実は・・・・」さも価値のあることのように、時々こんな話をする人もいます。そういう人は、そこに謎めいたものを感じて話題にしているはずですし、多かれ少なかれ、その謎めいたものの正体が社会的地位や人脈、財産といった権益であることに気が付いているはずです。

貴族がどのようにして自らの資産と権益を代々継承してきたのか、その存続の方法をここで一々論(あげつら)うようなことは控えます。ただ、親から子へと行われる権益の継承は、能や狂言、華道、茶道といった伝統芸能の世界を例に採れば、おおよその骨格が分かるはずです。

例えば、家元制度では、その技と知識、地位、暖簾などが親から子へ世襲されますが、一方でその技と知識は先生から弟子へと伝えられます。家元を維持する為に、多く弟子を獲得しなければなりませんから、これは当然のことです。ところが、家元制度の世襲を守る為には、先ず、家元の跡継ぎの子供よりも技量が上というお弟子さんを、絶対に作らないようにしなくてはなりません。そうしないと、家元の家元たる理由が失われてしまいます。

つまり、伝統芸能の世界において、相続知識としての秘伝は一子相伝であり、かつ家元という地位の継承権と共に受け継がれます。このようにして地位の継承権を守るからこそ、権力もお金も全てそこに集中する仕組みが維持出来るわけです。

制度的な身分を失った貴族の場合も、彼らがその権力の承継を続けていくことが出来るのは、伝統芸能の場合と同様、その承継者にだけそっと伝えられる「秘伝」が存在するからです。土地や金などの財産以外に、一体何があるかと言えば、一般人には手の届かない人脈であり、密約ということになるでしょう。

能や狂言にしても、華道、茶道にしても、その家元は元々大名の元に出入りを許された一エンターテイナーに過ぎません。それが現代に、大変な資産家一門として残り、或る種の特権階級を構成しています。私は或る時、或る伝統芸能の家元から、「僕達にとって、金は便所のチリ紙と同じだよ」と、彼らの金銭感覚の一部を聞いたことがあります。かつて一エンターテイナーの一族でさえこうなのですから、貴族や旧宮家が代々存続してきた権益が、私達の想像を遥かに超えるものであることは間違いないことです。

〔資料〕霞会館 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%9E%E4%BC%9A%E9%A4%A8

http://www.disclo-koeki.org/02a/00286/index.html

〔資料〕霞が関ビルディング - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%9E%E3%81%8C%E9%96%A2%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

〔資料〕三井財閥 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BA%95%E8%B2%A1%E9%96%A5

〔資料〕三井財閥の企業形態展開史論的考察 By 吉田準三 1988年10月(PDF、全16頁)
http://ci.nii.ac.jp/els/110007187855.pdf?id=ART0009147086&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1341379245&cp=

〔資料〕坂本雅子 著『財閥と帝国主義―三井物産と中国』(ミネルヴァ書房 2003年刊行):書評 By 須永徳武(PDF、全4頁)
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Ajia/pdf/2004_07/06.pdf

〔資料〕戦後秘史/伏せられ続けた日本帝国軍の中国「阿片戦略」の詳報 By 木村愛二 - 木村書店
http://www.jca.apc.org/~altmedka/ahen.html

〔資料〕≪NHKスペシャル『圓の戦争』 より文字起こし≫|MelancholiaⅠ
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11287692118.html

〔資料〕戦前「朝鮮紡織」と中外コンツェルン By 鄭 安基 2002年(PDF、全16頁)
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/44537/1/24_61.pdf

〔資料〕三井財閥の「境界」と鐘淵紡績 By 鄭 安基 2007年(PDF、全26頁)
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/151197/1/kronso_180_1_71.pdf

〔資料〕日本の株式所有の歴史的構造(1):4.三井財閥と三菱財閥の株式所有構造 By 増尾賢一(PDF、全16頁)
http://wwwlib.cgu.ac.jp/cguwww/02/23_01/023-01-01.pdf


■森ビルの建設資金

勿論、現代のビジネスでも、外資の思惑としか表現出来ない不思議な現象を幾つか挙げることが出来ます。例えば森ビルです。森ビルは、東京・六本木の新名所となった六本木ヒルズの建設で日本中に知れ渡る存在になりました。森ビルという会社は、虎ノ門や新橋など、港区に何十棟ものオフィスビルを経営している優良企業ですが、それらの貸しビル群は創業者の森 泰吉郎(もり たいきちろう 1904-1993)氏が殆ど一代で築いたものです。

森 泰吉郎氏は、アメリカの経済紙『Forbes』の世界資産家ランキングに登場したこともある資産家です。森ビルが経営するオフィスビルは、地の利からか、中央省庁の分室が入居することもあるなど、なかなか立派な造りをしています。さぞや立志伝中の人物かと言えば、実はそうではなく、森氏は横浜市立大学の商学部長を務めた教授で、経営史学の研究者でした。クリスチャンでもあり、森ビルが六本木に建てた商業ビル、アークヒルズの中庭の壁には、聖書の1節が記されています。アークヒルズは、「箱舟の丘」とも訳すことが出来ます。

そうした人物が一代で、世界資産家ランキングに取り上げられるほどの大金持ちになりました。港区の一等地に何十棟ものオフィスビルを建てた、その建設資金は何処から調達したものなのでしょうか。

また、ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドを創業した藤田 田(ふじた でん 1926-2004)氏も、同様の意味で不思議な存在です。藤田氏は、元々輸入雑貨販売店の経営者でしたが、日本マクドナルドの経営にも大変な才能を発揮しました。同氏は、フジタ未来経営研究所というシンクタンクを設立し、霞が関の官僚達の論文に対しフジタ未来経営賞という賞を与えていたことでも有名です。ですが、米マクドナルドが日本での営業権の譲渡先を本気で探したとすれば、もっと資金力があり、好条件を提示するパートナーを幾らでも見つけることが出来たはずです。

〔資料〕森ビル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E3%83%93%E3%83%AB

〔資料〕森 泰吉郎(1904-1993) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%B3%B0%E5%90%89%E9%83%8E

〔資料〕水交社→MASON→ACCJ(在日米商工会議所 第39メソニック森ビル) - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2008年2月4日
http://amesei.exblog.jp/3862975

http://sfu9xi.sa.yona.la/515

http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060913

http://www2.gol.com/users/lodge1/links-j.html

〔資料〕藤田 田(1926-2004) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E7%94%B0%E7%94%B0

〔資料〕世界最大の穀物商社・カーギル社の対日食糧戦略 - 板垣英憲「マスコミに出ない政治経済の裏話」 2005年4月3日
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/47040a3b1c2b2c72b2cba890e478c0c0

〔資料〕地球上でマクドナルドのハンバーガーを「食品」と認識する生物種は人類のみだった! By Mike Adams - Beyond 5 Senses, tamekiyo.com 2010年10月17日
http://tamekiyo.com/documents/healthranger/happymeal.html

〔動画〕浜岡原発の危険を語る。(5-5) - YouTube [3分01秒] ※フライドポテト・ポテトチップスと産地ハンフォード
http://www.youtube.com/watch?v=p18qIyiNh3g

http://ameblo.jp/jikyuujisoku/entry-10100707192.html

http://blog.goo.ne.jp/okawaraarishige/e/355dbcf1df57e3a4ad084ada5dcd7a1f


■西部グループの謎

更に、時代は些(いささ)か遡りますが、西部グループの創業者であり、衆議院議長でもあった堤 康次郎(つつみ やすじろう 1889-1964)氏も、実に不思議な存在です。西部グループは、プリンスホテルや西武鉄道、国土計画を中心とする新興財閥です。西部グループを、康次郎氏はどのようにして一代で築くことが出来たのでしょうか。

プリンスホテルの名前は、現在も皇室専用ホテルとして存在している千ヶ滝プリンスホテル(旧・軽井沢プリンスホテル)から始まっているようですが、これは元々皇室の土地でした。皇室から払い下げて貰うこと自体、普通の起業家には出来ないような難事業です。その後、北白川宮邸、東伏見宮邸、竹田宮邸、李王家邸などを次々と買い取って高輪プリンスや赤坂プリンスなどのホテルにしています。

このように、当時GHQに断絶させられた宮家達が次から次へと、堤 康次郎氏に土地を売却していくのですが、当時のGHQでしたら、皇族の土地はそのまま国有にし、宮内庁の管理下に置くことも出来たのです。

それを敢えて堤氏に売却というシナリオを描き出したのは、一度民間にすることで外資が買い取ることを可能にするという目論見があったと見ます。実際、多くの西部グループの資産は現在シティグループに売却されています。しかも、土地の払い下げとホテル建設に掛かった資金の出所ははっきりとしていません。

西部グループについてはもう1つ謎があります。

康次郎氏の跡を継いだ堤 義明(1934-)氏は、日本オリンピック委員会のドンでした。1998年の長野オリンピックをプロデュースし、成功に導いたことはまだ記憶に新しいはずです。その長野オリンピックの競技の会場となった土地の多くも堤家の土地でした。その土地を開発し、新幹線を通し、そこに堤 義明氏はオリンピックという世界の一大イベントを持ってきました。堤家の、このような桁外れの政治力が、果たして個人の商才だけで生み出せるものでしょうか。

〔資料〕堤 康次郎(1889-1964) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%A4%E5%BA%B7%E6%AC%A1%E9%83%8E

〔資料〕堤 義明(1934-) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%A4%E7%BE%A9%E6%98%8E

〔資料〕Prince Hotels, Inc. - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB

〔資料〕西武HD傘下のプリンスホテル(旧コクド)のスキー場一覧 ※多くの売却先がCiti Group(―David Rockefeller, Sr)
http://homepage3.nifty.com/yomoyama_banashi/sc/seibu.htm


■「勝ち組」の仲間入りを許された人々

ここに挙げた例は、松下電器やソニー、或いはマイクロソフトやグーグルなどの企業成長とは全く異なっています。新技術の発明や新製品の開発によって彗星の如く現れたわけではなく、まるで棚から牡丹餅(ぼたもち)が落ちてきたかの様に、突如としてアメリカ流の不動産ビジネスやチェーン・ビジネスが生まれるのです。明治の三菱財閥が、官営工場や錬兵場の払い下げを受け、グループ企業を増やし、丸の内ビルを建てたケースにどこかそっくりだと言えないでしょうか。

思い起こして頂きたいのですが、日本では、ほんの一昔前まで、銀行は土地担保なしに事業資金の貸し出しを全くしませんでした。時価総額によるレバレッジ(梃子)という資金調達方法にしても、その概念さえない状態でした。

1980年代半ば、アップルやマイクロソフトといった米ベンチャービジネスの勃興に刺激され、日本の若者も起業家への夢を膨らませビジネスを立ち上げようと意気込みました。しかし、僅かばかりのソフト開発費、人件費を調達することが出来なかった多くの優秀な若手起業家が敗北していきました。その時、私達が胸に刻んだのは、資本主義はそんなに甘いものではない、という皮膚感覚だったと思います。

ところが、こうした実感とおよそかけ離れた世界が、この世の片隅にはしっかり存在しています。豪華ホテルチェーンや瀟洒(しょうしゃ)なオフィスビル群の建設資金は、ベンチャー起業家が必要とした開発資金とは比較にならないほど巨額です。ハンバーガー店のチェーン展開事業にしても、必要資金の桁は比較にならないほど違います。

≪≪とすれば、一体どのような理由から勝者と敗者が選別され、はっきりと色分けされたと言うのでしょうか。その鍵を握るのが、この日本で営々と利権を受け継いできた「勝ち組」たちの存在です。これまで見てきたように、明治以来、国の実権を握り続けてきた「勝ち組」には、スポンサーがいます。政商達は、下働きをし、利益を上納することで、自らもその配分に与(あずか)って来たのです。≫≫

ポピュラーな例として、ここでは森氏、藤田氏、堤氏の3人を紹介するに留めますが、これはほんの一部に過ぎません。彼らは新興財閥の経営者、或いはその候補者として、何故か巨大外資から白羽の矢を立てられたのです。

憶測に過ぎないという批判は甘んじて受けるとして、私は、こうした起業家達の背景に、明治から続く外国資本の力と思惑が横たわっており、それ故に政治と行政の強い協力があったはずだと思います。彼らは皆、出身地もまちまちで、一見、薩長勢力とは無関係に見えますが、何かのきっかけで薩長勢力から仲間入りを認められた人物と言えるでしょう。


■国民とは私達のことではない

≪≪日本の経済は、いわゆる動脈の部分では国民に新しい血液を送り生命活動を支える役割を果たしていますが、一方の静脈の部分では、国民から搾り取った血肉を我々の知らない相手に捧げるように作られています。

例えば、防衛省の装備品調達でおよそ40億円の水増し請求が発覚し、またアメリカへは2007年度で2173億円の思いやり予算を拠出することが決まりました。また、社会保険庁は、自らの怠慢で招いた年金未払い問題で、年金を貰えないまま死んでいく国民に対して、「それがどうした」と開き直りました。こうした事件で政府が驚くほど冷たい対応を取る度に、私には、然(さ)もあろうという気持ちが生じてきます。

彼らは、国民の為に働いたことなど一度もないのです。明治以来140年間に亘(わた)り、彼らは薩長勢力の一員として武家社会の頃と同じ支配者に仕え、その高邁(こうまい)な自己保身計画の為だけに働き、そうすることで自分の地位と収入を維持して来たのです。彼らは薩長勢力の使用人であり、薩長と関わりのない人間など国民として扱いません。

そのような人達に、国民の利益を第一に考えるよう求めても全く無理な話です。彼らが国民主権という時、国民とは薩長勢力のことであり、私達が考える国民ではないことを肝に銘じなくてはなりません。こうした言葉の摩り替えに満ち満ちた政治と行政に、騙されてはならないのです。≫≫


■支配者の本音

私は既に、或る特定の集団と、その集団に所属することを望む新参者とが、暗黙の了解で結ばれていることについて指摘しました。薩長勢力と政商との関係がそうですし、更に巨大外国資本と薩長勢力との関係も同じです。ヨーロッパの名家を頂点とする外国資本の意向を受けつつ、薩長勢力は日本に、言わば彼らの王国を築いたということです。

しかも、その王国には、象徴天皇はいても、はっきりと目に見える王様はいません。まるでカフカ Franz Kafka(1883-1924、ユダヤ人)の小説『城 Das Schloss』(1922年執筆、1926年刊行)のような世界が広がっているばかりです。

≪≪実は、この王様の姿を隠すという仕掛けこそ、私達を騙し洗脳する巧妙な罠と言えます。

私達には、日本のトップである総理大臣の姿しか映りません。総理は言わば王様の補佐役で、本当の王様は王座に姿を見せることも、私達の前で演説することもありません。どのようなビジョンを持っているのか、私達に何を求め、何を与えようとしているのか、王様の考えも分かりません。何か問題が起こると、トップの首は挿げ替えられます。その度に、私達は新しい風が吹くことに期待を寄せ、その期待は必ず裏切られます。トップが誰に代わろうと、薩長支配、武家社会支配がそのまま続くのですから、それは極自然なことなのです。

その結果、まるでパチンコ通いに興じる人間のように、毎日少しずつ持ち金を減らしながら、一時の快楽をむさぼり、明日に僅かな希望を託しつつ、飼い馴らされ、人生を磨り減らし続けていくのです。

少々マシな識者は、日本の進路選択に当り、王様が何を考えているのか慮(おもんばか)り、「こういうことに違いない」とマスメディアで発言します。アメリカの動向などを気にする評論家などが、その代表でしょう。しかしながら、王様の考えは単純明快です。日本人や世界の人々が考えている平和や理想については、何も考えていません。あるのは、自分の権力を守り、その為に人間を奴隷化し、お金を儲けることだけです。

姿を隠し、沈黙を守っているのは、そうしていれば人々が落ち着かなくなり、何か意図や思惑があるのではないかと勝手に推測し、行動を始め、益々奴隷化の深みに嵌まってくれるという計算があるからです。薩長勢力はそれを知りながら、王様を受け入れ、国民の犠牲と引き換えに自分達の権力基盤を強化して来たわけです。

その結果として、当然のことながら、静脈の世界を通して私達が稼いだ金はどんどん海外に流出しています。明治の頃、日本の金貨がどんどん海外に流出していった時とほぼ同じ状況と言えます。≫≫

薩長勢力は現在(いま)、国民の懐から掠め取ったお金をスポンサーサイドに益々流し込もうとしているのですが、この根深い問題については、第3章でじっくり考察していくことにしましょう。

〔資料〕Franz Kafka著『城 Das Schloss』(1922年執筆、1926年刊行) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8E_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

〔資料〕銀行という名の搾取システム - Anti-Rothschild Alliance
http://rothschild.ehoh.net/main/04.html

〔資料〕日本人が知らない 恐るべき真実 目次 - Anti-Rothschild Alliance
http://rothschild.ehoh.net/truth/part1/find.html

〔資料〕日本人が知らないニッポン - THINKER
http://www.thinker-japan.com/thinkwar.html

〔資料〕Richard A. Werner著『知れば知るほどコワくなる!日本銀行24のヒミツ―不況をつくり、悪化させたのは日銀だった!』(実業之日本社 2003年刊行)
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-62645-1

http://rothschild.ehoh.net/material/new_05.html

〔資料〕≪苫米地英人 著『利権の亡者を黙らせろ―日本連邦誕生論』 より抜粋(3)≫|MelancholiaⅠ ※FRS―日経・CSISバーチャル・シンクタンク(1頁添付資料を参照)、中央銀行に関する添付資料多数
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11253445914.html


(3頁へ続く)

(2頁からの続き)


〔苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 第2章 みそがれた階級 より P.54-P.87〕


■差別思想の根源にある穢れの概念

戦場ジャーナリストの長井健司(1957-2007)さんが兵士の銃撃によって殺されたのは、ミャンマー軍事政権が民主化勢力の抗議行動を武力鎮圧した2007年9月27日のことでした。長井さんは私の友人で、彼を派遣したAPF通信社の代表〔※山路 徹(1961-)〕も私の古くからの友人です。

長井さんの葬儀が10月8日に、東京の青山葬儀所で行われました。告別式の受付を済ませると、葬儀所の職員らしき礼装の人物が、私に塩を渡そうとしました。「家に帰ったらこれを撒(ま)いてお清め下さい」と言うのです。(中略)

お清めに塩を撒くという習慣は、仏教にはありません。浄土真宗などでは禁止していますが、何故か一部の仏教宗派ではそれを許しています。長井さんの御家族は真言宗の分派だそうですが、青山葬儀所の職員の説明によると、社会的な慣習として、通常塩を配っているということでした。

死の世界が穢れているという思想は、中国の道教の影響から来たもののようです。日本の神道は、道教の影響を強く受けていますから、それ故に、死の世界が穢れの世界であるという考えが根を張っているのでしょう。実際、神道では塩を撒くことが重要な御祓(おはら)いの儀式であると位置付けられ、穢れの概念が塩を撒くという行為に直結しているわけです。

この穢れの概念こそが差別思想の根源であり、私達から自由を奪う洗脳の道具に他なりません。単純化して言えば、支配階級は、誰が一番クリーンであり。誰が一番穢れているかという恣意(しい)的な判断基準を私達に押し付け、階層を作り、私達をその中に閉じ込めたわけです。

私が青山葬儀所で怒り心頭に発したのは、長井さんと私、そして仲間達の多くが、そうした支配階級の思想の対極に自分を置き、その打破を共通の目的として、常々活動してきたからです。

〔資料〕穢れ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%A2%E3%82%8C

〔資料〕神道と塩 - 西野神社 社務日誌 2008年6月24日 ※「気枯れ(生命力の枯渇)」と清め塩
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20080624

〔資料〕天皇大帝 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E5%A4%A7%E5%B8%9D

〔資料〕道教:日本における道教 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E6%95%99

http://fleshwords.web.fc2.com/dt/dt067.htm


■宗教という支配の為の道具

日本人は歴史的に差別意識がとても強い民族です。支配階級で言うと、一番クリーンな人とは、例えば神社やお宮の中にいる人達、一番穢れているのは死体を扱う人達で、その間に幾つもの階層を作りました。そうすることで、社会の順位を決めることが出来ます。一番クリーンな人に近付けば近付くほど身分が高いというわけです。

体から流血した血も穢れとされてきましたから、女性は月経があるので、女人禁制で代表される差別の対象でした。

信教の自由は当然ありますから、宗教としてこれを信じることに異論を唱えるつもりはありません。ですが、宗教は“あの世”の論理です。“あの世”の論理を“この世”に持ち込んで来ることは、許せないわけです。まして、それを国の論理に持ち込むとしたら、見逃して済む問題ではなくなります。

キリスト教社会でも、同じようなことが行われていました。バチカン Civitas Vaticana(英:Vatican City)に近い人達ほど偉いとされ、中世の頃の王様は、如何にしてバチカンに破門されないようにするか、大変に頭を悩ませました。そのようにして、バチカンは権威を維持してきたわけです。

政教分離を掲げる今の日本でも、こうした支配者の論理はちゃんと維持されてきました。それが、青山葬儀所で塩を撒くということに繋がります。そこには、誰が一番クリーンで、誰が一番穢れているのかという概念が、目立たないように、でもはっきりと参列者の記憶に残るよう、入り込んでいるわけです。


■不思議な「日本教」の存在

≪≪天皇家の宗教は、古くはいわゆる神道であり、少なくとも聖徳太子〔※大山誠一氏の著書を参照(または添付資料)〕以後は本来は仏教であったはずです。と言うよりは、宗教学者の島田裕己(しまだ ひろみ 1953-)氏が指摘するように、明治に入って「宗教」という概念が導入されるまで、日本には「宗教」という概念そのものが無かったので、神道と仏教は2つの別々な宗教に分けられていなかったのです。

1例を示すと、「門跡(もんぜき)」という言葉があります。今では寺の格を表す言葉とされていますが、元々は天皇家から出家して寺に入ると、その法統を継ぐ意味で「門跡」と呼んだわけです。門跡は幾つもあるのですが、徳川家康(1543-1616)が恐れた一向一揆の一向宗の浄土真宗にさえあるのです。もし天皇家の宗教が本来仏教でないとすれば、あり得ない話です。

つまり、儀礼としての古神道の伝統は守りつつも、天皇家の宗教は明治維新まで仏教でした。天皇家の宗教が神道として仏教から分けられたのは、明治政府以来の話です。

では、その仏教が、本当の仏教なのかと言えば、これもおかしいのです。仏教で釈迦は、僧侶は葬式をしてはいけないと教えています。ヒンドゥー教式の輪廻転生という教えもありません。にも関わらず、日本では仏教の葬式がありますし、バラモン教(古代ヒンドゥー教)のままのような輪廻転生を信じています。

かつて私は、仏教研究の第一人者、ひろ さちや(増原良彦 1936-)さんと対談したことがあります。その時、ひろさんが仰っていたことは、日本には仏教は伝わっていない、ということでした。

私は、日本の仏教は中国道教に強い影響を受けた仏教と、ヒンドゥー教が密教として混じって出来たものだと思います。だからこそ教義にも、ヒンドゥー教のままの輪廻転生があり、アートマン思想の霊魂がいて、更には穢れの思想まで許した仏教宗派があるといった具合に、本来の仏教にあるはずのない存在があるのでしょう。

とすると、今私達に多かれ少なかれ影響を与えている仏教は「日本教」である、と言うことが出来ます。この不思議な日本教の存在によって、青山葬儀所の職員が私に塩を渡そうとし、“あの世”の論理であるはずの穢れの論理がこの世に持ち込まれ、差別主義を助長することで国民が権力者の意のままに動かされている、というわけです。≫≫

青山葬儀所は東京都の公共の施設です。此処で来場者に塩を渡しているということは都議会で問題にすべきです。

〔資料〕島田裕巳 著『日本の10大新宗教』(幻冬舎 2007年刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE10%E5%A4%A7%E6%96%B0%E5%AE%97%E6%95%99-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B3%B6%E7%94%B0-%E8%A3%95%E5%B7%B3/dp/4344980603

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080117/144741/?rt=nocnt

〔資料〕霊友会 - Wikipedia ※―石原慎太郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E5%8F%8B%E4%BC%9A

http://yokoze.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/yokoze_ec52.html

〔資料〕≪鬼塚英昭 著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』 より要約(24~26)≫|MelancholiaⅠ ※石原慎太郎の虚像の裏側
http://arsmagna2.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

〔資料〕≪広瀬 隆 著『地球のゆくえ』 第3章 細川政権誕生の謎、他 より抜粋(5)≫|MelancholiaⅠ ※藤原不比等と聖徳太子
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11086519906.html

〔資料〕バラモン教(古代ヒンドゥー教) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%B3%E6%95%99

〔資料〕ヒンドゥー教 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E6%95%99

〔資料〕梵我一如 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B5%E6%88%91%E4%B8%80%E5%A6%82

〔資料〕道教 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E6%95%99


■エスタブリッシュメントの論理

≪≪「日本教」を頂く現代社会においては、一番みそがれた人達と、みそがれていない人達というのが、善人と悪人の差になっています。一番みそがれた人達というのは、大変小さな集団として、一般の人間には見えない日本の裏側で、のほほんとして生きている人々です。これが日本の「勝ち組」です。

〔※1990年代の後半から、「勝ち組」「負け組」という言葉が流行りだしたが、元々『日経新聞』紙上やテレビ東京(日経が筆頭株主)で多く用いられていた→新自由主義者達の巣窟である日経・CSISバーチャル・シンクタンク〕

そして、いい大学を出て、上級公務員試験に合格して官僚になった人達、或いはいい大学を出て、一部上場企業に入社し、社長に昇り詰め、日本経団連に加盟出来た人達は、その末席に並ぶことを許されるのです。

そうしたエスタブリッシュメント達 Establishment〔※社会的な権威を持っている階層〕の牙城を切り崩そうとする者が現れると、彼らは直ぐに潰しに掛かってきます。そのいい例が、ライブドアの堀江貴文(1972-)〔※―Lehman Brothers〕でしょう。

堀江がやろうとしたことは、主に2つです。1つは、ライブドアの株価を吊り上げて時価総額を増やし、その金で企業買収を繰り返したこと。もう1つは、テレビ局に手を出して買収しようとしたことです。

彼は、投資事業組合という道具を使って、かなり強引にライブドアの高株価を演出しました。時価総額を使って企業買収を繰り返す手法は、買収した企業の株式を再び公開することで時価総額を更に大きく見せることが出来る為、更なる企業買収を可能にします。手法自体は、当時既にアメリカでは当り前になっており、早晩、日本でも誰かが使うだろうことは明らかでした。

もちろん、手法自体に違法性があったわけではなく、見せ掛けの利益を操作したことが問題だったのです。ただ、時価総額を梃子(てこ)にした買収が問題であるかのようなイメージが定着し、新興企業が既存企業を同様な手法で買収することが極めて難しくなりました。

一方、今日本で、不動産投資信託(REIT)を使って不動産を買い漁っている外国人達は、手法は堀江と同じですが、当局に問題にされることなく、やりたい放題です。彼らは、REITの株価(証券価格)高を演出し、その時価総額をベースに新たなREITを作って土地や建物を買い占めているのです。(中略)

しかも、日本では2007年5月、外資による三角合併さえ解禁されました〔※2002年10月23日付「(対日)年次改革要望書」の商法の項目において、三角合併を認める法案を2004年度までに国会提出しろと米国側が命じている。添付資料を参照〕。外国の会社が、自社の株式で日本の会社を買収出来るようにする仕組みです。外国企業の日本法人が親会社の株式との交換で日本企業を買収出来るようになりました。これにより日本企業の100%吸収合併を一切の現金を使わずに外国企業が出来るようになったのです。

アメリカの企業は、社債や株式発行など、有利な資金の調達を行う際に、全て株式時価総額の大きさで勝負をしています。経営者達が血眼(ちまなこ)になって高株価の演出に奔走するのは、株価がこのように、資金調達にダイレクトに結び付く仕組みになっているからです。その熾烈な競争に晒され日々鍛えられている海外企業に三角合併を許したら、日本の企業は一溜りもなく買収されてしまいます。

ところが、それがあっさり認められてしまったわけです。≫≫

〔資料〕堀江貴文と「坂本龍馬」という幻想 - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2011年4月29日
http://amesei.exblog.jp/13477889

〔資料〕ライブドア事件:マネーロンダリング疑惑(クレディ・スイス)、野口英昭の自殺について - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6

http://www.murakami-bocho.com/district/070124/kotani2.html

http://www.murakami-bocho.com/

http://www.asyura.com/0510/nihon18/msg/822.html

※新じねんより、ライブドア事件を巡る様々な相関図、小泉純一郎、竹中平蔵、安倍晋三、松下政経塾、他
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/t1/244

〔資料〕収支報告に映る故永田寿康議員の叫び? - 地 獄 へ の 階 段 2009年9月12日 ※野田佳彦、前原誠司
http://blogs.yahoo.co.jp/voteshop/6929511.html

http://blogs.yahoo.co.jp/voteshop/2095544.html

〔資料〕何故「日経新聞」は年次改革要望書についてまともに報じないのか? - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2006年12月7日
http://amesei.exblog.jp/4323374

〔資料〕日経・CSISバーチャル・シンクタンク CSIS-Nikkei Virtual Think-Tank ※リンクを参照。CIAや連邦準備制度理事会(FRS)と繋がっている。小泉進次郎(CSISエージェント)や前原誠司政調会長はじめ松下政経塾も名を連ねる新自由主義者達の巣窟
http://www.csis-nikkei.com/

http://blog.goo.ne.jp/kenken_3981/e/feb54de4e0f2172acfa8619cb0afdef8

〔資料〕≪関岡英之 著『国家の存亡―「平成の開国」が日本を滅ぼす』 より抜粋(7)≫|MelancholiaⅠ ※【日経・CSISバーチャル・シンクタンクの顔触れ(新自由主義者達の饗宴)】 【CSIS-HGPI】細川佳代子 【三極委員会】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11076818385.html

〔資料〕≪斎藤貴男 著『消費税のカラクリ』 第3章 消費者が知らない消費税の仕組み、他 より抜粋(4~11)≫|MelancholiaⅠ ※小泉純一郎・竹中平蔵らによる「構造改革」の正体、竹中平蔵の正体、(対日)年次改革要望書、松下政経塾の正体、MRA、郵政民営化研究会、郵政選挙と広告代理店(BBDOとFleishman-HillardはロックフェラーのOmnicom Group Inc.傘下企業)、他
http://arsmagna2.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

※岡田克也(―三菱グループ)について
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/1453

〔資料〕進行形の「日本再占領」に日本の統治機構はどのように臨むべきか。 - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2011年6月23日 ※日経・CSISバーチャル・シンクタンク
http://amesei.exblog.jp/13859223

〔資料〕≪苫米地英人 著『現代版 魔女の鉄槌』 より抜粋(8)≫|MelancholiaⅠ ※Shock Doctrine(惨事利用型資本主義)、ヘーゲルの弁証法(正・反・合)鳩山・菅・野田
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11273446031.html

〔資料〕≪「対日年次改革要望書」とTPP:日本語翻訳 PDFファイル(1996年~2011年)≫ ※東北大震災、福島原発事故、TPP、余りにも出来過ぎた一連の流れ、【国会質疑の中で取り上げられた「(対日)年次改革要望書」 両院会議録記述一覧(43件)】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11066706411.html

〔資料〕三角合併 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%90%88%E4%BD%B5

http://japan2.usembassy.gov/j/p/tpj-jp0260.html#商法詳論


■ホリエモンが潰された本当の理由

堀江は狙い撃ちにされたものですが、彼のどこが薩長勢力の気に障ったと言うのでしょうか。理由は2つあります。

第1に、彼は支配階級に受け入れられた人間ではなかったということです。彼は東京大学に合格しましたが、上級公務員になったわけでも、日銀など「勝ち組」の登竜門に合格したわけでもありませんでした。第2に、堀江が本気でテレビ局を手に入れようとしたことです。

新聞とテレビは、日本のマスメディアの中でも、法律によって強力に守られた存在です。新聞については別のところで触れますが、テレビ局は電波法、放送法などによって、簡単には買収出来ないよう、様々な網を被(かぶ)せて守っているのです。

放送は、立法、行政、司法に並び、第4の権力に数えられるほどの力を持っています。特にテレビが持つ映像と音声の影響力は強く、大衆操作(プロパガンダ)も容易です。極当然のことですが、テレビ局は、早くから薩長とそのシンパ勢力に牛耳られ、支配階級の厳しい管理下で運営されてきた事業と言えます。(中略)

些(いささ)か余談になりますが、テレビ局は特権的な地位を保っている企業です。役員、社員は年収が高いだけでなく、様々な副収入を得る機会に恵まれています。会社が儲かっているのだから問題ないと言いますが、そもそもテレビ局の発展を築いた資金は、草創期に注ぎ込まれた莫大な税金であることを忘れてはいけません。また現代でも地上デジタル放送の移行に膨大な税金が注ぎ込まれています。

薩長の支配階級が自分達の勢力を拡大する事業分野や組織は、常にこのような方法で発展し、特権を築いてきました。もちろん、その秩序を掻き乱す新参者には、常に手荒い洗礼が待っているということです。

〔資料〕≪苫米地英人 著『利権の亡者を黙らせろ―日本連邦誕生論』 より抜粋(4)≫|MelancholiaⅠ ※談合マスコミの電波利権の実態、“絆=談合”の裏側
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11255176418.html

※2009年9月9日、第45回衆議院議員総選挙の結果を受け民主・社民・国民新党は党首会談を行い、3党による連立政権を組むことで合意。総務省は地上波テレビ・ラジオ放送局195社のうち107社(前年比43社増)において2008年度の収支で純損失を計上。記録が残っている1975年度以降の業界全体の計でも初めて赤字に転落したと纏めた。

〔動画〕自分の金は出さない芸能人の募金活動 - YouTube [1分43秒] ※「人気者」の利用価値(権威付け)、“絆=談合”にも利用
http://www.youtube.com/watch?v=h-hKMPZNDLA

〔資料〕恐るべき電通の歴史 1~2 - ブログ de なんで屋@東京
http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/97eb215734bf1795ad54f27da77267c2

http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/efaf6c4fa9c64880684b4423f94d753b

〔資料〕税金で政党CM 自民・民主とも 100億円超 電通・博報堂が受注トップ - しんぶん赤旗 2007年6月2日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-02/2007060215_01_0.html

〔資料〕毎年税金60億円 電通・博報堂・産経新聞社など事業請け負い 「安全神話」刷り込み - しんぶん赤旗 2011年7月16日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-16/2011071603_02_1.html


■家系や血筋という価値

さて、みそがれた人達の話に戻ります。

日本で一番みそがれた人は、天皇ということになります。ここでは、天皇制の是非については、主題から離れる為論じません。

お見合いという制度があります。見合い結婚では、自分の経歴をかなりい詳しく相手に伝えるよう求められます。親は誰で、場合によっては祖父や祖母は誰か。家系図まで持っている人もいて、それが有力者の血を引く一族という証明書になっています。そうやって職業や家柄をお互いに交換し合って、「これなら大丈夫」と言って結婚する。恋愛結婚にしても、婚約する時は家同士で、似たような手続きを踏むわけです。

私達の大半は平民出身で、お家柄など元々問題ではないはずです。であれば、お見合いでは、相手の氏名と携帯電話番号だけの情報があればいいはずです。私達は家系とか血筋といったものに、どことなく価値を置いてしまいます。職業に貴賤は無いという教育を受けながら、その実、職業に貴賤があるように振舞ってしまうのも同様です。しかも、私達の多くはこの矛盾に向かい合っても胸の底から不思議だと考えることもありません。実に奇妙なことです。

子供は親の考え方を自然に受け継いでいく存在ですから、そうした価値観が生れる原因を、親の影響に求めることは出来ます。しかし、親はどうでしょうか。親はその祖父や祖母に、ということでしょうか。では、祖父や祖母はどうでしょう。曾祖父や曾祖母に、ということでしょうか。こう考えていくと、ひたすら遡(さかのぼ)るだけで、いま家系や血筋に価値を求めるかのような行動を取る理由が、段々あやふやになってきます。

とすれば、今に息づく日本教に原因があるのでしょうか。私達の多くは、熱心な信者ではありません。葬式や結婚式など、私達が祭儀に触れる度に、そうした情報が私達の無意識に刻み込まれているとしても、それだけの問題ではないはずです。

実は、これは私達に掛けられた洗脳なのです。私達は知らず知らずのうちに、機会ある毎(ごと)にそうした考えを心に書き込まれ、植え付けられているわけです。


■日本人の多くは奴隷である

≪≪こうした洗脳が行われている目的は何でしょうか。

実は、私達の多くが既に奴隷として扱われています。奴隷とは何か。それは、労働に対して正当な報酬が与えられない存在のことです。

例えば、次のようなことを考えてみて下さい。

現代は科学技術が発展し、社会資本は整備され、教育が行き届いています。私達は、訓練された能力を元に、最新の道具を使いこなして仕事をし、日々成果を上げているはずです。生産性も、史上かつて無いほど高まっています。

では、それに伴って私達の生活は果たして豊かになったでしょうか。確かに、身の回りには物が溢れています。しかし、それが何だと言うのでしょうか。収入面で十分かと言えば、それも違います。

30代、40代の人は住宅ローンや子供の教育費に頭を悩ませ、10代、20代の人は毎日の食生活でも汲々としているはずです。週40時間に労働時間が短縮したとしても、それは見掛けだけのこと。サービス残業は増え、朝から晩まで働いていた江戸時代のお百姓さんの労働時間と、大差があるとは思えません。

むしろ江戸時代のほうが、たとえ物質的には貧しくとも、人々の衣食住は豊かに見えます。生産性が上がり、私達が本来受け取るべき正統な報酬が、実は想像以上に搾取され、何処かへ消えているのです。何処に消えていくのか。もちろん、みそがれた人達の下に流れていくのです。

何故か。みそがれた高貴な集団にとっては、それが当り前のことであり、武家社会、或いはそれ以前から続いていることだから。ただ、それだけの理由です。


■不正当な報酬の支払いと理不尽な搾取

みそがれた高貴な集団は、私達からどんどん合法的にお金を奪っていきます。

例えば、賃金です。かつて正当な労働対価と言える賃金が、サラリーマンに支払われたことがあったでしょうか。賃上げにしてもそうです。トヨタ自動車は、営業利益1兆円企業に躍り出た2006年でさえ、ベアゼロを続けました。トヨタの労働組合はそれを受け入れたばかりか、我慢を続けて更なる会社の発展を誓ったと言うことです。本当にこれは素晴らしいことなのでしょうか。

正当な報酬の支払いは抑制しつつ、大企業では不透明な資金の流れは止まりません。つい最近では、大分県のキヤノンの工場建設に絡んで、或る人物に6億円が渡ったことがニュースになりました。どのような性格のカネで、どのような人達に渡ったのか、詳細は分かりません。キヤノンと言えば、会長の御手洗冨士夫(1935-)氏は、薩長勢力を支えるビッグビジネスの総本山、日本経団連の会長でもあります。

また、山田洋行の事件に限らず、薩長勢力の政治家、高級官僚の懐には何かに付け貢ぎ物が転がり込むようになっています。こうした権力者への利益供与に使われたお金は、一体誰が稼ぎ出したものでしょうか。

搾取の最たるものは、税金と言えるかも知れません。税収が適正に使われていれば、そのお金は国民の懐にそっくり返ってくることになり、お金は循環し、経済は成り立ちます。ところが、本来循環すべき税金が途中で何処かに消えてしまうのです。みそがれた高貴な集団に属する人々の懐に流れたお金は、次なる搾取を行う為の事業資金などに使われ、奴隷を更に奴隷化する為に使われていくというわけです。

消費という面でも、奴隷の搾取は強化されています。

差し迫った必要性が無く、利幅ばかり大きい商品を買わされることで、少ない実入りから更に搾取を重ねられるわけです。支配者はその為に「ブーム」を作り、消費を煽ります。ブランドブームなどはその1つです。≫≫

〔資料〕脱税疑惑:大分のコンサル会社、所得30億申告せず キヤノン進出事業、鹿島から裏金 - 毎日新聞 2007年12月9日
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2007/12/09231320/

〔資料〕鹿島の裏金工作は常習か 大分県と高松市の疑惑は符合、他関連記事 - 四国タイムズニュース 2008年1月号(平成20年1月5日発行)
http://www.shikoku-times.com/html/back_number/2008_01/index.html

〔資料〕大分・徳島・香川の相似点 各知事には建設癒着の疑惑あり - 四国タイムズニュース 2008年2月号(平成20年2月5日発行)
http://www.shikoku-times.com/html/back_number/2008_02/index.html

〔資料〕西松建設から「大光」大賀規久社長へ数千万円 - 匿名党 2009年2月16日、他続報 ※大賀規久社長(御手洗の同郷・大分県佐伯市の後輩であり兄同士が親友という間柄)のオフィスが民主党本部の真上の階に
http://tokumei10.blogspot.jp/2009/02/blog-post_16.html

http://tokumei10.blogspot.jp/2009/02/9f.html

http://tokumei10.blogspot.jp/2009/02/ob.html

http://2010151515p380.wordpress.com/2009/07/18/2009%E5%B9%B402%E6%9C%8812%E6%97%A5-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%97%87%E3%81%AE%E4%B8%AD%E6%9E%A2%E3%81%AF%E4%B8%89%E5%AE%85%E5%9D%82%E3%83%93%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B/

〔資料〕カネに物言わすイオンの姿勢 - 四国タイムズニュース 2007年8月号(平成19年8月5日発行)
http://www.shikoku-times.com/html/back_number/2007_08/index.html

〔資料〕西松建設とイオンの深い仲 寺岡会長の配下に二代目若林組が - 四国タイムズニュース 2009年4月号(平成21年4月5日発行)
http://www.shikoku-times.com/html/back_number/2009_04/index.html

http://www.nishimatsu.co.jp/cnstrct/ken/com/list.htm

※岡田克也(―三菱グループ)について
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/1453

〔資料〕≪鬼塚英昭 著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』 より要約(25)≫|MelancholiaⅠ ※鹿島建設―中曽根康弘、石原慎太郎、原発利権
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-10991718897.html

〔資料〕キヤノンの工場無人化は遅過ぎた - 三田典玄の「体育館の裏話」 Ver.3.0 2012年5月14日
http://report2.mita.minato.tokyo.jp/article.php/20120514091138181

〔資料〕キヤノン[7751]:大株主 - Ullet
http://www.ullet.com/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3/%E5%A4%A7%E6%A0%AA%E4%B8%BB

〔資料〕外国人持ち株比率ベスト100 999銘柄(常時更新) - StockWeather 個人投資家向け投資・株式情報 ※外国人持ち株比率が高く、法人税もろくに納めない経団連のグローバル企業は“日本企業”と呼べるのか?
http://www.stockboard.jp/flash/sel/?sel=sel533

http://stockboard.jp/flash/ranking.html

〔資料〕キヤノン株式会社 CSR活動:適正な情報開示と利益還元 外国人投資家との対話
http://web.canon.jp/csr/report/or/04.html

※日本経団連会館のフクロウ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2972

〔資料〕田中康夫議員がTPPと野田政権の本質を斬る - Kaleidoscope 2012年2月7日 ※輸出戻し税については1頁の添付資料を参照。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1088.html

〔資料〕衆議院会議録情報:第180回国会 総務委員会 第3号 2012年(平成24年)1月27日 ※輸出戻し税、田中康夫・新党日本代表による質疑と野田佳彦(松下政経塾第1期生)総理の答弁
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/180/0001/18001270001003a.html


■日本における奴隷制の定義

話は些(いささ)か逸れるかも知れませんが、ここで日本人がいつから奴隷になったのか、もう少し掘り下げてみたいと思います。

近代の奴隷制は、東インド会社の設立にその起源を求めることが出来ます。ことは非常に単純で、奴隷制は元々、人間とは何かという定義から始まりました。その経緯はおおよそ次のようなものです。

現在ではカトリックと言えば博愛主義の代名詞で、バチカンは世界の戦争や差別を無くす中心的な役割を果たす機関となっています。ところが中世の頃のバチカンはそうではなかったのです。

1600年、インドに渡ったヨーロッパの貿易商は肌の黒いインド人を見て、同行した神父にこう訊ねました。「この肌の黒い人は人間ですか?」。その神父はその場で答を出さず、バチカンにその回答を求める質問状を送るのですが、随分して戻ってきた返書には「人間ではない」と認(したた)めてありました。その理由は“キリスト教徒ではないから”というものです。

アフリカに渡った時も、同じ手続きが踏まれました。商人から同じことを訊かれた神父が、やはりバチカンに、人間かどうかの判断を仰ぐ質問状を送っているのです。すると、こちらも「人間ではない」と言う回答がきちんと帰ってきました。そういう記録が残っていると言うのです。

こうした当時のバチカンの判断によって、奴隷制が始まったと言われています。魔女狩りや異端審問がピークの時代です。東インド会社が行った最大の交易は、人身売買ですが、その背景にはキリスト教徒ではない者は人間ではなく奴隷であると言う判断があったわけです。

このことは、日本の場合にも当て嵌まると思います。

戦国時代、日本は海外から鉄砲の調達を始めました。織田信長(1534-1582)がその近代兵器を駆使して勝利を収めたことは有名ですが、その為には高性能の火薬、つまりガンパウダー Gunpowder〔※黒色火薬(英:Black Powder)のこと〕が必要になります。当時のガンパウダーの値段はどのように付けられたかと言うと、1樽につき、娘50人です。織田信長の時代から戊辰戦争(1868~1869)の時代まで、鉄砲隊のガンパウダーは、日本人の若い女性を海外に売ることで調達したのです。

この事実は裏を返せば、日本人の人身売買を行うに当り、日本人は「人間ではない」というお墨付きがあったということになります。もし、人間を売買したとなると、キリスト教の教義に反し、大変なことになります。しかし人間ではないから、鉄砲を求める戦国武将との間で、売買が成立したわけです。その為、当時、大量の日本人の娘がヨーロッパに売り渡されたと言う記録が残されています。

つまり日本における奴隷制は、鉄砲隊がその引き金を引くと同時に始まったと考えることが出来るわけです。

〔資料〕奴隷貿易:日本人奴隷の貿易 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E8%B2%BF%E6%98%93

〔資料〕日本宣教論序説 第16回 第2部 キリスト教の土着化 第3章 キリシタンの土着化 By 皆川尚一(PDF、全13頁) ※1.キリシタン迫害の理由 (2)奴隷売買
http://www.christ-ch.or.jp/5_torinashi/back_number/2005/2005.04.pdf

〔資料〕イエズス会宣教史考:日本人女性人身売買考 - れんだいこブログ
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/jesukyo/iezusukaico/zinshinbaibaico.htm

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/nihonchristokyoshico/tuihorei.htm

〔資料〕「日本人奴隷」について読んでおかなければならないテキストのメモ(日本語のみ) - 愛・蔵太の気になるメモ 2007年8月30日、他 ※元ネタを検証http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070830

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070831

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070904

〔資料〕日本人奴隷の謎を追って=400年前に南米上陸か! 連載1~10 - ニッケイ(日系)新聞 2009年4月9日 ※重要
http://www.nikkeyshimbun.com.br/2009rensai-fukasawa3.html

〔資料〕池本幸三・下山 晃・布留川正博 共著『近代世界と奴隷制―大西洋システムの中で』(人文書院 2003年刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A8%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E5%88%B6%E2%80%95%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7-%E6%B1%A0%E6%9C%AC-%E5%B9%B8%E4%B8%89/dp/4409590014

http://www63.tok2.com/home2/ahonokouji/sub1-1.html

〔資料〕イギリス領西インドの奴隷法について By 池本幸三 1976年3月25日(PDF、全10頁) ※奴隷の処遇について(白人を傷付けた場合、他)
http://ci.nii.ac.jp/els/110000198718.pdf?id=ART0000567676&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1341756314&cp=

〔資料〕池本幸三 著『近代奴隷製社会の史的展開―チェサピーク湾ヴァジニア植民地を中心として』(ミネルヴァ書房 1987年刊行):書評 By 布留川正博 1988年1月20日(PDF、全9頁) ※グローバル資本主義(新自由主義)と奴隷制
http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=BD00001068&elmid=Body&lfname=3920007.pdf

〔資料〕15、6世紀 ポルトガル王国における黒人奴隷制~近代奴隷制の歴史的原像~ By 布留川正博 1~2 1988年(PDF、全51頁)
http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=BD00001097&elmid=Body&lfname=4020002.pdf

http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=BD00001106&elmid=Body&lfname=4030003.pdf

〔資料〕ウィリアムズ・テーゼ再考~イギリス産業革命と奴隷制~ By 布留川正博 1991年3月(PDF、全36頁)
http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=BD00008265&elmid=Body&lfname=007000460003.pdf

〔資料〕入江節次郎 著『世界金融史研究』(藤原書店 1991年刊行):書評 By 布留川正博 1992年6月(PDF、全10頁)
http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=BD00001187&elmid=Body&lfname=4340005.pdf

〔資料〕下山 晃 著『世界商品と子供の奴隷―多国籍企業と児童強制労働』(ミネルヴァ書房 2009年刊行):書評 By 藍澤光晴 2009年12月15日(PDF、全9頁) ※グローバル資本主義(新自由主義)と奴隷制
http://repo.lib.ryukoku.ac.jp/jspui/bitstream/10519/622/1/r-kz-rn_049_03_008.pdf

〔資料〕日本人が知らないニッポン - THINKER
http://www.thinker-japan.com/thinkwar.html

〔資料〕天皇=売春業者 - オルタナティブ通信 2007年5月2日
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49608120.html

〔資料〕≪広瀬 隆 著『地球のゆくえ』 第3章 細川政権誕生の謎、他 より抜粋(7)≫|MelancholiaⅠ ※本文及び添付資料
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11090371588.html


(4頁へ続く)

(3頁からの続き)


■現代にも行き続ける奴隷制

ところで、人間ではないという奴隷の定義は、実は現代にも生き残っています。

2003年3月末のこと、私は、ハワイのホテルでテレビの『ラリー・キング・ライブ Larry King Live(L.K.L)』(1985~2010、CNNの看板トーク番組)という番組を観ていました。イラク戦争が始まった頃のことで、カトリック Catholicus(英:Catholic)の神父、プロテスタント Protestant の牧師、ユダヤ教のラビ(宗教指導者)、そしてイスラム教の導師(宗教指導者)、そしてインド人のニュー・エイジ系指導者の5人が出席し、視聴者からの質問に答えるという番組でした。

その中で「何故、我々はイスラム教の人々を殺す(murder)のですか?これは許されることなのですか?」という質問が出たのです。すると、ユダヤ教のラビが「キル(kill)とマーダー(murder)は違います。これはキル(kill)であって、マーダー(murder)ではありません」と答えたのです。

この時のニュアンスは、人殺しはマーダー(murder)であり、人以外のものを殺すのがキル(kill)。それは英語の用法で、普通のアメリカ人ならそう受け止めます。実際、家畜を殺す時に、マーダー(murder)を使うことはありません。もちろん中間的な言葉としてキル(kill)を人間にも使いますが、マーダー(murder)には許されないものという意味が強く含まれています。

私はその時強い違和感を受けましたが、カトリックの神父も、プロテスタントの牧師も、イスラム教の導師も、誰一人として異論を唱えず、「その通り」という顔ですっとその場が流れてしまいました。つまり、カトリックの神父も、プロテスタントの牧師、イスラム教の導師も、「あなた方にとって私達は家畜だし、私達にとってあなた方は家畜なんだよね」という感じです。

『ラリー・キング・ライブ Larry King Live(L.K.L)』(1985~2010、CNNの看板トーク番組)は、結構な視聴率を取っているCNNの番組です。その番組で、平然とこのような発言が出て、しかも一同が誰も文句を言わないのです。そこで私は認識を新たにしました。元々宗教の論理の中では、その宗教を信じている人以外は、人間ではない、もしくはその宗教を信じていない人を殺すことは許される、ということなのです。

アメリカ南部10州では、いまだに1年に1回は妊娠中絶医が撃ち殺されるという事件が起きています。妊娠中絶はキリスト教では禁止されており、その教えを破る妊娠中絶医は人間ではないと判断されるわけです。たとえ妊娠中絶医が「私はキリスト教徒です」と主張したところで、生れてくる赤ん坊は洗礼を受けてキリスト教徒になる。そのキリスト教徒を殺した中絶医は非キリスト教徒であり、死刑が相応しい。だからこそ、そうした悲惨な事件が後を絶たないわけです。

〔資料〕Catholicus(英:Catholic) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF

〔資料〕Protestant - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88

〔資料〕CNN『Larry King Live(L.K.L)』(1985~2010) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96

http://ukmedia.exblog.jp/16446227

〔資料〕メタトロンの魔力 - LEGACY OF ASHES 2009年8月14日 ※聖書における神の殺人命令、Vatican:Vatis=Diviner and Can=Serpent(蛇)から由来
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/22.html


■人間に順位をつける支配システム

さて、こうして始まった奴隷制を支えるのが、先に述べた、みそがれた人とみそがれていない人を対置し、その間で人間の順位を決める方法です。先のお見合い制度も、人間の順位を決める為の大いなる仕掛けです。一番みそがれた人が頂点にいて、一番みそがれていない人が最底辺にいる。その社会の中で今どのポジションに位置するか、その情報を交換し合って、結婚を決めるのがお見合いというわけです。

社会の理想や倫理とは別にして、人間の順位を探り合うことこそ、私達が一番やってはいけないことです。何故なら、その差別思想を受け入れることは、自ら進んで奴隷になる道だからです。武家社会からの支配階級である薩長の勢力は、政治家も官僚も財界人もみなこれを受け入れて奴隷となり、支配階級の論理の虜と化し、更なる奴隷を生み出すことに躍起になって醜悪な姿を晒しています。

人間の順位を決めることは、人間を洗脳し、奴隷化する技術の1つです。

それはカルト宗教のやり口を見れば、直ぐ理解出来ます。カルトでは、頂点と最底辺との間に細かい階層を作り、身分を分けていくことを基本にしています。有名なオウム真理教に限らず、いわゆるカルトはみなそうです。信者本人でないと分からないような細かいランキングが決められ、その中で互いに自分達の貴賤を確認し合うのです。

修行を積むことで身分の階段を1つずつ上ることが出来、それを喜びにして上からの命令を受け入れる。つまり、奴隷の連鎖です。教祖以外、一つ一つの階層が、全て奴隷化されているわけです。

ここ数年流行している富裕層マーケティングも、こうした支配原理を応用した細かい階段の新メニューと言えます。マーケティングの対象とされる年収3000万円、4000万円、5000万円、或いは金融資産1億円以上の富裕層は、薩長勢力の支配階級から見ると富裕層と言うには程遠いレベルの存在です。にも関わらず、「富裕層」と名付け、マスコミを使ってセレブだ何だと持ち上げることしきりです。

彼らが進んで奴隷の度合いを強め、更に下の階層がその姿を目指し、それをテレビで眺めている人々の奴隷の連鎖をも強化する、仕組まれた支配システムだということです。

(後略)


■支配階級の頂点にいる人物の正体

さて、一番みそがれた人を頂点にする武家社会以来の支配システムは、情動に流され易い日本人の洗脳に好都合で、明治維新以来140年間、薩長勢力と外国資本はそれを巧く利用し、支配と収奪の社会システムを築いてきました。

その結果、現代の日本人は、ほぼ完全に彼らの手中に閉じ込められているのですが、私達に悟られないように、そのことは表から隠されています。第一、私達は権力者その人の存在さえもはっきりつかむことが出来ません。何故かと言えば、1つは「偽装」、そしてもう1つは「情報を隠す」からです。

彼らは何を装っているのでしょうか。先ず、私達は権力者ではありませんよ、と装っています。場合によっては、お金持ちではありませんよ、とも装っています。そして一番の装いは、私達はあなた方と同じなんですよ、ということでしょう。

彼らが大多数の国民と同じであるはずがありません。もっとも、同じなんですよと装いながらも、その人達はやはり私達とは異なる何かを醸(かも)し出します。他人から見て、やっぱりこの人は違うな、というニュアンスを発するわけです。すると、その人の周りにいる他人は、その人と同じようになることが良いことだと思い始めます。そして、その人に同化することが、ブランド化していくわけです。

そうやって、みんながその人の真似を始めると、益々その人はその中に隠れ込み易くなります。そうして生れた集団のカルチャーの中に、彼らはひっそり隠れているわけです。

例えば、日本人従業員200人、300人規模の商社や銀行のニューヨーク支店、アメリカ支社などで、日本社会の縮図とも言うべきそうした集団をよく見受けます。会合に出席する奥さん達の席は、夫の職制上の位に従った順番になっています。一番上座に座るのは、支店長か支社長の奥さんです。そこでは支社長の奥さんのスタイルやカルチャーを真似し、自分がその世界の一員であり、更にあたかも自分がその中心に近いかのように、これでもかと態度で示すようになります。

宗家の奥さんを中心にしたお茶やお花の世界の集まりでも、同じような光景が見られます。宗家の奥さんを取り囲む奥様連中が、如何にその中心人物に似たことを言うか、如何に似た考え方をするか、如何に似た服を着ているか、それを競って示そうとする。自分達のアイデンティティが同一化してくると、自分が宗家であるかのように振舞い始めます。

ここでは女性を例に挙げましたが、男性の集まりも似たような状態です。

そうすると、何か起こるのでしょうか。周囲の人が中心人物に同化し始めると、その人も周囲に合わせようとし始めるわけです。私は何も特別ではなく、あなた方と同じですよ、という具合に。周囲の人はそれを受けて、更にその中心人物を守るようになります。これが虚栄心であり、恥の文化の裏返しの作用です。

権力者は先ず、そうした関係性の中に隠れ込んでいます。私達が、その存在になかなか気付かない第一の理由はこれです。


■支配に都合の好いリアリティ

≪≪次に、「情報を隠す」ということも、彼らが得意とするところです。

例えば、世界の本当の中心にいる人物は、絶対に正体を見せません。ヨーロッパ名家の本当の当主といった人々は全くと言っていいほど表に出て来ないのです。

しかも、ただ隠すだけであれば何も存在しないのと同じですから、彼らは代わりの何かを見せるわけです。代わりの何かと言うのは「リアリティ」です。彼らは、何かを装うのではなく、人々の周りにリアリティを作るのです。

例えば、人間は自分の周りに作られたリアリティの中で毎日、ベストの選択をします。選択においては誤った選択などありません。完全な選択などない中で、選択の結果を齎(もたら)されることは、何が起こってもベストの結果だと言えます。

ところが、ベストの選択であるはずの結果なのに、自動的に支配者にとって都合の好い結果が生れるようリアリティが設計され、作られているとしたら、その人がどのように足掻いたところで彼らの思う壺です。

それが、今六本木ヒルズや東京ミッドタウンといった高層ビルの外資系投資銀行や弁護士事務所などで働く年収3000万円から1億円稼ぐビジネスマンの姿です。普通の会社勤めなら年収は30台でせいぜい500万、600万でしょう。その5倍から20倍稼いでいるわけですから、彼らの「俺は、凄いだろう」という気持ちは分かります。ですが、その「凄いだろう」という世界そのものが、支配者が作り上げたリアリティでしかないわけです。

もう少し具体的に言えば、彼らの会社がある高層ビルは、不動産投資信託(REIT)で建設資金を手当したハリボテ(張りぼて)〔※張子(はりこ)で或る形に作ったもの、張子作りの芝居の小道具などを指す。「混凝紙(こんくりがみ)」で作られ、中空であるため外観と比較して軽いものが大半であり、見掛けや威勢ばかりで中身の伴わないことを指す「張子の虎」という諺(ことわざ)の語源となった〕のビルです。私がハリボテと言うのは、土地や建物が上げる収益性に基づいて造られたビルだということです。

収益性?本当でしょうか。その収益の源泉は、金融業とそれに付随する顧問業で、これまたハリボテの事業と言うことが出来ます。彼らは、他人が持って来たお金を投資し、その利ザヤを稼ぐだけで、何も生み出しはしません。言わば他人の預金通帳を右から左に動かして、それを意味のある仕事のように勘違いしているだけのことです。

つまり、ハリボテがハリボテを支えている格好です。六本木の高層ビルと、其処に入っているものの正体は、そんな程度のものなのです。にも関わらず、当事者は「俺は凄いだろう」と考えるわけです。リアリティは全部、支配者に都合好く作られたものだと言うのに。

今、年収1000万円の人と年収1億円の人とで買えるものと言えば、実は殆んど差はありません。1億円なら「グッチ GUCCI(伊 PPR Group)」や「ルイ・ヴィトン Louis Vuitton(仏 LVMH Group)」の本店で、1000万円なら伊勢丹や丸井になるのかも知れませんが、買える商品に機能面だけから見れば差は殆んど無いのです。素材そのもの価値は殆んど差が無く、違いと言えばまさにブランド名ぐらいのものでしょう。

私達は、元々そうした世界に生きているはずです。にも関わらず、ハリボテの住人達は「俺は1億円だから凄いだろう」と考え、「お前は1000万円だから、大したことないよ」と考えるのです。

これが、リアリティを作る、ということなのです。支配者は、自分達の情報を隠し、代わりに遠隔操作でリアリティを作った。そして、そのリアリティの上に、森ビルの六本木ヒルズや三井不動産の東京ミッドタウンのような「REITビル」を作っていくわけです。≫≫

〔資料〕≪中田安彦 著『ヨーロッパ超富豪 権力者図鑑―世界を支配する欧州の覇者たち』 より抜粋(1)≫|MelancholiaⅠ ※ブランドという権威付け、LVMH Group、PPR Group、他
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-10913517225.html

〔資料〕張子(はりこ) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E3%82%8A%E5%AD%90


■煩悩を巧みに利用する支配者の罠

≪≪私達は、支配者が作るリアリティによって洗脳され、騙されます。これが人間の自由を奪い、目を曇らせ、考える力を喪失させる「支配者の罠」です。私達が闘い、勝ち取るべき第一は、この作られたリアリティからの解放と言えます。

私達が取るべき闘い方の鍵は、こうしたリアリティの形成過程に隠されています。

先ず問題にすべきは、私達が持っている「煩悩」の存在です。御存知の通り、煩悩は、脳幹という脳の一番古い器質に刻み込まれた物理的欲求によって齎(もたら)される、食欲、性欲、睡眠欲などに纏(まつ)わる様々な欲求です。側坐核(そくざかく)、扁桃体、辺縁系といったところのプリミティブ Primitive(最も基本的)な情報処理です。支配者が作るリアリティは、この物理的欲求が、あたかもそうではない、もっと抽象度の高い前頭前野外側部の高貴な欲求のように見せ掛けられ、生み出されているのです。

分かり易い例として、ワインを取り上げてみましょう。

ボトルに詰めて日本に運んで来る手間賃や運賃が高いのかと言えば、そうではありません。フランスの瓶入りミネラルウォーターなどは、スーパーマーケットで200円、300円で販売されていますから、瓶代や運送費が高いというわけではないのです。中身がミネラルウォーターから葡萄になった瞬間に値段が上がる。

フランス政府が上手いのですが、私達がそれを美味しいと思うのは、詰まるところ洗脳されているからです。味噌と醤油のアミノ酸食文化で育った日本人が全員、ワインを美味しいなどと思うわけがありません。ところが、ワインが口に合わないとはっきり言える日本人はかなり稀です。実際にそう感じていても、そんなことを口にすると、まるで野蛮人のように受け止められるからです。

日本人は、そのように教育され、洗脳され、その結果、高いワインを有難がるように仕向けられているのです。

例えばソムリエは、ワインの細かい味を利き分け、それがさも素晴らしいことのように品評します。確かに、細かい味の違いが分かるというのは良いことです。ですが、この味はボルドーの中でもどの辺りの土壌に特有のもので、この年の夏は日照りがとても良く・・・・・・、そんなストーリーとたかだか1本のワインとが結び付き、それがさも貴重なことのように演出されるのですから、やり過ぎも目に余るというものです。

この時ソムリエ本人は、ワインの利き酒をするという本来の役割から外され、リアリティを作る支配者のシステムに嵌め込まれてしまっています。そして私達は、1本5万円、10万円という世界を受け入れてしまうように誘導されるわけです。

ところで、ワインが美味しいと言っているのは、今日はちょっと羽目を外して酒が飲みたいと要求する、私達自身の煩悩です。人間誰しも煩悩があり、聖人君子でない以上、或る程度、それを満たしてやることは重要です。ところが、自分の偽りのない煩悩であると思っていたものが、ふと気付くと、違うものに化けているのです。つまり、いつの間にか、「酒」から「年代ものボルドー赤」にすり替えられているわけです。≫≫


■目的の摩り替えとブランド志向

もう少し、例を引きましょう。

例えば、子供が有名私立小学校に入ったとします。「うちの子はどこどこに入ったんですよ」と、親は誇るでしょう。もちろん、明治時代から続いているような会社のオーナーは、有名私立小学校に子供を入れていくと、将来は付属の大学にも入れるだろうし、有名大学は言わば薩長大学ですから薩長勢力にも迎え入れられ易く、何かと好都合でしょう。三菱に慶應出が多いのはまさにこれでしょう。

ところが、こうした情報が小学校をブランド化してしまいます。そして、有名小学校に子供が入ったことに虚栄心の満足を感じるようになるわけです。本当は有名小学校がブランドなのではなく、有名小学校に入学した子供の中に本当のブランドがいますよ、という話に過ぎないはずなのですが。

こうした勘違いを生み出す情報操作が、やはり世の中のどこかしらで度々行われています。そうして情報価値を受けて洗脳された親達が、自分の子を何とか有名小学校に入れようと、必死になってお受験に取り組み、無駄な受験テクニックを子供に教え込む為に高いコストを掛けるのです。

ここでも、子供に良い教育を受けさせるという本来の目的が、見せ掛けのブランドを手に入れるということに、いつの間にか摩(す)り替えられているのです。

ここが重要なポイントで、煩悩に働き掛けられると、人間は容易く摩り替えを許してしまいます。沢山の嘘が紛れ込んだ情報価値が、私達の脳幹に訴え、物事の本質とは異なった考えの虜にしてしまうわけです。

もちろん、ライブドアの堀江がそうであったように、強い煩悩に従って仕事をし、支配者達を一時(ひととき)超えるような存在になる人間もいます。そのような人間が現れると、支配者達は最初は無視します。その存在を認めた途端に、自分達の価値が下がるからです。それでも無視し得ないほど相手が大きくなってきたら、最後は権力を揮(ふる)って踏み潰しに掛かります。こうして潰された人間は、過去、何人もいます。

煩悩が強いこと自体は悪いことではないのですが、煩悩の力だけでは支配者に勝てません。そして、私達の煩悩そのものは、支配者がリアリティを作り、私達を操る為の道具として好いように利用されるのが常なのです。


(5頁へ続く)

(4頁からの続き)


〔苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 第3章 マネー経済の奴隷 より P.110-P.136〕


■郵政民営化の裏の顔

(略)≪≪民営化すれば、資金運用に市場原理が働いて、儲けの出るところに資金が流れていくはずだという理屈です。これが、「小泉構造改革の目玉」と言われた郵政民営化が持つ表の顔です。

ところが、実は郵政民営化には、これとは別の大きな狙いが隠されているのです。それは、郵政民営化に当り、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が設立され、その資産がそっくり渡ったことからも分かります。

郵貯の貯金の運用対象の殆どは、日本の国債でした。その国債は、郵貯から管理機構に移されました。民営化して、効率的な資産運用を行うのであれば、保有している国債の保有、処分は、全てゆうちょ銀行に任せるのが、本来のあり方であるはずです。ところが、いまの制度では、民営化以前に購入した国債は管理機構に移管し、民営化後に購入する国債はゆうちょ銀行が保有する仕組みになっているわけです。

そもそも民営化に伴って、独立行政法人を創ること自体、極めて怪しいことです。管理機構設立の目的は、郵貯、簡保の事業承継をスムーズにすることだとしていますが、その心は、国債が市場に流れ、国債相場が暴落しないよう、蔵の中に封印しておくことなのです。

御存知の通り、小渕恵三内閣以来、日本は大量の赤字国債を発行してきました。累積総額は800兆円にも上り、今後、国債の大量償還を控えています。国債相場が暴落すれば、当然、政府は今後、おいそれと国債を発行出来なくなります。勿論、国債は民間銀行も引き受けています。国債価格が暴落すると、国債の表面金利が上がる為、途端にに逆ザヤが生じ、表面的には収まったかのように見えていた「銀行の不良債権問題」が直ぐにでも再燃し始めるわけです。

日本の不良債権問題は、実は何も解決していません。90年代後半から2000年代にかけ、銀行は、貸し出しを極端に抑制し、更に貸し剥がし貸しを行うことで、不良債権化しそうな取引先を倒産に追い込み、命を存(ながら)えてきました。

ところが、最大の不良債権と言うべき国債の処理については、何ら有効な対策が取れません。薩長勢力の支配者達が発した「国債を引き受けてくれ」との命令に、出入りの両替商が逆らえるはずもなく、政府が巧いトリックを拵(こしら)えてくれることをひたすら待っていたのです。

そのトリックの手始めが、管理機構の設立でした。国債相場の暴落を阻止することが出来れば、日本の不良債権問題は先送りすることが出来ます。ゆうちょ銀行にしても、保管機構に国債を買い取らせ、移管してしまえば、政府が発行する新発国債を今後もたっぷり飲み込むことが出来ると言えるのではないでしょうか?

現に、ゆうちょ銀行の資金運用先は、郵政民営化法で、「国債、地方債、政府保証債」と、「銀行への預金」という具合に、極めて狭く限定されています。民営化されたゆうちょ銀行をこのように規制すること自体、極めて不可解なことなのです。しかし、そこに国債購入という暗黙の了解が存在しているのですから、これが如何に見せかけの民営化であるか、推して知るべきでしょう。

いまでは、2007年3月期発効の「新BIS規制 BaselⅡAccord」によって、民間銀行には輪を掛けて厳しいリスク管理をすることが義務付けられるようになりました。

これは国債の発行が1965年に始まって以来、これまでずっと銀行の保有する国債はリスクゼロで計算することが許されていたのが、市中金利が上昇すると、預金金利を国債利回りが下回る逆ザヤリスクがある為、保有する国債の逆ザヤ損失リスクを計算することが義務付けられたことです。

「新BIS規制」が2007年3月期から日本に課せられたのは、2007年10月の郵政民営化に合わせてであることは明らかです。

このような事情から、ゆうちょ銀行が今後、国債を引き受けにくくなることは確かでしょう。国債の表面利率は大変低く抑えられています。国債の購入が、やがてゆうちょ銀行への批判に変わる日もそう遠くないはずです。となると、ゆうちょ銀行は国民の貯金を効率よく増やす為の、有効な資金運用先を持てない、ということになります。

実際、2007年末には、ゆうちょ銀行自身から「金利リスクのコントロール手段を確保する」という理由で運用対象の拡大が政府に対してリクエストされています。この資金運用先の問題は、民営化のほとぼりが冷めた頃、「新BIS規制」を主たる理由に掲げ、そっと拡大されることでしょう。実は、ここが日米の密約のポイントと言える核心部分なのです。≫≫

〔資料〕≪「対日年次改革要望書」とTPP:日本語翻訳 PDFファイル(1996年~2011年)≫ ※【国会質疑の中で取り上げられた「(対日)年次改革要望書」 両院会議録記述一覧(43件)】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11066706411.html

〔資料〕郵便貯金・簡易生命保険管理機構 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E4%BE%BF%E8%B2%AF%E9%87%91%E3%83%BB%E7%B0%A1%E6%98%93%E7%94%9F%E5%91%BD%E4%BF%9D%E9%99%BA%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%A9%9F%E6%A7%8B

http://www.jp-bank.japanpost.jp/information/mineika/inf_mn_index.html

〔資料〕≪宋 鴻兵 著『通貨戦争―影の支配者たちは世界統一通貨をめざす』 より抜粋(20)≫|MelancholiaⅠ ※郵政民営化「運用委託」
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11028633661.html


■FRBという事実上、不可侵の存在

≪≪ここで、アメリカの経済について、若干の説明が必要だと思います。アメリカという国は、乱暴な言い方をすればヨーロッパの属国です。政治的には大英帝国の植民地から独立しましたが、経済の核心部分ではヨーロッパの支配階級がオーナーを務めている国ということです。

〔※補足~「FRB」「FRS」という略称について:連邦準備制度 Federal Reserve System(FRS)、連邦準備制度理事会 Board of Governors of the Federal Reserve System(FRS)/Federal Reserve Board of Governors(FRB)、12の地区連銀である連邦準備銀行 Federal Reserve Banks(FRB)。尚、日経・CSISバーチャル・シンクタンクのウェブサイトでは、連邦準備制度理事会 Board of Governors of the Federal Reserve System(FRS)としている〕

一番の証拠は、FRBの主要株主がヨーロッパの個人銀行主である点です。FRBは、金融政策を決定する最高意思決定機関であり、準備制度における中央銀行であるアメリカの連邦準備銀行のことですが、連邦準備銀行そのものは民間銀行であり、その株主はロンドン銀行をはじめとする、主にイギリスを中心としたヨーロッパ系なのです。

またFRBには、1913年12月23日のクリスマス休暇中に、ヨーロッパ名家や、ロックフェラー家 Rockefeller Family やモルガン家 Morgan Family〔※ロックフェラーとモルガンの両財閥については、広瀬 隆 著『億万長者はハリウッドを殺す《上・下巻》』(講談社 1986年刊行)を参照〕をはじめとするアメリカの名家の息の掛かった議員だけが突然集められ、成立したFRS(連邦準備制度)法案により成立させられたという驚くべき経緯があります。

面白いのは、アメリカの所得税法が、連邦準備銀行への利払いの為に導入されたものだという事実です。

アメリカでは、所得税の徴収は憲法違反とされていました。その後、1913年の合衆国憲法修正第16条に「議会は income に対して税を徴収することが出来る」とあることが、所得税徴収の根拠となっていますが、この income は、事業の利益(gain)のことであり、個人の労働報酬は income ではないとされており、個人所得税は連邦裁判所で違憲の判決が何度も出ているほどです。その為、アメリカには日本のような所得税法は無く、言ってみれば所得税徴収法があるのみなのです。

通貨であるドルの発行方法は、先ずアメリカ政府が財務省証券を発行します。これは日本で言うところの国債です。これをFRBが同額の小切手を発行することで引き受けます。この小切手をアメリカ政府がFRB傘下の銀行に入金することでドルが生み出されるのです。

財務省証券には金利が付いていますから、政府はFRBに対して利払いをする必要が生じます。その利払いの原資を確保する方法として、そもそもアメリカはFRBが創設された1913年に所得税を導入したという経緯(いきさつ)があるのです。連邦裁判決では、トマス・ジェファーソン Thomas Jefferson(1743-1826、第3代米大統領任期:1801~1809)〔※―Freemasonry, Illuminati〕がかつて「税は平等に負担されるべきである」としたように、個人所得税は累進性がある為に違憲とされています。

実は。アメリカでは所得税を納めない高額所得者に対して、情け容赦ない強権を揮(ふる)います。内国歳入庁 Internal Revenue Service(IRS、いわゆる国税庁)所属の特殊部隊が銃を携帯して押し掛け、本人を連れ去ってしまうことさえあります。逮捕容疑は所得税徴収法違反で、最高15年の禁固刑です。

そうした強権を上流へと遡(さかのぼ)っていくと、FRBに辿り着きます。或る意味、FRBは大変恐い存在と言えるわけです。所得税法が無いのに、所得税を強引に徴収し、更にはそれをFRBへの国民からの利払いとして徴収しているのです。

アメリカの税収は、日本円に換算しておよそ600兆円。所得税は、その内の約380兆円です。その中のかなりの部分が、アメリカ政府がFRBに払っている利払い金とまで言われています。いわばヨーロッパのオーナー達に自国の通貨を印刷して貰う「印紙代」の支払いにアメリカ人が毎年、全員汗を流して働いているという構図です。

更に、FRBの議長人事は、大統領の指名になるわけですが、大統領はFRBが用意する候補者リスト以外の人選を行うことが出来ません。また、政府によるFRBへの監査権も無く、FRBは事実上、不可侵の存在になっているのです。

こうしたことを考えると、金本位制時代にアメリカから金準備が無くなっていった背景も何となく見えてきます。そもそも、1国の金準備がすっかり無くなってしまうなどということが、どうすれば起こるのか、私達はもっと想像力を逞(たくま)しくして理解する必要があるはずでしょう。

〔資料〕≪苫米地英人 著『現代版 魔女の鉄槌』 より抜粋(10)≫|MelancholiaⅠ ※添付資料全般
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11279468141.html

〔資料〕G. Edward Griffin著, 吉田利子 訳『マネーを生みだす怪物―連邦準備制度という壮大な詐欺システム』(草思社 2005年刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%A0%E3%81%99%E6%80%AA%E7%89%A9-%E2%80%95%E9%80%A3%E9%82%A6%E6%BA%96%E5%82%99%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%A3%AE%E5%A4%A7%E3%81%AA%E8%A9%90%E6%AC%BA%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4794214545

〔動画〕『資本家の陰謀(1972年)』 By G. Edward Griffin 1~5 - YouTube [47分12秒]
http://www.youtube.com/watch?v=hy3tPen4saM

http://www.youtube.com/watch?v=DqV3ASrKM20

http://www.youtube.com/watch?v=zUVuebhwapo

http://www.youtube.com/watch?v=vb4-Hbu9h2Y

http://www.youtube.com/watch?v=RGHI0AuYf3Q


■日本人が米財務省に払う税金

こうしたFRBの強権は、これまでも度々日本に及んでいます。かつて財政危機の時、宮澤喜一(1919-2007)元首相が財務省証券を売りたいとアメリカに打診したことがあります。アメリカ側は、日本がそれを売るということは宣戦布告と見なす、、と言ったそうです。アメリカ政府の強硬な発言で宮澤首相は震え上がり、以来、この話を一切出さなかったと言います。

〔※補足:三極委員会メンバーの中で日本側の委員長も務めた宮澤喜一は、三極委員会設立後、翌1974年外相、77年経企庁長官、80年官房長官、86年蔵相、87年副総理兼蔵相を歴任し、91~93年の3年間首相となり、首相退任後も98年小渕内閣で蔵相、2000年森内閣で蔵相と財務相を務めた。

ちなみに、小泉純一郎(1942-)は宮澤内閣で郵政大臣(1992~1993)に就任している。本人は郵政民営化をあくまで持論と主張しているが、この頃には既にエージェント化していたものと考えられる。

首相だけでなく、これだけ繰り返し経済担当大臣を務めた政治家は稀であり、宮澤が活躍した時代、つまり三極委員会が設立されて以後の日米関係は、より一層アメリカ主導になった。

85年プラザ合意、89年ブッシュ父大統領 George Herbert Walker Bush(1924-)の提案による日米構造協議、93年宮澤首相・クリントン大統領間で日米包括経済協議が開始されたが、首脳会談を行う宮澤喜一とビル・クリントン William Jefferson “Bill” Clinton(1946-)の2人は、共に三極委員会メンバーだった。翌94年から、米国による(対日)年次改革要望書という命令書が毎年送られてくるようになった〕

また、橋本龍太郎(1937-2006)元首相も、同じような目に遭っています。バブル崩壊後の経済不況の中で訪米した橋本首相は「これだけ苦しんでも経済が良くならない。財務省証券を手放してしまいたい誘惑に駆られることもある」と、会見で話してしまったのです。その時のアメリカ側の反応に恐れをなした橋本首相は、翌日、直ぐにその発言を撤回してしまいました〔※添付資料≪広瀬 隆 著『赤い楯』 第4章 最後の隠れ家:5「スイス銀行の金庫」、他 より抜粋(21~22)≫を参照〕。

アメリカの財務省証券は、日本では日銀が主に引受けています。ここ数年、アメリカが発行する財務省証券の3分の1に当る30兆から40兆円を、日本が毎年大量購入しています。

日銀のホームページを見ると、財務省証券の保有高が公開されていますが、実はこれ、財務省証券のうちの為替介入で売買される、いわゆる短期物に限った数字になっているのです。

財務省証券には、10年、20年、30年といった長期物があり、これを日銀は大量購入しているはずですが、その保有残高は公表されていません。隠しているとすれば、凄い話です〔※『日本のゆくえアジアのゆくえ』より【図30・31・32A・32B・32C・33・34】『私物国家』より【日本人の個人金融資産(96年12月31日現在) 日銀統計】〕。

財務省証券については日米間で、或るルールが取り交わされています。日本が購入した財務省証券が満期を迎えると、償還されたお金で再び財務省証券を購入するというものです。

つまり、アメリカ側から見ると、借り換えです。永久に返さなくていいということです。財務省証券という紙と引き換えに、日本が常にお金を貸し続けてくれるというわけです。その結果、現在の日本は400兆円程度の財務省証券を保有しています。

最も、日本銀行券そのものも実は紙っぺらです。1万円札が持つ1万円という貨幣価値は、政府が裏書きしているわけでも、金準備があるわけでもありません。しかし、少なくとも日本のサラリーマンにとっては、1万円は自分が提供した労働対価としての価値があり、それを使って生活しているわけです。

そのお金が、日本では通用せず、換金も出来ず、償還もされない財務省証券と引き換えにアメリカへ吸い上げられることは、日本人が米財務省に毎年30兆円以上の税金を払っているということになります。≫≫

これ以上の出来事が更に、ゆうちょ銀行という「カラクリ」を通じて、私達に襲い掛かろうとしています。そのシナリオとは、私が掴んでいる限りでは、次のような筋書きです。


■新BIS規制という罠

≪≪ゆうちょ銀行の資金運用は、現時点では外国政府が発行する国債の購入には充てられないことになっています。ただ、ここには罠があります。それが、2007年3月期に郵政民営化に合わせて導入された「新BIS規制 BaselⅡAccord」です。≫≫

かつてのBIS規制では、自国の国債は、リスクゼロで評価していいことになっていました。国債保有分については、銀行の自己資本は毀損(きそん)されないとなっていたわけです。ところが、新BIS規制では、国債についてもリスク評価を行い、引当金を積まなくてはなりません。

日本の国債は、海外のそれに比べて低い評価がされています。日本という国は、バランスシート上は既に債務超過、つまり破産状態です。その発行する債券ですから評価が低いのは当然です。日本の財政が赤字国債の発行に依存していることは、先に述べた通りです。

しかも、国債がダブついており、その市中消化が危ぶまれていることも、既に指摘しました。消化が困難になって、国際価格が暴落すると、日本の財政は一溜りもありません。そこで、郵政事業の民営化に際して、独立行政法人の管理機構を作り、其処にこれまで郵貯が保有していた国債を放り込んで、とりあえず蓋(ふた)をして隠してしまいました。

しかし、このような経済状態を続けている日本の国債に高い格付けが付けられるはずはありません。ゆうちょ銀行は、引き続き新発債の購入を行うでしょうが、国債価格の下落により、逆ザヤとなってしまい、それが出来なくなるのは時間の問題です。

現在のところはゆうちょ銀行は誰にも貸し出しをしていないということで、民間銀行で唯一、新BIS規制の対象外と金融庁はしていますが、国債を買うということ自体が国への貸し出しですから、この論理をBISは何れ排除するでしょう。実際、国債購入のリスク計算をせよと言っているのですから。また、ゆうちょ銀行自体が住宅ローンへの参入を表明していますから、どちらにしてもこの論理は近々成り立たなくなります。

そのうち、制限された資金運用対象の改正が行われ、その中に当然、アメリカの財務省証券が含まれるようになるでしょう。新BIS規制の下、国民の貯金を守り、安定した利回りを続ける為に、そうせざるを得なくなるわけです。アメリカ財政も火の車ですが、日本国債よりも遥かに安全性が高く、また利回りがいいからです。単純に日本国債では逆ザヤで預金が目減りするからとも言えます。


■予(あらかじ)め仕組まれた日本

とすると、貯金はどんどん財務省証券に化けていくことになります。何と言っても、「俺の言うことを聞け」と言われて、イランへの送金を直ぐに停止してしまう銀行ですから、筋書きさえ出来ればアメリカ財務省に苦労はありません。

つまりアメリカ財務省は、当分の間、ある時払いの催促無しで、かつ返済計画さえ立てなくて済むようなファイナンスのルートを、日本から引き出したということです。

ゆうちょ銀行の帳簿上は、日本国債が財務省証券に取って代わるだけですから、現金の取り付け騒ぎでも起こらない限り、問題は何も生じません。貯金が取り崩され、減っている状況ならともかく、まだ増え続けていますし、安全神話に包まれた世界最大の銀行というブランド価値の力もあって、この趨勢(すうせい)があっさり崩れるとも思えません。

≪≪要は、新BIS規制という網が掛かった時点で、日本人の預金はアメリカ財務省のものになるように予(あらかじ)め仕組まれたのです。そうなると特別会計の原資が無くなり、日本は完全に破算です。≫≫

郵政民営化の議論が喧(かまびす)しく交わされた小泉純一郎元首相時代(2001~2006)の国会論戦で、郵貯貯金が丸ごと乗っ取られるのではないか、という質疑がありました。しかし、その論点は深く掘り下げられることもなく、尻すぼみのまま消えていきました。

私はこの時も、ネオコン的な圧力があったのではないかと見ています。それが、FRBからのものなのか、それともブッシュ政権からのものか、それとも「Aがダメだと言っている」という手合いのものか、判然とはしません。ただ、宮澤元首相や橋本元首相が慌てふためいたと同じようなことが、実はあったのではないでしょうか。

そして、ゆうちょ銀行と直接関わりがあったかどうか分かりませんが、安倍晋三(1954-)前首相の降板にも、同じ支配者の影が差していると感じられてならないのです。

〔資料〕Michael Hudson著, 広津倫子 翻訳『超帝国主義国家アメリカの内幕』(徳間書店 2002年刊行) ※原著は1972年刊行
http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E5%86%85%E5%B9%95-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB-%E3%83%8F%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/4198615209

〔資料〕Bill Totten 著『日本は日本のやり方で行け―アメリカに負けない方策』(PHP研究所 1998年刊行)
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%81%A7%E8%A1%8C%E3%81%91%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AB%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E7%AD%96-%E3%83%93%E3%83%AB-%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3/dp/456960143X

〔資料〕日本の「バブル経済」はアメリカによって仕掛けられた壮大な罠だった - にほん民族解放戦線 2007年7月28日 ※重要
http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/5409b785e5b1d90fa5e0acbf95863dc6

〔資料〕日本は何故「負債大国」となったか? By Michael Hudson 1~9 - kobaの開拓日誌
http://square.umin.ac.jp/koba-Riv/keizaigaku/keizaigaku%20index%20.html

「日本の有権者は、大蔵省や与党が何故消費税増税を迫っているのか、その理由を理解すべきである。これは極めて重要なことなのだ。日本の歳出を補う為に必要な税金を投資家が支払っていない為に、消費者が代わって税金を払わなければならないのである」

「日本の財政問題や国債残高の問題を語る時、日本政府は国民への課税が少な過ぎる、或いは歳出が多過ぎる、という言い方をする。これは金融、保険、不動産部門の税負担が低過ぎるという事実から焦点を逸らして、日本国民全体がもっと税金を支払うべきだということを仄(ほの)めかす為である」、他

〔資料〕むしられ続ける日本:日本政府、日本企業が所有する米国債の実体 - 本山よろず屋本舗 2001年1月14日
http://homepage2.nifty.com/motoyama/bond.htm

〔資料〕≪広瀬 隆 著『地球のゆくえ』 第3章 細川政権誕生の謎、他 より抜粋(3)≫|MelancholiaⅠ ※Lazard Frères&Co.―澄田 智
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11084724762.html

〔資料〕≪広瀬 隆 著『地球のゆくえ』 第3章 細川政権誕生の謎、他 より抜粋(6)≫|MelancholiaⅠ ※Lazard Frères&Co.―澄田 智―日本ユニセフ協会―細川佳代子、他
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11089234073.html

〔資料〕≪関岡英之 著『国家の存亡―「平成の開国」が日本を滅ぼす』 より抜粋(7)≫|MelancholiaⅠ ※【日経・CSISバーチャル・シンクタンクの顔触れ(新自由主義者達の饗宴)】 【CSIS-HGPI】細川佳代子 【三極委員会】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11076818385.html

〔資料〕世界の中央銀行金保有ランキング(IMFの国際金融統計2010年9月版に依拠) - 哲野イサクの地方見聞録 2010年11月10日
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/world_data/world_gold_council.html

〔資料〕財務省証券(米国債)の保有者 2010年12月発表 - 哲野イサクの地方見聞録 2010年12月23日
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/Economy_of_the_US/05.htm

〔資料〕アメリカ財務省証券(米国債)国外保有者 2009~2010年の推移 アメリカ財務省及び連邦準備制度 2011年2月28日発表 - 哲野イサクの地方見聞録 2011年3月2日
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/Economy_of_the_US/06.htm

〔資料〕他国をダミーに大量のアメリカ国債(財務省証券)を保有していた中国 - 哲野イサクの地方見聞録 2011年3月2日
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/zatsukan/021/021.html

※本文内容に関する誤りの指摘
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424620119

〔資料〕緊急事態法制:2.アメリカ (ⅲ)国際緊急事態経済権限法(IEEPA) By 清水隆雄(PDF、全12頁)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/document/2003/1/20030105.pdf

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〔資料〕≪斎藤貴男 著『消費税のカラクリ』 第3章 消費者が知らない消費税の仕組み、他 より抜粋(4~11)≫|MelancholiaⅠ ※小泉純一郎・竹中平蔵らによる「構造改革」の正体、竹中平蔵の正体、(対日)年次改革要望書、松下政経塾の正体、MRA、郵政民営化研究会、郵政選挙と広告代理店(BBDOとFleishman-HillardはロックフェラーのOmnicom Group Inc.傘下企業)、他
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〔資料〕≪宋 鴻兵 著『通貨戦争―影の支配者たちは世界統一通貨をめざす』 より抜粋(20)≫|MelancholiaⅠ ※郵政民営化「運用委託」
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〔資料〕安倍晋三と日本の闇 - 日本人が知らない 恐るべき真実 2006年8月14日
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〔資料〕≪NHKスペシャル『圓の戦争』 より文字起こし≫|MelancholiaⅠ ※ミャンマー―麻薬利権・天然ガス、小泉進次郎(CSISエージェント)、安倍夫妻
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11287692118.html


■「勤倹貯蓄」という不確かな国民性

ところで、日本人は勤倹貯蓄に励む国民性を有していると言うことが、いつの間にかしきりと言われるようになり、私達もすっかりその気になっています。しかし、本当にそうでしょうか。

ゆうちょ銀行の話をするついでに、郵政事業の生みの親である前島 密(まえじま ひそか 1835-1919)のことを思い付いたのですが、残された当時のエピソードを読むと、日本人が必ずしもそのような国民性に染まっていたわけではなかったようです。

イギリスの郵便貯金事業を視察して帰国した前島は、明治8年、郵便局に郵便貯金制度を導入しました。ところが、制度はスタートしたものの、一般の国民はまだ貯蓄意識が低く、郵便貯金にはなかなか集まらなかったのです。弱った前島は、識者や地域のオピニオンリーダーに、広く国民に貯蓄思想を普及する手助けをして貰おうと頼んで回ったものの、「国民の気質に合わない」と断られることが多かったと言うのです。

明治、大正の文献を読んでもそうですが、日本人が勤倹貯蓄に励む国民性であるとする確たる証拠は殆んどありません。現代においても、郵便貯金を奨励する郵便局などが、日本人の勤倹貯蓄を美徳として謳い文句にしていることが目立つくらいです。

私は、実は勤倹貯蓄を奨励する風潮は、前島 密の郵便事業の導入と共に広まっていき、それが戦後の焼け跡を生き抜こうとする日本人の合言葉として定着したのではないかという仮説を持っています。

もしそうだとすれば、これは皮肉なものだと言わざるを得ません。何故なら、美徳として囃(はや)し立てられ、その気にさせられて蓄えた貯金が、ものの見事に強者に吸い上げられるという結果を招いているからです。


■マネーサプライは「借金総額」

そもそも貯金や預金をすることは、決して良いことではありません。私は、貯金、預金は即刻止めるべきだと考えていますし、折に触れてそのように話をしてきました。実際に私の会社では、社員の年金積み立ての代わりに、純金(金塊)を積み立てることが出来ないかと検討したほどです。純金(金塊)を購入出来れば、預貯金することなく将来必要なお金を用意出来るからです。

預貯金のカラクリは、マネーサプライ Money Supply(通貨供給量)/マネーストック Money Stock(通貨残高)という経済用語を吟味すると、解ってきます。マネーサプライは、市中に供給されたお金のことを指す言葉だと一般に理解されていますが、これだけではそれが私達にどう関係することなのか、本当の姿を把握することは出来ないでしょう。

経済の虚飾を削ぎ落として言えば、マネーサプライとは借金の総額である、と言うことが出来ます。お金の供給が増える、つまりマネーサプライが増えるというのは、言わば見せ掛けのお金、それも借金が増えるということなのです。

ところで、不幸なことに、私達が勤倹貯蓄して預けた郵便貯金は、やがて私達を苦しめる結果を齎(もたら)すはずです。そのことについて述べる前に、マネーサプライの何処に問題があるのか、その点を明らかにして論を進めていきましょう。

先ず、銀行の成り立ちを考えてみてください。

銀行は、人が預けたお金を他の人に貸して、その金利で稼いでいます。実は、日本では人から100万円を預かった場合、そのおよそ1000倍の10億円ものお金を他の人に貸すことが出来るのです。これが銀行の信用創造機能と言われるものだと、経済学の教科書にはもっともらしい解説が載っています。但し、教科書では何故か、現在でも10倍という数字が使われていますが。

銀行は随分特権的なやり方で営業を行うことが出来るわけですが、何故それが許されているのか調べても、納得のいく根拠は何処にも見当たりません。

〔資料〕「支那事変国債」売り出し宣伝ポスター - 『写真週報』 にみる昭和の世相
http://www.jacar.go.jp/shuhou/topics/topics01_03.html

〔資料〕貯蓄奨励ポスター - 『写真週報』 にみる昭和の世相
http://www.jacar.go.jp/shuhou/topics/topics01_04.html

〔資料〕公的年金制度における年金記録管理問題の歴史的経緯 By 密田逸郎 2008年9月(PDF、全15頁) ※「厚生年金」は戦費調達、「国民年金」は財政投融資による長期年金資金の活用を目的としたもの
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/sansharonshu/442pdf/03-02.pdf

〔資料〕年金積立金は、本当はいくら残っているのか? - 学習院大学教授・鈴木 亘のブログ(社会保障改革の経済学) 2012年3月29日
http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/36208916.html

〔資料〕マネーサプライ Money Supply(通貨供給量)/マネーストック Money Stock(通貨残高) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4

〔資料〕前島 密(1835-1919) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E5%B3%B6%E5%AF%86

〔資料〕内閣記録局 編『法規分類大全 運輸門之巻(1891年)』:第7 郵便局所・郵便区画線路・郵便為替・郵便貯金・飛信 - 近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/994235

〔資料〕郵便貯金制度の歴史的意義~大蔵省預金部資金の形成過程~ By 伝田 功 1972年(PDF、全26頁)
http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/8402/2/KEIZAI%20SHIRYOKAN%20KIYO_005_001-026Z.pdf

〔資料〕藤沢利喜太郎の保険思想:12.簡易保険の創成と藤沢 By 小林惟司(PDF、全47頁)
http://www.jili.or.jp/research/search/pdf/C_90_1.pdf

〔資料〕明治期郵便貯金制度の歴史的展開~大衆資金動員システム形成に関する試論~ By 田中 光 2008年(PDF、全33頁)
http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/publishments/dp/dpj/pdf/j-170.pdf

〔資料〕日本人の貯金性向の淵源~郵便貯金制度に着目して~ By 岩崎浩之(PDF、全2頁)
http://www.soc.titech.ac.jp/publication/Theses2011/graduate/07-03463.pdf

〔資料〕高度成長期郵便貯金の発展とその要因~郵便貯金増強メカニズムの形成を巡って~ By 伊藤真利子(PDF、全18頁)
http://www.teipark.jp/display/pdf/research_01_06.pdf

〔資料〕安定成長期の郵便貯金~郵便貯金増強メカニズムの変化とその要因~ By 伊藤真利子(PDF、全16頁)
http://www.teipark.jp/display/pdf/research_02_05.pdf

〔資料〕バブル経済下の郵便貯金~「90年ショック」を巡って~ By 伊藤真利子(PDF、全24頁)
http://www.teipark.jp/display/pdf/research_03_05.pdf

※『郵政資料館 研究紀要』PDF資料一覧
http://www.teipark.jp/display/pdf/


(6頁へ続く)

(5頁からの続き)


■信用創造のカラクリ

≪≪さて、信用創造を行う為に必要な銀行が保有する預金額のパーセンテージ Percentage(百分率、百分比)を「預金準備率(支払準備率)」と言います。銀行はこの準備率に見合うお金を、日銀の当座預金に預けるよう義務付けられています。要するに、銀行が貸出を行う為の証拠金ということです。

準備率は、特に決った数式で導き出されるパーセンテージがあるわけではありません。その算定根拠はやはり希薄で、経済学の教科書では「準備率を仮に10%とする」という記述が見られるだけです。

余談ですが、中国人民銀行(中国の中央銀行)は当初、準備率を10%としていました。それが引き上げられ、今では13.5%になっています。資本主義を学びたてだった中国共産党は、準備率の決め方が分からず、教科書通りに信用創造を始めたということでしょう。

現在(いま)の日本の準備率はと言えば、定期性預金ならば、0.05~1.2%、その他の預金なら0.1~1.3%に過ぎません。驚くほど僅かな証拠金と言えます。

話を簡略化する為に、日本の全ての預金の準備率が1%だったと仮定しましょう。銀行は100万円を預かると、全額を日銀に預け、9900万円を借り手の口座に創設することが出来ます。つまり合計の預金残高は1億円になります。1%の準備率でマネーサプライは100倍に増えるのです。日本の現在の準備率は0.1%程度ですから、100万円の預金があれば10億円が創造されるということです。

これが、マネーサプライ Money Supply(通貨供給量)/マネーストック Money Stock(通貨残高)が増えるカラクリです。つまり、準備制度の下では、銀行は信用(つまり借りてから見ると借金)を元手の100倍や1000倍生み出すことが出来る、というのがマネーサプライのカラクリです。

と言うことは、例えば皆さんがマンションの購入に銀行から30年ローンで4000万円の借金をしたとします。この為には銀行は、元手として4万円から40万円の預金があればいいということです。バブルの崩壊は、担保としての不動産の価値が2分の1とか10分の1になることで起こりましたが、実際は100分の1とか1000分の1にならない限り銀行は損をしていないのです。

ですから、本来、銀行業に「不良債権」という概念は無いのです。

実際のところ、4000万円のローンでは、恐らく皆さんは毎月20万円とかの元利払いを30年間し続け、合計7300万円の総額を支払うことになるでしょう(金利4.5%の場合)。ところが、銀行は最初の元利払いが始まった時に元手は回収していて、その後の30年間は元手無しのボロ儲け状態が続くのです。これが準備制度のカラクリです。

いわゆる「不良債権」という概念は、単純に言えば日本の銀行を潰す為、もしくは日本のバブルを崩壊させる為に、わざわざ銀行に一般企業のような会計制度を導入し、借り手の返済能力の低いローンを不良債権と呼び、それが多い銀行は不健全であるとしたものです。

実際は借り手がローンの100分の1とか、1000分の1を返したところで全てのローンは不良債権ではないにも関わらずです。当時の日本政府が欧米の圧力により日本の銀行を潰し、欧米に譲り渡したのです。≫≫


■死に物狂いで働く日本人

≪≪このように、マネーサプライは信用の合計金額であり、借金の総額です。

日本はマネーサプライが増えているので良い状態だ、とコメントする経済評論家を時々見掛けますが、本来なら借金が増えて良かったと言う人はいないはずです。現代のマネー経済では、そうした嘘が巧く使われているわけです。

このようにマネーサプライは借金の総額ですから、世界中で21世紀の借金チャラ令が出た瞬間に、マネーサプライそのものが消滅します。

私が「経済をやめてしまって、マネーサプライなんかなくしてしまえ」とでも言おうものなら、「マネーサプライがなくなると、世界が潰れる。大変なことになりますよ」と、即座に激しい反論が返って来るでしょうが、本当にそうでしょうか。借金が無い世界のほうが、ずっと健全な世界のはずです。世界にしても、潰れることなどあり得ません。

単純に言えば、マネーサプライ増大の結果生れた、国の借金800兆円を返す為に我々は日々働いているのです。もしくは、マネーサプライ全体に対する本来存在する必要のなかった金利を返す為に我々は日々働いているのです。日本人の金融資産の合計は1400兆円と言いますが、逆に言えば、借金の合計が1400兆円ということでもあります。その金利負担は全て、直接、間接的に我々が負うのです。

しかしながら、「借金が大きいほど健全で、借金チャラのほうが恐ろしい世界である」と、どうしても思い込むような心理を作り上げてしまっています。

それは、お金の見掛け上の数字が大きければいい、という話に過ぎません。私達は、完全にそう信じ込まされているだけで、そうした洗脳がマネーサプライ制度の本質だということです。

支配者はリアリティを作る、という話を先に述べました。今日本を席捲している外資のハゲタカファンド、或いは投資銀行に勤め、「俺の年収は凄い」と自画自賛している日本人は、こうしたマネー経済の作られたリアリティの虜になり、更なる奴隷を生み出そうと死に物狂いで働いています。実際は、もしマネーサプライが無ければ、我々は遥かに裕福な生活をしているはずなのに、です。≫≫

〔資料〕準備預金制度:準備率と運用 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%96%E5%82%99%E9%A0%90%E9%87%91%E5%88%B6%E5%BA%A6

〔資料〕財政赤字、銀行、マネーサプライについて人々が知らない7つの真実 By Mike Adams - NaturalNews.com 2011年8月2日
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/602/


■「勤倹貯蓄」が招く悲劇

≪≪その結果、何が起こるでしょうか。

郵便貯金で国債を購入し、その資金で財務省証券が購入されるというルートによってアメリカ財務省に吸い上げられた皆さんの郵便貯金が、FRBを通じてアメリカ国内の信用創造で何百倍にも膨れ上がり、その資金がハゲタカファンドに流れ込んで、日本の土地や企業を買い漁っていきます〔※『日本のゆくえアジアのゆくえ』より【図30・31・32A・32B・32C・33・34】『私物国家』より【日本人の個人金融資産(96年12月31日現在) 日銀統計】〕。

〔※補足~「FRB」「FRS」という略称について:連邦準備制度 Federal Reserve System(FRS)、連邦準備制度理事会 Board of Governors of the Federal Reserve System(FRS)/Federal Reserve Board of Governors(FRB)、12の地区連銀である連邦準備銀行 Federal Reserve Banks(FRB)。尚、日経・CSISバーチャル・シンクタンクのウェブサイトでは、連邦準備制度理事会 Board of Governors of the Federal Reserve System(FRS)としている〕

銀行預金にしても同じことが言えます。元々日本人のお金だったものが、預金の運用先が海外金融商品になることでいつの間にか海外の投資家が自由に使える1000倍のお金に変わり、そのお金で日本人が持っている資産を持っていかれるわけです。つまり、お金も、日本に固有の資産も、奪われるのです。

例えば、仮に「自分の親は実家だけでなくもう一軒家を持ちそれを貸しているし、結婚相手の実家も同様だ。合計で4軒の家があり、将来的に自分達が暮らす不動産には困らない」というような人がいたとします。確かに、少子化と核家族化で、将来的に日本人が暮らす為のマイホームの絶対数が余る時代がやって来るかのように感じられますが、これは大いなる誤解と言わなくてはなりません。

何故なら、そのマイホームはその時既に外資の所有物になっているはずだからです。日本人がせっせと貯めた貯金が海外に流れ、それが100倍、1000倍になって日本に返って来て、そのお金で日本の土地や建物が買われている。それは近い将来起こることではなく、既に東京・六本木などで現実に起こっていることです。私達が貯蓄したお金が、まさにこのような結果を招いています。

このように、今起こりつつあることは、勤倹貯蓄に励んだことが、自分の資産をごっそり奪っていくという、極めて深刻な事態です。これ以上に屈辱的な奴隷化が、国際経済の中でかつてあったでしょうか。だからこそ、私は、貯金を即刻止めるべきだと言っているのです。≫≫


■国債の購入で預貯金は目減りする

≪≪日本を支配する薩長勢力の一部は、恐らくこのことを早くから理解していたはずです。

例えば、竹中平蔵(1951-)元大臣が推進した郵政民営化のスキームは、明らかに郵貯の丸取りプロジェクトだったと言えます。国民の目からが隠されていましたが、郵貯を民営化して、そっくりそのまま外資に持たせる、その意図が見え見えでした。つまり、2000年、日本長期信用銀行を外資に売った時と同じルールに則(のっと)ってやる、ということでしょう。

ところが、これにはさすがの官僚達も抵抗したのでしょう。独立行政法人の管理機構を作り、少なくとも貯金そのものを譲り渡すことはしませんでした。その為の法律まで作り、そこに「国債以外は買えない」と明記しました。

大したものだ、よくそこまで抵抗したよ、という感じですが、それは即(すなわ)ち「アメリカに郵貯を渡してしまったら絶体絶命だ」という裏事情を、図らずも雄弁に物語る抵抗でもあったわけですが。何しろ官僚の利権そのものである特別会計200兆円の原資を丸々持って行かれてしまうリスクを彼らがよく解っていたということです。

もう1つ、2007年3月期導入の新BIS規制に対しても、それが罠であることを感じ取ったのか、官僚達は少なからず抵抗しました。

新BIS規制に従うと、相場によって金利が変動する国債は、市中金利との逆ザヤが生じる可能性があり、リスク商品ということになります。だから、国債をも厳格に査定しなくてはならないということになるわけですが、それに対して官僚は「ゆうちょ銀行は、貸し出していないのでそのケースには当らない」と突っぱねようとしたのです。

その時の官僚の理屈は、こうです。



《新BIS規制がリスクと言う時、それは預金者保護を目的としている。貸し出しをする側のリスクだと解釈出来る。そうしてみると、郵貯は事実上、貸し出しをしていない。何故なら、郵貯は全て国の特別会計に組み入れられているからだ。お金を貸していない銀行であるゆうちょ銀行に、新BIS規制のリスク要因を当て嵌める必要はない》



郵貯は実際にはお金を貸し出しています。個人でも、郵貯からお金を借りることは出来るのですが、銀行のように人からお金を集めて、準備率で1000倍にも増やして貸し出すということは今のところやっていません。彼らは、それを強調したわけです。しかし、そんな理屈はいとも簡単に破られてしまいます。

第1に、そんな銀行が民間銀行になったら、直ぐ潰れます。銀行法により堂々と利用可能な準備制度を利用せず、また、預金利回りより有利な運用の出来ない銀行はアウトです。

第2に、論理がなっていません。貸出先にお金を貸していないことが問題なのではなく、新BIS規制では、預貯金が目減りするリスクを問題にしているのです。貸し出していようがなかろうが、リスクはリスクなのです。このことは次章で述べますが、国債を購入することで、実際預貯金は目減りするのです。

第3に、国債を購入するということは、国に貸し出しをしているということです。その日本という国は借金800兆円の債務超過の国です。貸し倒れリスク計算をするのは当然のことです。「ゆうちょ銀行は貸し出していないので、新BIS規制は当らない」という日本政府の言い分は子供騙しのレベルでBISには通用しないでしょう。

恐らく、政府官僚がこう発言したのは、これしかないという確信犯であったのだと思います。虚しいことに、こうした抵抗も、ゆうちょ銀行完全民営化までのささやかな抵抗に終ります。ゆうちょ銀行は今後2009年に株式上場というスケジュールを控えていますから、日本国債の暴落という問題は、時限爆弾として依然、時を刻み続けているわけです。

政府保証債と赤字国債の残高は、財務省のホームページではおよそ600兆円とあります。税収が50兆円に満たない国で、年々借金を増やしていながらこの残高です。返せるわけがありません。そしてそれは全て、日本国民の預貯金が買っている国債の総額です。決して日本国民が直接買っている国債の総額ではありません。

政府はここぞとばかりに個人向け国債をPRし、さも国民が買っているかのように見せ掛けています。国債を個人に引き受けさせてしまおうというスキームも既に俎上(そじょう)に上(のぼ)っています。今時、表面利率がせいぜい1%台の金融商品を買う個人など、何処を探してもいないのです。もしいたとしても、それは騙されてしまった一部の国民というに過ぎないのです。

郵政民営化と新BIS規制――。

この2つの仕掛けによって、ゆうちょ銀行の貯金がアメリカの財務省証券、もしくはアメリカの投資銀行が仕掛けた海外金融商品に換わる日は、もう直ぐそこです。そして、日本という国は、国債の消化が出来なくなり、国債相場の暴落の日をひたすら待つだけだと言えます。

そして何よりも、一般会計と特別会計合わせて実質300兆円という日本の国家予算の原資の3分の2である200兆円が無くなるということです。国家は破産し、民間は大不況となり、国民はハイパーインフレ Hyper Inflation に窮するでしょう。≫≫


■更なる奴隷国家へ

日本がIMF(国際通貨基金)の管理下に置かれることを、臆面もなく話題にする政治家や官僚も既に出始めました。確かにこのまま行けば遅くとも5年以内に、日本がIMF管理下に置かれることは、先ず間違いありません。日本はもはや債務超過であり、その問題を先送りすることも出来なくなりましたから、当然のことです。郵政民営化でこれが決定的になりました。

日本がIMF管理下に置かれるということは、政治的に独立国ではなかった日本が、経済的にも独立国ではなくなるということです。

その結果、既にIMFの管理下に置かれた韓国と同様、極端な外資の導入、企業の徹底的な再編が待っているということです。韓国はそうした社会、経済改革を行って一時はV字回復を遂げましたが、その後、数々の改革の矛盾に直面し、経済状況は悪化、雇用面でも大きな不安を抱えたまま、先の大統領選挙を迎えました。

日本の場合にも言えますが、財政破綻寸前の状況が露呈するわけですから、それが茨の道であることに間違いはないのです〔※『日本のゆくえアジアのゆくえ』より【図32A・32B・32C・34・47A・47B・47C・48・49・50A・50B】〕。

そこで、私達は何をどうすればいいのでしょうか?見せ掛けのマネー経済に踊らされる奴隷から、自らを解放する為に、次章ではこの問題をもう少し深く掘り下げてみましょう。

〔資料〕如何にして富が世界に貧困を齎すのか By Michael Parenti - Anti-Rothschild Alliance
http://rothschild.ehoh.net/material/12.html

〔資料〕貧困と飢餓が起こる真の原因構造(世銀が貧困と飢餓を拡大させた) - にほん民族解放戦線 2008年10月2日
http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/21a36493c36282262689f2221bb30bf2

〔資料〕アジア通貨危機 Asian Financial Crisis - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%80%9A%E8%B2%A8%E5%8D%B1%E6%A9%9F

〔資料〕韓国の経済どうなる?1~IMFの介入により、外資に乗っ取られた国内企業・金融機関~ - 金貸しは、国家を相手に金を貸す 2008年11月5日
http://www.financial-j.net/blog/2008/11/000724.html

〔資料〕韓国の経済どうなる?2~紙幣を刷る中央銀行が赤字?~ - 金貸しは、国家を相手に金を貸す 2008年11月20日 ※大手7行の株主保有構造
http://www.financial-j.com/blog/2008/11/000730.html

〔資料〕韓国証券市場 外国人の保有分が33.3%に上昇 - 聯合ニュース 2012年7月15日
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/02/10/0200000000AJP20120210000900882.HTML

http://d.hatena.ne.jp/vnasoinvro/20100808/1281254601

〔資料〕朴 槿恵(1952-) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E6%A7%BF%E6%81%B5

http://www.afpbb.com/article/politics/2888832/9234879

〔資料〕≪苫米地英人 著『現代版 魔女の鉄槌』 より抜粋(12)≫|MelancholiaⅠ ※朦朧会見とIMF9兆円融資の真相、消費税増税―IMF=財務省
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11284541707.html

〔動画〕第180回国会 参議院予算委員会 第22回 2012年7月10日 森ゆうこ・国民の生活が第一議員の質疑 - YouTube [17分44秒] ※IMFへの融資額について
http://www.youtube.com/watch?v=l5HvhsYqLQg

〔資料〕日本の借金時計 - team-nippon 平山 誠
http://www.team-nippon.com/

〔資料〕野田総理(松下政経塾第1期生)は、IMFの要求通り消費税を上げる - 国際金融と日本 2012年4月1日
http://zaiseijapan.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

〔資料〕消費税増税、IMFからのお墨付き? - 「生きる権利、生きる自由、いのち」が危ない! 2012年1月25日
http://ameblo.jp/hirumemuti/entry-11145542277.html

※消費税増税の先にあるもの
http://9300.teacup.com/donannto/bbs/1481


     ◇


〔資料〕インタビュー #251 新自由主義は、人間の尊厳をかえりみない By 斎藤貴男 - MAMMO.TV ※重要
http://www.mammo.tv/interview/archives/no251.html

〔資料〕≪斎藤貴男 著『消費税のカラクリ』 第3章 消費者が知らない消費税の仕組み、他 より抜粋(4~11)≫|MelancholiaⅠ ※小泉純一郎・竹中平蔵らによる「構造改革」の正体、竹中平蔵の正体、(対日)年次改革要望書、松下政経塾の正体、MRA、郵政民営化研究会、郵政選挙と広告代理店(BBDOとFleishman-HillardはロックフェラーのOmnicom Group Inc.傘下企業)、他
http://arsmagna2.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

〔資料〕≪宋 鴻兵 著『通貨戦争―影の支配者たちは世界統一通貨をめざす』 より抜粋(20)≫|MelancholiaⅠ ※郵政民営化「運用委託」
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11028633661.html

〔資料〕≪「対日年次改革要望書」とTPP:日本語翻訳 PDFファイル(1996年~2011年)≫ ※東北大震災、福島原発事故、TPP、余りにも出来過ぎた一連の流れ、【国会質疑の中で取り上げられた「(対日)年次改革要望書」 両院会議録記述一覧(43件)】
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11066706411.html

〔資料〕売れない米国債を購入したゆうちょ銀行 - 世界の真実の姿を求めて!2010年7月15日
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/130.html

http://members.jcom.home.ne.jp/u33/i%20think%20091123urenai%20beikokusai.htm

〔資料〕≪広瀬 隆 著『赤い楯』 第4章 最後の隠れ家:5「スイス銀行の金庫」、他 より抜粋(21~22)≫|MelancholiaⅠ ※The Basel Club、日本を“狙い撃ち”した「BIS規制」の嘘、他
http://arsmagna.jimdo.com/melancholiaⅠ-roentgenium-資料保管庫-目次/

〔資料〕竹中平蔵「日銀は変化球やめ国債購入の直球投げよ」 vs. 白川方明「際限ない国債買い入れは制御不能なインフレ招く」 - 園田義明めも。 2012年4月22日
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/04/22/6421833

〔資料〕やさしいデリバティブ 目次 - 知るぽると 金融広報中央委員会
http://www.shiruporuto.jp/finance/kinyu/deriv/index.html

〔資料〕国際決済銀行 Bank for International Settlements(BIS):BaselⅡAccord(新BIS規制) - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Bank_for_International_Settlements

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B1%BA%E6%B8%88%E9%8A%80%E8%A1%8C

〔資料〕Banking:The Basel Club - TIME 1963年6月23日
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,839561,00.html

〔資料〕Google books - 東谷 暁 著『BIS規制の嘘―日本と世界の金融危機を招いた元凶』(PHP研究所 2009年刊行)
http://books.google.co.jp/books?id=wF2iDgVM3BIC&printsec=frontcover&hl=ja&source=gbs_ge_summary_r&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false

〔資料〕≪苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 より抜粋(1)≫|MelancholiaⅠ ※添付資料全般。日経・CSISバーチャル・シンクタンク―FRS・CIA、消費税増税の先にあるもの、経団連の政策提言、法人税の減収額と消費税税収の推移、他
http://ameblo.jp/antibizwog/entry-11279468141.html

〔資料〕外国人持ち株比率ベスト100 999銘柄(常時更新) - StockWeather 個人投資家向け投資・株式情報 ※外国人持ち株比率が高く、法人税もろくに納めない経団連のグローバル企業は“日本企業”と呼べるのか?
http://www.stockboard.jp/flash/sel/?sel=sel533

http://stockboard.jp/flash/ranking.html


     ◇


(7頁へ続く)

(6頁からの続き)


〔苫米地英人 著『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』 第4章 経済で行われる洗脳テクニック より P.138-P.190〕


■銀行に現金は無い

≪≪通帳に1000万円、2000万円と記載されているので、「私の1000万円、いま欲しいんだけど」と銀行の窓口で申し出ても、現金は絶対に下ろせません。無い、のです。

私は幾つかの会社を経営してます。その為、1000万円クラスの取引をしなくてはならないことがありますが、当日に現金が必要になっても、絶対に無いのです。その時、銀行員が言う言葉は「最低でも前日に仰(おっしゃ)って下さい」。

給料日の集中する毎月25日など特別な日は、さすがに銀行も現金を用意しています。しかし、如何に都市銀行と言えども、普段の日にそれを期待しても無駄なのです。「前日にお知らせ頂ければ・・・・・・」と言うのであれば、「私の普通預金、いつから通知預金になったんでしょう。当然、利率は通知預金のほうが高いんですよね」と一発かまして、利率の変更を要求しなくてはならないような事態です。

つまり、1000万円と言っても、口座にそれが「入っている」のではなく、通帳に1000万円と「書いてある」だけのことなのです。

皆さんが5000万円のローンを組んで不動産を買うとします。銀行は不動産に抵当権を設定する手続きを行い、皆さんの通帳に5000万円と数字を書きます。これで5000万円の借金が生れます。それを銀行小切手か振り込みで売り手の口座に入金するわけですが、その時も売り手の通帳に5000万円という数字が印字され、皆さんの口座の数字がゼロになるわけです。この間、現金は一度も動きません。

5000万円の現金を下ろすことなどありませんが、それを紙で行おうとした場合、銀行手形か小切手です。便利かも知れませんが、それは現金ではなく、ただ5000万円と書いてある紙っぺらです。それを何処かに持って行って、相手に渡す。この間、現金である円は一度として動かないのです。もちろん、現金振り込みでも同様です。

何故、こんなことを述べるかと言うと、現金は無い、そのことを強調する為です。現金は実際、そんなに無い、のです。


■マネーサプライとGDP成長の嘘

このことは、マネーサプライ Money Supply(通貨供給量)/マネーストック Money Stock(通貨残高)の実態を如実に表している現象だと考えます。

マネーサプライは、信用の合計であり、借金の合計です。ですから、バーチャルにどんどん増えていきます。通帳に書いているだけで、マネーサプライは伸びるのです。つまりマネーサプライは、物理空間ではなく、情報空間の概念ということです。対して、よく問題にされるGDP(国内総生産)は、物理空間における生産の増大を表す概念です。

普通は、マネーサプライとGDPの伸びは相関関係にあり、GDPの成長に伴ってマネーサプライも伸びるとされています。私達の通帳に書いてある数字、つまり貯蓄についても、それが伸びるとGDPの成長に大いに貢献すると解釈されているわけです。

ところが、ここに嘘があるのです。

GDP成長の源泉は、生産性の向上もありますが、基本的に人口が増えないことには成長を続けることが出来ません。実際、自殺により年間1兆円のGDPが失われているという統計があるくらいです。日本は、今後100年以上にわたる人口減少社会に突入していますから、GDPは基本的にマイナス成長です。

かつて、日本が経済成長を更新し続けていた時、度々問題にされながらも、インフレは国民生活を致命的に圧迫することはありませんでした。何故なら毎年、インフレに見合うような賃上げが必ず行われ、その度に国民は胸を撫で下ろすことが出来たからです。もちろん、当時にしても、インフレ率を完全にカバーするだけの収入増が齎(もたら)されたはずはないのですが。

現代はどうかと言うと、収入は一部の大企業を除いて低く抑えられ、賃上げについても、永らく据え置かれている状態です。そういう中で、インフレだけは進行しています。日本は運良くGDPが成長している為、この実感が急激には感じられていないだけです。

つまりマネーサプライは、GDPの伸びとは無関係に生み出されているということです。ですから、マネーサプライが伸びているか、伸び悩んでいるかでは、経済の好不調は測れないわけです。

私はよく、マネーサプライなんかやめてしまえ、と言っています。その理由は、1つには既にマネーサプライがGDPの成長に役立たなくなっていること、もう1つはマネーサプライという概念がいつまでも大手を振って罷(まか)り通っているからこそ、国民の悪戯(いたずら)な貯蓄行動を助長することになると考えるからです。

貯蓄が自分で自分の首を絞める結果を齎(もたら)すということについては、既に書いた通りです。≫≫


■個人資産はインフレと共に目減りする

・・・・・・・・・・・・・


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天皇財閥を温存させ税金などを米国債で還元させる米の企み

渋沢栄一記念財団 渋沢栄一 / 渋沢栄一関連会社社名変遷図
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/




三菱グループ


旭硝子 キリンホールディングス JXホールディングス
東京海上日動火災保険 ニコン 日本郵船
ピーエス三菱 三菱アルミニウム 三菱化学
三菱化工機 三菱ガス化学 三菱地所
三菱自動車工業 三菱重工業 三菱樹脂
三菱商事 三菱製鋼 三菱製紙
三菱倉庫 三菱総合研究所 三菱電機
三菱東京UFJ銀行 三菱ふそうトラック・バス 三菱マテリアル
三菱UFJ証券ホールディングス 三菱UFJ信託銀行 三菱レイヨン
明治安田生命保険
三菱関連団体/その他






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ツイートテレビからのお願い


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服部順治 ‏ @JunjiHattori

原発再稼動を停めようと佐賀県庁にのりこんだ山本太郎さんを
刑事訴訟した京都の行政書士の方が
なぜか半年近くも経った今頃、下記のビデオを見て、
その行政書士は幸福の科学の信者ではない、とのことで
「名誉毀損及び名誉感情侵害行為」で
慰謝料 45万700円を支払うように
こんどは私を訴えてきました。
(^_^;)

どうも小沢一郎さんと市民との対話という番組に出て
「裁判所もおかしい」と言った直後に告発している感じです。
(^_^;)

この行政書士と戦うためにも
裁判の費用が必要です。
左記の寄付欄より、
みなさんからのご支援をよろしくお願いいたします。


口座名 ツイートテレビ

■郵便局からの振込みの場合
口座 ゆうちょ銀行
記号 10090 
番号 98084911

■銀行からの振込みの場合
口座 ゆうちょ銀行
店番 008 普通預金
口座番号 9808491







ツイートテレビの中継/取材/講演などの要請の場合

 ツイートテレビもこれからUSTREAM中継やこのようなツイートテレビのやり方、ブログの作り方などのお話をさせてもらったり、取材要請があれば内容に応じてUSTREAM中継などもやってここで紹介させていただこうと思います。
 2人いっしょで中継時間、講演時間1時間あたり3000円で、実費の交通費も別にいただければありがたいかと思います。
 ツイートテレビのホームページのコメント欄で非公開コメントにチェックを入れていただき、メールアドレスや取材場所、時間(できれば午後3時以降)、お話の内容などを書いて送信していただければ、ご相談に応じます。
 よろしくお願いいたします。






主に日本の話題の元ネタ(^_^;)
歴史の真実の宝庫:八切止夫デジタル無料作品集
(次世代の人達と共有し戦争を繰り返さないために)

http://rekishi.info/library/yagiri/scrn1.cgi

東京新聞(日本で一番、真実を伝えてくれる新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/
クーリエ・ジャポン(日本のメディアは本当のことを言ってくれない、っていい宣伝文句だけど疑いながらチェック(^_^;))
http://courrier-japon.net/
阿修羅掲示板 拍手ランキング (24時間) (愛国者を気取る感情的なネット右翼や工作員などのコメントは除く(^_^;))
http://www.asyura.us/hks/ranking_list.php?term=1
オリーブニュース
http://www.olivenews.net/v3/
政治ブログ 注目記事ランキング(幸福の科学や創価学会など統一教会系は除く(^_^;))
http://politics.blogmura.com/ranking_entry.html

杉並からの情報発信です
http://blog.goo.ne.jp/yampr7

BLOGOS 意見をつなぐ、日本が変わる。
http://blogos.com/

ざまあみやがれい!
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/

子どもを守ろう
http://savechild.net/

金融マフィアの意向を知ることができる主なマスコミ
サンケイニュース(元は産業経済新聞より財界や自民党、アメリカ ロックフェラー(統一教会)の意向(^_^;))
http://sankei.jp.msn.com/
読売ニュース(元は正力オーナーで戦犯で死刑確定をアメリカ側のCIAに協力することで無罪で釈放:アメリカの意向(^_^;))
http://www.yomiuri.co.jp/
毎日新聞ニュース(創価学会の聖教新聞をメインで印刷しているため創価学会の意向:統一教会の仏教部よりアメリカの意向(^_^;))
http://mainichi.jp/
NHKニュース(政府、官僚(アメリカ)側の意向を反映している:結局、アメリカの意向(^_^;))
http://www3.nhk.or.jp/news/



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世界の報道:話題の元ネタ(^_^;)

田中宇の国際ニュース解説
http://tanakanews.com/


デモクラシーナウ(市民サイドに近いアメリカのメディアでアメリカを中心に世界の市民の今を伝える )
http://democracynow.jp/

シリア国営ニュース SANA
http://sana.sy/index_eng.html
シリアニューズ(シリアからの情報 なるべく新しい情報ならこのツイッター情報
http://www.syrianews.cc/

日本語イラン ラジオ(アメリカ、ヨーロッパの負の側面を日本語で解説するイラン側のメディア:盲信はしない(^_^;))
http://japanese.irib.ir/


新唐人テレビ日本(アメリカ、香港の人たちから見た独立系中国テレビ:客観的に中国はもちろんアメリカも見れる(^_^;))
http://www.ntdtv.jp/

人民日報日本語版(中国から見た、日本の政治社会状況などがよくわかる(^_^;))
http://japanese.china.org.cn/

中国国際放送 日本語版(アメリカ、ヨーロッパの負の側面を日本語で解説する中国側のメディア:盲信はしない(^_^;))
http://japanese.cri.cn/index.htm

ロシアの声 日本語版(ロシアの国営放送で建前としてのロシアの現状がよくわかる:盲信はしない(^_^;))
http://japanese.ruvr.ru/

ロシア トゥデイ Russia Today(アメリカ、ヨーロッパの負の側面を抉り出して見せてくれるロシア側のメディア:盲信はしない(^_^;))
http://rt.com/

Dprogram.net(従来のプロパガンダに対抗するためのサイトでプログラムで縛られた人を解放する? (^_^;))
http://dprogram.net/




動画リンク
アメリカの「ウォール街を占拠せよ!=Occupy WallStreet」の理解のため




おすすめのガイガーカウンター(線量計) 

2011年12月以降だとエステー化学のエアカウンターがいいようだ。(群馬大学の早川教授もおすすめ(^_^;)

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